元婚約者だったお兄様が後悔したと私に言ってくるのですが…

クロユキ

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ジョルジュの告白⑤

ジョルジュが自分が決めた恋をしたいと親達は聞き何も言えずにいた。
「……いつから…いつから、お前達は…付き合っていた…」
ジョルジュとセレナーデはお互いの顔を見てジョルジュは父親に言った。
「……二年……だと思う……」
「二年!?お前は二年も私達に何も言わずオリビアも……」
「……言わなくてはと何度も言いかけたけど…言えなかった…彼女と付き合うと言うだけで怒られると思ったから…友達は彼女が出来たと両親に話しをしたら喜んでくれたと聞いた時…羨ましかった…僕は、彼女が出来たと父さん達に話しをするだけで怒られるのが分かっていたから……どうして僕だけ皆と違うんだと友達が羨ましかった…」
「……」
「……」
「……」
「……」
親達は、ジョルジュの話しを聞いて何も言えずにいた。
「……昨日、披露宴会場でジョルジュからオリビアとの婚約を取り消したいと言われた時、ジョルジュの側にはこちらのお嬢さんが立っていた…二人を見て私達は、オリビアとの婚約破棄を認めた」
「……」
オリビアの父親ベルナールからの話しをジョルジュの父親カルロスは黙って聞いていた。
「…ジョルジュから婚約破棄をと聞いた時私も怒っていた…オリビアがいるのに何故裏切ったと私もカルロスと同じようにジョルジュを怒った……だが、ジョルジュの正直な話しを聞くとオリビアとの婚約破棄を認めようと思った…私もカルロスお前も妻とは普通に恋をして一緒になった…私達は、親友同士で決めた自分達の子供の将来を縛っていたのかもしれない…私達は、ジョルジュとオリビアの婚約破棄を認めた…オリビアも好きになった人と一緒にいる方が幸せだと思った…」
「……」
ジョルジュの父親カルロスは、オリビアの父親のベルナールの話しを聞いて目を閉じていた。





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