私は別に構いません

クロユキ

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ジルベルトの離婚④

「ああああ~~っ!!」
「マリアンナ!?」
マリアンナは、離婚届けに名前を書き泣き崩れてしまった。
「……」
ジルベルトは、隣で涙を流して後悔をする妻のマリアンナを見てジルベルトはソファーから立ち上がった時ガシッとマリアンナがジルベルトの手を握り締めた。
「お願い…旦那様……もう一度私と一緒になって……貴方と別れるなんて……お願いします……旦那様……」
「……」
化粧をしていたマリアンナの顔は崩れ落ち…涙でグシャグシャになりながらもジルベルトと分かれないと声に出し両手でジルベルトの手を握り締めていた。
「その手を離さないか…もうお前達は離婚の手続きをしたんだ…お前はこれから罪を償わなければならない……」
「お……お父様……」
マリアンナはジルベルトの手を離した。
「……荷物はメイドに頼むと良い……」
「あ……あ……」
ジルベルトは、マリアンナに話しを終えると部屋を出た。
「……私達も行こう……」
「ええ……すみません、私達はこれで失礼します…」
「あ……む、娘が……申し訳御座いませんでした…」
「お詫びにお伺い致します……」
「いえ…これは息子夫婦の問題ですから……手続きも終わりました……マリアンナさんには残念ですが…息子とは縁を切らせて貰います……」
「お……お義父様…?……ま、待ってください……」
「マリアンナさん…貴族の噂がおさまるまで外出はしない方が良いわ……今までありがとう……」
「お、お義母様!?」
マリアンナは、夫のジルベルトだけでなく夫の両親からも自分の元を離れるとは思わなかった。
「ああああ~~っ!!」

『ジルベルト…これは…』
『婚約指輪だけど…まだ俺の稼いだ金でしか買えなかったけど…受け取ってくれないか?』
『嬉しい…愛しているわ…ジルベルト』
『俺も愛している…マリアンナ…』

愛を誓った二人が終わった。





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