恋をする事を許して欲しい…婚約者のあなたは私にお願いをした

クロユキ

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不運⑧

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フランシスは職員室で先生を呼んだ。
「お忙しいのに申し訳御座いません、教室へ案内致します」
「はい…」
フランシスと両親は担任のアルバート先生の後ろを歩き会議室へと向かった。
会議室の中に入り両親とフランシスそして先生が椅子に座った。
ペネロープが来ていないのを見てフランシスは安堵していた。
「突然お呼びしましてすみません」
「いえ…いつも息子がお世話になっています…息子の父親です」
「息子の母親です…お世話になっています」
両親の不安な顔がフランシスはわかった。
「まだ、もう一家族が来ていませんが…少しお話しをしたいと思います」
フランシスは、一家族が来ていないと聞きペネロープの家族だと思うとギュッと手を握り締めた。
「今日フランシス君の顔を見て驚いたのですが…お父様がと聞いたのですが…本当でしょうか?」
「…はい、私が息子の顔に傷を負わせました…」
父親は、フランシスのこの顔で呼ばれたと思った。
「何故この様な事を?ご家族でも体罰として問題になってしまいます…」
父親は先生の話しを聞き肩を落としていた。
「…わかってはいます…親の私も息子にしました事を反省しています…」
沈んだ顔を見せる父親を見てフランシスは先生に話しかけた。
「…僕が悪いんです…父は僕の為に怒ってくれたのです…この顔は…僕のせいなんです…」
「…フランシス…」
頭を下げて父親を庇うフランシスに担任のアルバート先生はこれ以上顔の傷で話しをするのを止めた。
「…フランシス君の顔の事はこれ以上お聞きしません…今日お越しいただきましたのは他の事で学園へお呼びしました。」
「他の事で…ですか?」
「はい…実はフランシス君は婚約者のフローラさんの他にお付き合いをされています令嬢はいらっしゃいますでしょうか?」
「えっ!?」
フランシスの両親は先生から意外な事を聞かれ戸惑っていた。







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