幼なじみと再会したあなたは、私を忘れてしまった。

クロユキ

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両家の訪問

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「娘のルナは、ルシアン君と別れたのです。幼なじみの彼女と一緒になりたい為にルナを裏切ったのでしょう?」
「そ、それは…」
ルシアンの父親は言葉に詰まり言えなかった。
「もう、謝罪は頂きました。娘は、残りの学校生活を新しい学校でやり直そうとしているのです…もう、娘の事は忘れてくださいとルシアン君にお伝えください」
「……」
「今日は、お越しいただき有り難う御座います」
「……」
『帰って欲しい』ルナの父親の目がそう言っているようでルシアンの父親は、座っていたソファーから立ち上がり両親に頭を下げた。
「……今日は、有り難う御座いました…息子にもルナさんにご迷惑がないように話しを致します…お時間を頂き有り難う御座います…」
ルシアンの父親は、肩を落とし帰って行った。
「はあ~っ…」
ルナの父親は大きなため息を吐いて、まるで落ち込むかのように肩を落としていた。
「お父さん…」
「大丈夫だ…話しをするのがこんなに息苦しいとは思わなかった…」
ルナの両親は、ルシアンの父親に伝わった事を願いもうルナには近付く事はないだろうと母親と一緒に話しをした。
その一時間後、ジェニファーの父親が謝罪に来た。
「……」
「……」
ルナの父親は、不機嫌になっていた両家が打ち合わせでもしたかのように続けて家に来てジェニファーの父親も謝罪をした。
「娘が…ご迷惑をおかけ致しまして申し訳御座いません…娘も反省しております…申し訳御座いませんでした…」
座っていたソファーから立ち上がりルナの両親に頭を下げた。
「もう過去の事です…娘のルナの事は気にせずルシアン君との交際を認めてあげてください」
笑みを見せるルナの父親にジェニファーの父親は目を見開いた。
「……それは…どういう事でしょう…」
「学校でもお話ししました。ルシアン君と娘のルナは別れたのです。娘を持つあなたなら娘の幸せを願うでしょう?愛しています二人の交際を反対する理由はないのでは?」
「……」
「謝罪はいただきました。ルナも今日から新しい学校へ行く事になりました」
「!?あ…新しい学校…あの…転校は本当に…」
ジェニファーの父親は驚いていた。学校でルナの父親が怒りのあまりに『娘は転校をする』と勢いで出た嘘を言ったのだと思った。
「あなたの娘が立場が逆でしたらどう思いますか?」
「!!」
「彼氏が彼女の自分ではない別の女子と浮気をする場面を直接見ましたら耐える事が出来ますか?」
「……っ」
「……転校は…娘が決めた事です…親の私達は、いつもと変わらない娘に戻ってくれたらそれで良いのです…」
「申し訳御座いませんでした…」
「…娘さんにお伝えください、ルシアン君を手離さないようにとお話しください…娘のルナが新しい恋が出来ますように…ルシアン君をお願いします」
「……」
ジェニファーの父親は、何も言えず深々と頭を下げて帰って行った。
「…お父さん…」
「…ズッ…」
鼻を啜る父親に母親は、話しをする父親が辛いのがわかった…学校を卒業してルシアンと結婚する事をルナは両親に将来の話しをしていた…







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