幼なじみと再会したあなたは、私を忘れてしまった。

クロユキ

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胸の苦しみ

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「……」
「……」
何も話して来ない両親達にルシアンとジェニファーは戸惑い椅子に座っても緊張するばかりだった。
『どうしょう…』ルシアンとジェニファーの今の気持ちは考える事は同じだった。
担任の先生がテーブルをはさんで前に立ち両親達に頭を下げた。
「お忙しい時に学校へお越しくださいましてありがとうございます」
「…先生方に、ご迷惑をおかけ致しまして申し訳御座いません…」
「ご迷惑をおかけ致しまして…申し訳御座いません…」
親達も席を立ち担任に深々と頭を下げ、ルシアンとジェニファーも戸惑いながらも席を立ち両親と一緒に頭を下げ、今回の事で謝った。
「おかけください」
ガタガタと両親やルシアンとジェニファー達はまた椅子に座り先生の話しを待った。
「校長先生と教頭先生も後程来られると思います」
「はい…」
「……あの…少しお話しをしても…」
ルシアンの父親が遠慮したように担任へと声をかけた。
「…学校から連絡をいただきまして…呼ばれました理由を先ほど聞いて驚いたのですが…何かの間違いではと思いました…」
ルシアンの父親は担任から学校へ呼ばれた理由をルシアン達が来る前に聞かされ信じていなかった。
「…いえ、間違いではありません本人達にも確認を致しました」
「え…」
「……っ」
ビクッと下を向いたまま顔を上げないルシアンを横から見た父親は『え?』と心の中でも声を出した。
「……ルシアン、お前…ルナさんと付き合っていただろう?」
「……」
「私達の前でルナさんを紹介しただろう?付き合う事を許して欲しいと……」
「……」
「黙っていてはわからないお前、ルナさんといつ別れてジェニファーさんと付き合い始めたんだ!?」
隣で声を上げる父親にルシアンは震え膝の上に置いた手を握り締めた。
「……い…」
「はっきりと言わないか」
「ルナさんとは別れていないんだ…」
「……は?」
「……ルナさんと別れていない僕達は…学校で禁止と言われていた事を…していました……」
ルシアンは父親に打ち明け、息子の話しを聞いた両親は茫然とするばかりで、ルシアンの話しを聞いていたジェニファーも顔を下に向けたまま目には涙を溜めていた。




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