どうしてあなたが後悔するのですか?~私はあなたを覚えていませんから~

クロユキ

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久しぶりの学園へ③

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学園長に話しを終えたジェシカは学園長の部屋を出て教室へと向かう事にした。
「教室まで大丈夫か?」
「はい、先生」
「先生、娘を宜しくお願いします」
「私も先生方にジェシカさんのお話しは致しますので」
「ありがとうございます」
担任は、ジェシカと母親の側を離れ母親はジェシカの手を取った。
「無理をしないで…気分が悪くなったら言いなさい…」
「ええ、お母様」
廊下でジェシカは母親と別れた。
「……久しぶりの学園だから…震えが止まらないわ…」
ジェシカは両手の震えるのを見てカバンを両手で抱くように持った…グレスの婚約者シャーロットがカバンを抱くように持っていたのをふと思い出した。
「……これでしたら左腕に負担は掛からないわ…」
教室まで歩いていたジェシカは登校する生徒が増え自分を見ている視線に少しだけジェシカは戸惑った。
「……下級生から上級生まで見られるなんて思っていなかったわ…披露宴の日が大変な事だったと思ったわ……」
「ジェシカ様!?」
ジェシカは、知っている同じクラスの女子に声を掛けられホッとして朝の挨拶をと声に出そうとした。
「あ…おはよう、久しぶり……」
「ジェシカ様!?」
「ジェシカ様よ!」
「本当だ!ジェシカ様~っ!!」
「え……」
タタタと走る女子に男子までもジェシカの周りに集まって来た。
「ジェシカ様、大丈夫でしたか?」
「私達、王宮へお見舞いに行く事も出来なかったんです」
「もう、学園へ通うようになったのか?」
「会えて良かった。このまま会えないかと思った…」
「ちょっと男子、ジェシカ様に近付き過ぎない?」
「別に良いだろう?」
「ふふふふ…」
ジェシカの笑う声に集まっていた同じクラスに別のクラスの男女が、ジェシカを見て騒いでいたのが静かになった。
「……皆さんにまた会えて良かった…今日から宜しくお願いします」
「ジェシカ様…」
男子も女子もジェシカが学園へ通う事が出来た事に喜んだ。
廊下で騒いでいるのをグレスとシャーロットが離れで見ていた。
「……」
「…グレス様……」







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