異種姦マニア

うしお

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ワータイガーの話

新婚NTR危機一発♂ 1

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「いってらっしゃい。お仕事、がんばってね」

エプロンだけを身につけた華奢な青年が、やわらかく微笑みながら爪先立ちになる。
不満そうに閉ざされた真一文字の唇に、なだめるような軽いキスをすれば、大きな手がむき出しの尻を鷲掴みにして返した。
太くて筋肉質な腕が、青年を囲い込むように素早く抱き締める。

「だーめっ、行きたくないなんて言わないの。もうっ、ダンジョン攻略は、世界を守る大事なお仕事なんだから、ね? それに、一番強い旦那様が行かないと、みんながケガちゃうかもしれないでしょう? 旦那様はすごーく強いんだから、みんなのことも守ってあげてね」

青年のつむじに口付け、仕事に行きたくないとごねる男を、青年は上目遣いに見ながらたしなめる。
青年の夫である男は、ダンジョン攻略会社に勤める優秀な戦闘社員だ。
ふたつの世界が融合してから、こちらの世界では、あちらこちらにダンジョンと呼ばれる穴が口を開きはじめた。
あちらの世界と繋がっている通路のようなものなのだが、あちらの世界特有の魔素と呼ばれるものが充満しているらしく、ただの人にとっては安全とは言えない場所だ。
何故なら、魔素は濃くなるとモンスターを生む。
それも、ダンジョンで生まれてくるのは、あちらの世界の住人のような理性のあるモンスターではない。
何もかもを壊すことだけが目的とばかりに、他の生き物を見つけると襲いかかってくる凶悪なモンスターばかりだ。
ダンジョンとは、そんな凶悪なモンスターばかりが生息している場所だが、ひとつだけよいことがある。
モンスターを倒すと、何故か素材や宝箱などのアイテムが落ちるのだ。
倒されたモンスターの死骸は魔素に戻り、ダンジョンへと吸収されるが、アイテムはその限りではない。
それに、ダンジョンで生まれるモンスターは、数が増えるとダンジョンからあふれてスタンピードと呼ばれる現象を起こすことが知られている。
その現象を防ぐためには、ダンジョンの最下層にいるボスモンスターを倒さなければならなかった。
まるで、ゲームのような世界だが、これがいまの現実だ。
世の中には、ダンジョン攻略も、あちらの世界との交流も、不要だという声をあげる人たちがいる。
それは、スタンピードの恐ろしさを知らない人たちだろう。
世界のあちらこちらでふたつの世界の住人が協力しあい、ダンジョン攻略会社を立ち上げてくれた。
その結果、実際にスタンピードが発生する事例はかなり抑えられている。
それもこれも、ダンジョンを攻略してくれる人たちがいて、青年の夫のようなモンスター男性が協力してくれているおかげなのだ。
青年は、あちらの世界の住人だった夫と出会えたことに感謝している。
鍛えられた筋肉で盛り上がる胸に頬をすり寄せ、青年が小さな声で囁いた。

「……でも、淋しいから、早く帰ってきて……えっ」

その瞬間、青年の腹に押しあてられていた男のペニスが一気に硬くなった。
筋肉の檻に囚われた青年の尻を、大きな手がぐにぐにと揉みはじめる。
きゅっと引き締まった左右の尻肉が、真ん中の割れ目に向かって寄せられたり、割れ目を大きくひろげられたりしている。
長くて器用な指先が、割れ目の奥まで入り込むと、隠れていた後孔が空気にさらされたからなのか、恥ずかしそうにきゅうっと締まった。
ほんのりと赤く色付き、ふっくらとした後孔を、男の指が優しくノックする。

「あっ、もう、待って……っ、お仕事、行かなきゃ……ンンっ」

男の猛攻を止めようとした青年の首を、大きな手が掴んで、そのまま強く引き寄せる。
唇と唇が重ね合わされ、触れるだけの子ども騙しのようなキスでは満足できないとばかりに、男の肉厚な舌が青年の中へと入り込んだ。
やわらかな青年の舌が、肉厚な舌に絡め取られ、貪り喰われていく。
静かになった玄関に、肉と肉の絡み合う音が響いた。
重なった唇の隙間から、飲み込みきれない唾液がこぼれ落ち、仰け反らされた青年の喉を濡らしていく。
爪先立ちになっていた青年の体が僅かに浮き上がり、履いていたスリッパがぱたりと落ちた。
キスの相手は、頭ひとつ分以上大きな男だ。
エプロン越しの腹部に、勃起したペニスをごりごりと押しつけられながら、青年は床には届かない爪先で宙を掻き、そのまま軽く絶頂する。
いつの間にか、後孔をノックしていただけの指先が、ふっくらとした孔をかき分け、中までずっぷりと入り込んでいた。
数回のピストンで、さらに後孔がやわらかくほどけると、すぐに二本目の指が挿入される。
青年の弱いところを知り尽くした指先が、軽く曲げた関節で前立腺を挟み込み、こりこりとマッサージを繰り返せば、青年は全身をぴんとのばして絶頂した。
新婚でありながら、ハネムーン旅行に行くより早く、ダンジョン攻略という出張を入れられてしまった夫の不満は、いまだに解消されていないらしい。

「ぁ、んぅ……っ、ふ、ンンッ」

男のピストンが、エプロン越しに青年の腹を犯す。
へその窪みや、いつもぼこぼこと歪にゆがみながらもペニスを柔軟に受け入れている場所が、外からの刺激できゅんきゅんと切なく疼き、咥えさせられた二本の指を締めつけた。

「んっ、んむっ、んぁ、ふ、はぁ……っ、待って、このままだと、汚れちゃうから……脱いでからに、しよ……?」

びくびくと震える後孔へのマッサージに喘いでいた青年の手は、男の凶悪なペニスをいやらしく撫でさすっている。
新婚早々、夫と離ればなれになることは、青年にとっても大変不満なことだったのだ。
たった一晩でやり尽くせるものではない。
もう少しだけ、延長を。
蕩けた顔で、青年が言葉を紡ぐ。

「……ねぇ、お出かけ前に、もうちょっとだけ、おかわりエッチしちゃおうか」
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