元婚約者だったお兄様が後悔したと私に言ってくるのですが…

クロユキ

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ジョルジュの報告

「……オリビアに後から会いに行っても良いですか?」
「ああ、オリビアも喜ぶよ。婚約者のロイド君とは初めて会うのかな?」
「はい…彼とも会いたいと思っていました…」
ジョルジュは笑みを見せ客室へと向かった。
「ジョルジュ君が先生に成るなんてオリビアも喜んでいたの学園でまた会えるからと」
「暫くは見習いの先生です」
「科目は?」
「国語です」
「そうか、オリビアが話していたジョルジュが数学の先生だったらどうしょうと話していたんだ」
「オリビアは、数学が苦手でしたね」
ジョルジュは、オリビアと一緒に勉強をしていた頃を思い出していた。
「……おじさんとおばさんに話があります…」
「もしかして、結婚が早く成ったとか?セレナーデさんと離れての生活が長かったからな」
「……いえ、結婚の話しではありません…」
「そうなの?」
ジョルジュは、オリビアの両親を見て重い口を開いた。
「……セレナーデと別れる事に成りました…」
「えっ……」
「……セレナーデさんと…別れる…とは、婚約破棄をしたと……」
「……はい……」
オリビアの両親はお互い驚いた顔でジョルジュを見ていた。
「な…何故婚約破棄をしたの?セレナーデさんとは仲が良かったじゃないの…」
「……」
「……もしかして…大学生活の事が問題なのか?…お父さん達から話しは聞いていた…」
「……それもあります…彼女が不安に成るのを考えていませんでした…僕達は結婚をするからそれまではお互い自由に生活をすれば良いと…僕はそう思っていました……」
「でも、婚約を取り消さなくても話し合いをすれば……」
「……彼女に……彼氏がいたのです……」
「は!?」
「えっ!?」
「……僕が…大学にまだいました時からセレナーデは…相手は同級生でした…付き合い始めて一年だと聞きました……」
オリビアの両親は驚き声が出なかった。
「…彼女を一人にしていた僕のせいでもあるんです…僕は、彼女に婚約を取り消す話しをしました…もうセレナーデは後戻りが出来なく成っていたのです…」
「な……」
「……この事は…お父さん達に話しをしたのか?」
「…いえ、彼女と別れてから真っ直ぐおじさん達の屋敷へ来ました」
「そうか……」
「…おじさん達には迷惑を掛けました…」
「迷惑など思っていない…お父さん達にも話しをしなくてはな」
「はい…あっ…オリビアに会いに行っても良いですか?」
「ああ、君が来て喜ぶよ」
ジョルジュは、微笑み客室を出て行った。
オリビアの両親は暫く黙ったままだった。






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