元婚約者だったお兄様が後悔したと私に言ってくるのですが…

クロユキ

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親友には話せない過去

「ジョルジュ君ってお母様似なのね美人で驚いたわ」
「お父様も紳士的で素敵ね」
「ハハハハ、父さんと母さんに褒めていたと言っておくよ」
「俺も昨日ジョルジュの父さんから疲れていないか?何か困った事があれば遠慮なく言いなさいと気遣ってくれてさ、なんかジョルジュを見ている感じだった」
「世話好きな所があるんだ父さんは…」
ふと…ジョルジュは、父親のカルロスがオリビアを抱き抱える姿を見て自分も父親から支えて貰いオリビアを抱っこをして一緒に遊んでいた頃を思い出していた。
「……」
昨日は、二年ぶりに会ったオリビアと話しをする事もなくそのまま別れてしまった…自分を呼ぶ名前も少し変わりジョルジュは少し寂しさを感じていた。
今日、学園に行く事を知らせていないオリビアに会えるのを楽しみにしていた。
「ジョルジュ君思い出し笑い?」
「えっ!?」
「えっ、何を思い出していたの?」
「あ…」
女子二人が笑みを見せてジョルジュを見ていた。
「街を皆で見て回った後に僕が通っていた学園に行くのが楽しみで思い出していたんだ」
「えっ!?ジョルジュ君が通っていた学園!?」
「良いわね、楽しみ」
「でもさ、ジョルジュを知ってる高学生とかいないんじゃないのか?」
「…小学にいるよ、昨日会っただろう?」
「昨日……ああ、おじさんの子供の女の子か?」
「ああ、今日僕達が来るのを知らないはずだよ」
「その女の子、ジョルジュ君の親戚の子?」
「父さんの親友の子だよ…僕達はずっと一緒だったんだ…でも…」
「でも?」
「いや、なんでも無い…もうすぐ街だよ」
「本当だーっ!」
「わあっ、楽しみ」
「よし、食うぞ」
「ハハハハ…」
ジョルジュは、途中でオリビアの話しを止めた…小学の頃からの元婚約者だったとは皆には言えなかった。







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