幼なじみと再会したあなたは、私を忘れてしまった。

クロユキ

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ルナの父親⑤

ルナの父親は、ジェニファーの泣くのを見てルシアンへと顔を向けた。
「ルシアン君、君はルナや私達家族そして君の両親に嘘を言ってしまった」
「え…」
「君はルナと交際を始めた時、私達にルナを哀しませないと言ったね…私達は、君の真剣な顔でルナとの交際を認めてくださいと頭を下げた時、良い彼氏が出来て良かったと喜んでいた…それを君はルナを裏切るとは…ルナは…学校の帰りに君達二人が、学校で禁止とされていたのを見てしまったんだ」
「えっ!!」
「あ!」
ルシアンとジェニファーはガタガタと震え真っ青な顔で俯いた。
(…ま、まさか…ルナに見られた!?…だから、ルナのお父さんがいろいろ知って…何を聞いたんだ?何処から…どうしょう…どうしたらいいんだ…)
「君達二人はルナの悪口を話していたと聞いた」
「「!」」
「何を二人で娘の話しをしていたのか聞きたい」
「……」
「……」
「何を話していたのか言えないのか!!」
バン!と机を叩くルナの父親にルシアンとジェニファーは驚きと一緒に目には涙を溜めていた。
「…ピエールさん…落ち着いてください…」
隣に座る教頭先生が興奮する父親を落ち着かせていた。
「も、申し訳御座いません…」
「申し訳御座いません…」
ガタガタと今まで座っていたルシアンの両親、そしてジェニファーの両親が席を立ちルナの父親に謝罪をした。
「あなた方親が謝っても子供が反省するのは今だけでしょう?娘は心に傷を負い学校が行けなくなったのてす…食事も取らない日もありました…やっと私達に勇気を出して話してくれたのが、あなた方の子供が、私の娘の悪口や交際していた者から裏切られた姿を目の前で見た事を涙を流して話してくれたのです」
「……」
「……」
ルシアンとジェニファーは泣いていた…親にも内緒にしていた事が知れ渡り泣き続けた。




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