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婚約破棄後…
「あの馬鹿息子がその男爵令嬢と婚約をした」
「……」
「両親もあんなに私達に謝っていたのに爵位は関係ないと言うのね」
私は予想していた通りだと思った…彼のあの顔を見たら彼女を手離す事はしないと思った。
あんなにダニエルの事で泣いていたのに今は彼が誰と婚約をしてもどうでも良いと思うように成っていた。
「レジーナ…お前にこんな事を聞くのは私も気まずいが…確認と思い正直に言って欲しい…」
「え…はい……」
お父様は、真剣な顔をして私に聞いていた。
「……ダニエルと婚約をしてからの間…お前達の関係を知りたい…」
「関係…って……一緒に過ごしての事を言っているの?」
「……ああ……」
私は、思わず「クスッ」と笑ってしまった。
「私の顔が嫌いと言った人が私と一緒に過ごす訳ないじゃない」
「レジーナ…すまない、気分を悪くしないでくれ…これから先お前が縁談するのに知っておかなくては成らない事なんだ…」
「レジーナ…ごめんなさい…大事な事でもあるの」
「……」
ダニエルと婚約をして手を繋ぐ事も…キスをする事も無かった私達は、皆が良く口に出す結婚をしたけれど夫と過ごさなかった『白い結婚』が私には『白い婚約者』と言い換えた方がお似合いだと自分で笑っていた。
お父様もお母様もその事が気に成るのは分かっていた…もし結婚前に子供でも身籠れば未亡人に成ってしまう…そんな事に成れば結婚は難しくなる……私は、そんな事は心配しなくても大丈夫なのだから……今思えば彼と一緒に過ごさなくて良かったと安堵していた。
コンコン!
「失礼します。あの…ルーカス様がおみえに成っております」
「ルーカスさんが?」
私は、また彼に会うなんて考えてもいなかった。
そして、私は彼からの告白に驚いてしまった。
「……」
「両親もあんなに私達に謝っていたのに爵位は関係ないと言うのね」
私は予想していた通りだと思った…彼のあの顔を見たら彼女を手離す事はしないと思った。
あんなにダニエルの事で泣いていたのに今は彼が誰と婚約をしてもどうでも良いと思うように成っていた。
「レジーナ…お前にこんな事を聞くのは私も気まずいが…確認と思い正直に言って欲しい…」
「え…はい……」
お父様は、真剣な顔をして私に聞いていた。
「……ダニエルと婚約をしてからの間…お前達の関係を知りたい…」
「関係…って……一緒に過ごしての事を言っているの?」
「……ああ……」
私は、思わず「クスッ」と笑ってしまった。
「私の顔が嫌いと言った人が私と一緒に過ごす訳ないじゃない」
「レジーナ…すまない、気分を悪くしないでくれ…これから先お前が縁談するのに知っておかなくては成らない事なんだ…」
「レジーナ…ごめんなさい…大事な事でもあるの」
「……」
ダニエルと婚約をして手を繋ぐ事も…キスをする事も無かった私達は、皆が良く口に出す結婚をしたけれど夫と過ごさなかった『白い結婚』が私には『白い婚約者』と言い換えた方がお似合いだと自分で笑っていた。
お父様もお母様もその事が気に成るのは分かっていた…もし結婚前に子供でも身籠れば未亡人に成ってしまう…そんな事に成れば結婚は難しくなる……私は、そんな事は心配しなくても大丈夫なのだから……今思えば彼と一緒に過ごさなくて良かったと安堵していた。
コンコン!
「失礼します。あの…ルーカス様がおみえに成っております」
「ルーカスさんが?」
私は、また彼に会うなんて考えてもいなかった。
そして、私は彼からの告白に驚いてしまった。
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