呪いの王子ですが何故か構われすぎです…?!

クロユキ

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草花と青い空

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シリウス王子の部屋を出た俺とシリウス王子は、初めて出会った庭に行くことになった
廊下ですれ違う大臣達や王族護衛騎士達と、すれ違う時皆立ち止まり礼をしていた…数名ほどは俺を見てひそひそと話す声も聞こえすれ違いの視線が痛かった
俺が小さくため息をはくとシリウス王子が心配そうに顔を覗かせていた
「具合でも悪いのですか、騎士様…いえ、アルベルト」
まだ俺の名前を呼ぶのがぎこちない感じで、俺は大丈夫ですと答えてあげた
皆の視線は、やはり王子と隣で歩いて行くのはおかしいよな…
「シリウス王子様今わたくしも一緒に王子様の隣で歩いておりますが、後ろにひかえさせてもよろしいですか?」
「え、何故ですか?」
「王子様を護衛する騎士が一緒に歩くのは、おかしいかと思いまして……」
「僕はアルベルトと一緒に歩きたいけど駄目ですか?」
シリウス王子が下から見上げてくる顔が、可愛いいと思えてしまい俺は思わず顔を手で被せ「いえ、一緒に歩かせて頂きます」と
言ってしまった……
「あっ、アルベルト見えて来ました」
王室に向かう廊下までくると、草花が広がりシリウス王子が俺から離れ草花の方へ駆け寄って行った 
俺も廊下の経路から離れシリウス王子がいる所まで歩き風が気持ち良く吹いていた
「シリウス王子様は花が好きですね」
「うん、良い匂いがするから好きだよ」
今日は良い天気だな…空を見上げると青い空が綺麗だった
「シリウス王子様座りましょうか、草が敷物の替わりに成りますよ」
「うん」
俺とシリウス王子は草の上に座り、俺はまた空を見上げ見ていた

『クスクス、空を見上げるのが御好きなのですね』
「ああ、君も好きだろう…エミリア」

「え?アルベルト今……誰の名前なの?」
「え……」

俺は今誰に話をしていたのか分からず、王子と顔を見合せたまま黙っていた……



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