私は別に構いません

クロユキ

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離婚をしてからのその後③

「……ライラさんには……」
「……ライラには話していない…俺達は別れてから会っていない……会いたいと…店へ何度も行った…駄目だと思いながらも外から窓を通して仕事をする彼女を見ていた……別れてからも…ライラに会いたいなんて……」
ボタボタとフランクの目から涙が流れ落ちていた。
「……お前が出て行けばライラさんにも……」
「……ライラには幸せになって欲しい……俺のせいでライラは結婚する事も出来ない……」
「……噂など…直ぐに消える……」
フランクは、手で涙を拭いジルベルトの顔を見てお願いをした。
「……ライラを……お前にお願いしたいんだ……」
「……それは……」
「……ライラと一緒に成ってくれないか…」
「!」
「…お前ならライラを幸せにしてくれる……俺が叶える事が出来なかった事を……お前に……」
「泣くなら何故彼女を幸せにしなかった…俺はまだお前を許していない……マリアンナもお前も……」
「う……ううっ……もう…俺には…ライラを幸せにする事が出来ないんだ……お前に……」
ライラと別れてから夢を見るようになった…一緒に仕事をする姿に時々は喧嘩をして…自分とライラの側に子供が一緒にいる夢を見ていた…目を覚まして夢なんだと肩を落とすのが辛かった。
フランクは、ジルベルトに話しを終え屋敷を出ようとした。
「……お前がもしこの地に帰って来た時は……お前と会う事は無いだろう……」
「……ありがとう……ジルベルト……」
ジルベルトは、フランクの後ろ姿が見えなくなるまで見ていた…これが親友で幼馴染みだったフランクと会えないかもしれないと……
数日後、フランクの両親が謝罪とフランクが屋敷を出た話しをした…何処へ行くのか行き先も知らないと……
「……最後まで…狡いな……フランク……」




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