どうしてあなたが後悔するのですか?~私はあなたを覚えていませんから~

クロユキ

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しばしの別れ

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「おめでとう…と言うのは可笑しいかな?」
「おめでとう、ジェシカ令嬢」
「ありがとうございます…」
苦笑いを見せるフレデリック王子とジェラルド王子を見てジェシカは頬を染めていた。
「時々王宮から呼ぶ事があると思うけれど来てくれるかな?」
「あ…はい…」
「ジェシカ令嬢がいた部屋に行けなくなって寂しいけどまた会えるよね?」
「はい…」
ジェシカの両親は王子達の側に来て礼を言った。
「フレデリック王子様、ジェラルド王子様…ありがとうございました…娘が元気な姿を見せる事が出来ましたのもお二人には感謝しか御座いません…」
「…私達は、見守るだけで…でも、ジェシカ令嬢が元気な姿を見せてくれて良かったです」
二人の王子はジェシカの両親に笑みを見せ陛下と王妃が歩く姿を見せた。
「王宮を出る日が来て良かった」
「陛下」
「王妃様」
両親は、陛下と王妃に頭を下げお礼を言った。
「娘が無事に王宮を出る事が出来ましたのも陛下と王妃様のおかげで御座います…ありがとうございました…」
「ありがとうございました…」
「礼を言われるほどはしてはいない、ジェシカ令嬢の生きたいと願う気持ちがあったからなのだ…ジェシカ令嬢、良かったな」
「はい、ありがとうございました…」
「また、庭園でお茶をしましょう」
「はい、王妃様…」
ジェシカは、陛下と王妃そしてフレデリック王子とジェラルド王子に頭を下げた。
「ご迷惑をお掛け致しました事にお詫び申し上げます…このご恩は忘れません……ありがとうございました…」
「元気でな、また会おう」
「体に気をつけて」
「君に会える日を楽しみにしているよ」
「今度は君に会いに行くよ」
陛下達の声を聞きジェシカは王宮を後にした…披露宴から二ヵ月屋敷へジェシカは帰る事が出来た。




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