元婚約者が私の前に現れた…あなたには奥さんがいるでしょう?

クロユキ

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幸せと噂

「まあ、それは婚約指輪?」
お母様が私が指に嵌めている指輪を見て私の手を取って微笑んで聞いていた。
「……今日、婚約指輪と結婚指輪をルーカスさんが…私は指輪は結婚指輪だけで良いと言ったけれど……」
私は戸惑いながら笑顔でお母様に話しをした。
「ルーカスさんが指輪はどちらもと言ったのでしょう?貴女は、ルーカスさんに甘えて良いと思うわ…今は婚約指輪も結婚指輪も揃えるそうよ」
「…甘え……」
私は、今日公園でダニエルとその奥さんの会話を思い出していた…
「……お母様、今日公園にルーカスさんと一緒に行ったの…そしたらダニエルが公園のベンチに座っていたわ…」
「えっ!?何ですって!?彼に会ったの?何もされなかった?」
お母様が驚いた顔で私の手を握り締めルーカスさんと同じ事を言っているのが可笑しくて…私に興味がない人が何もする事ないのにと私の手を握り締めるお母様の手の上にもう片方の手を重ねた。
「彼を見ただけなの…それに奥さんがいたから私には気付かなくて行ったわ」
「そうなの?それなら良いけれど…貴女がイヤな事を思い出さないか心配だったの…」
「お母様…私なら大丈夫よ、私にはルーカスさんが側に居てくれるから…もう彼の事で泣いたりしないわ」
「レジーナ…」
それからダニエルとは、あの公園で会って以来彼の姿を見る事はなく私はダニエルの事を忘れていた。
ルーカスさんとの式が近付いた頃私は友達と一緒に庭園でお茶を楽しんでいた。
「結婚おめでとう、もうすぐレジーナも奥様になるのね」
「ありがとう…結婚する日が来るなんて思わなかった」
「ねえ、ねえ、婚約指輪見せて」
「うん」
私は友達のサニーに指に嵌めた婚約指輪を見せていた。
「良いな、私も彼に婚約指輪を貰いたいわ」
「ふふっ、式に呼んでね」
「勿論よ、ねえレジーナ、ダニエルさんの噂知ってる?」
「えっ!?……ダニエル…」
「あ!ごめん…貴女がルーカスさんと結婚をするからもう大丈夫と思って彼の名前を出してしまったけど……」
サニーが戸惑って私に謝っていた。
「気にしないでもう彼の事は何も思っていないから、それで噂って何かあったの?」
「ダニエルさんの奥さんの噂になるの」
「ダニエルの奥さん?」
「彼女と離婚しないと彼大変じゃないかしら」
私は、サニーからダニエルの離婚の言葉を聞いて何があったのかサニーからの話しを聞く事に成った。





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