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真夜中の城内②
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王様と近衛騎士ニースはウィル王子の部屋へ続く廊下を歩き会話をしていた。
「シモン騎士は何処へ行かれたのでしょうか?ランプがウィル王子の部屋の近くに置いて居ました事にも気になりますが、シェル様の御部屋に向かわれた方が早いのでは?」
「私もそう思ったが、せっかくウィル王子の部屋の近くまで来たのだウィルの顔が見たくなってな」
「……ウィル様は御休みに成っております王様……」
「分かっている、顔を見て帰るだけだ今の私の心を癒してくれるのは息子のウィルの寝顔何だ」
「……」
近衛騎士のニースは「だと思った」と言えずシェル王子の部屋に行けばシモン騎士の確認が出来るのだが王様を残して行くわけにはいかず仕方がないと思い王様と一緒にウィル王子の部屋へと向かった。
王様達がウィル王子の部屋へ向かっている事を知らない見習い騎士のジョン騎士とダリル騎士は眠る事なく真面目に護衛を続けていた。
「おい、ダリル起きているか?」
「起きて居るよ、ジョン」
「寝るなよ~っ」
「分かってるよ~っ」
「腹へったな…アーちゃんまた食べ物持って来ないかな~っ」
「そうだな腹へったな…アーちゃん来ないと思うけどな~っ」
二人の見習い騎士がいつものような会話をしているとコッコッと足音が聞こえ二人共同じ方向へ向き声を出そうとした。
「アー~~っ……むぐっ……!?」
「アー~ア?!……もごっ……!?」
「ん?アー?何だ?」
見習い騎士二人の前に現れたのは王様と近衛騎士ニースだった。
思わずいつものように上司のアーサー騎士に呼んでいる口調で足音でアーサー騎士がまた来たと思い、ジョン騎士とダリル騎士は声を出し振り向き目の前には王様が居たことに驚き、二人はアーサー騎士の名前を途中まで言った後慌てて口を押さえ二人共身体が固まっていた。
「シモン騎士は何処へ行かれたのでしょうか?ランプがウィル王子の部屋の近くに置いて居ました事にも気になりますが、シェル様の御部屋に向かわれた方が早いのでは?」
「私もそう思ったが、せっかくウィル王子の部屋の近くまで来たのだウィルの顔が見たくなってな」
「……ウィル様は御休みに成っております王様……」
「分かっている、顔を見て帰るだけだ今の私の心を癒してくれるのは息子のウィルの寝顔何だ」
「……」
近衛騎士のニースは「だと思った」と言えずシェル王子の部屋に行けばシモン騎士の確認が出来るのだが王様を残して行くわけにはいかず仕方がないと思い王様と一緒にウィル王子の部屋へと向かった。
王様達がウィル王子の部屋へ向かっている事を知らない見習い騎士のジョン騎士とダリル騎士は眠る事なく真面目に護衛を続けていた。
「おい、ダリル起きているか?」
「起きて居るよ、ジョン」
「寝るなよ~っ」
「分かってるよ~っ」
「腹へったな…アーちゃんまた食べ物持って来ないかな~っ」
「そうだな腹へったな…アーちゃん来ないと思うけどな~っ」
二人の見習い騎士がいつものような会話をしているとコッコッと足音が聞こえ二人共同じ方向へ向き声を出そうとした。
「アー~~っ……むぐっ……!?」
「アー~ア?!……もごっ……!?」
「ん?アー?何だ?」
見習い騎士二人の前に現れたのは王様と近衛騎士ニースだった。
思わずいつものように上司のアーサー騎士に呼んでいる口調で足音でアーサー騎士がまた来たと思い、ジョン騎士とダリル騎士は声を出し振り向き目の前には王様が居たことに驚き、二人はアーサー騎士の名前を途中まで言った後慌てて口を押さえ二人共身体が固まっていた。
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