異種姦マニア

うしお

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バイコーンの話

飼育員さんのおしごと 1

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とある山奥の村では、とても珍しい馬の飼育を専門に行っている牧場が存在している。
高齢化が進み、手をつけられなくなった農地が荒れはじめた頃、空いている土地を譲って欲しいと都会からやってきた企業が、周辺の山と村の土地のほとんどを買いつけはじめた。
はじめのうちは、余所者に土地を売ることをよしとしなかった村人たちも、その企業の社員たちが村に移住するようになると、少しずつ態度を軟化させ、進んで彼らを受け入れるようになった。
やがてその企業は、村のあちこちを整備し、馬のようなモンスターを育てる牧場を経営しはじめた。

飼育員の朝は早い。
それは、就職したばかりの青年でも変わらない事実だ。

「キングたち、もう起きてるかな」

大きなバケツと掃除道具を手に、黒いツナギを着た青年が厩舎の中に入ってくる。
彼は、つい一ヶ月ほど前に採用されたばかりの新人で、今日からこの厩舎をひとりで担当することになっていた。
厩舎の中には、二頭の馬型モンスターがいる。
大きくてたくましい馬の体に、頭から牛よりも太くて長い二本の角が生えているため二角馬バイコーンと呼ばれる種類のモンスターだ。
よく真っ白な一角馬ユニコーンと比較されがちなバイコーンは、艶やかな黒毛の馬で、ユニコーンと同じく、こちらの世界ではまだ珍しく数が少ない。
そのため、このような山奥でひっそりと飼育されており、その数を増やすためにあらゆる手段が取られていた。

「おはよう、キング」

少しよろめきながら厩舎の奥でバケツを下ろした青年は、厩舎の中にいるバイコーンに声をかける。
奥からのっそりとやってきたキングという名のバイコーンは、青年の顔に鼻を寄せて臭いを嗅ぐと、大きな口を開いて舌をするりとのばした。
青年よりもはるかに高いところから、肉厚な舌が青年に向かっておりてくる。

「うん、おはよう……んっ、んぅ……っ」

青年は、口を大きく開けてそれを咥えると、まるでぺニスにしゃぶりつくかのように奉仕をはじめる。
太くて長い舌を喉奥まで飲み込んで、唇をすぼめながら頭を振り、舌の根本から先端までを丁寧に扱いていく。
静かな厩舎に、少し場違いなぢゅぶっぢゅぶっという濁った水音が響いているが、それ以外の物音は聞こえてこない。

「ん゛ぐっ、ぐぅ゛っ、ん゛ぉ゛っ、ぉ゛ごっ」

ふいに、キングが蹄をかっかっと鳴らしてから、青年の喉奥で舌をうねらせた。
舌を深く捩じ込まれた青年の喉は、歪に膨らんでいる。
青年は、大きく目を見開きながらもキングの首にしがみついてそれを受け入れた。
キングは鼻息を荒くしながら、青年の喉奥で激しく舌を暴れさせる。
喉穴を完全に塞がれてしまった青年は大きく口を開いたまま、涙とよだれをだらだらと垂らし、やがて白目をむいてしまった。
天井を見すぎた目が、ぐるりと白くなると同時に、バイコーンの舌がずるりと引き抜かれていく。

「……ぉ゛げっ、げほっ」

青年はバイコーンの首にしがみついたまま激しく咳き込み、少しずつ息を整えていく。
その間に、引き抜かれたキングの舌は、青年のツナギの中に差し込まれていた。
青年は震える指先で、ツナギのファスナーを開き、その舌を受け入れる。

「きょ、今日も、元気そう、だね。キングは」

バイコーンの体調を確認するのも青年の仕事だ。
ツナギの下には、青年の裸体がある。
アンダーシャツなどは着ていない。
代わりに、ふたつの乳首から大きめのリングがぶら下がっているのが見える。
ピアスではなく、蝶ネジできつく締められたクランプだ。
四方から乳首を取り囲んでくびりだすためと、大きなリングをぶら下げるためにつけられている。
青年の体をねっとりと舐めながら、大きな舌が乳首をちろりと掠め、大きな唇がはむはむと肌の上をいたずらに食んでいった。

「ぁ……キング、あ、あんまり、じらさないで……」

青年がツナギの前を大きく開いて、リングが揺れる乳首を差し出す。
だが、バイコーンは青年の肌を舐めることに夢中になっているのか、胸元で揺れるリングには見向きもしない。

「ほら、僕の乳首、いじめるのが好きでしょう……?」

乳首の上を掠めるだけで通りすぎていく舌に耐えられなくなったのか、青年が自ら自分の乳首にぶら下がるリングをつまんで見せた。
そのまま強く引いたり、揺らしたりを繰り返す。
リングにつられて、青年の乳首がぐにぐにと形を変えるが、やはりバイコーンは見向きもしない。

「お願い、キング……僕のおっぱい、いつもみたいにいっぱい食べて」

青年が、バイコーンの鼻面にキスをしながらおねだりをすると、バイコーンは青年の首筋をべろりと舐めてから、ゆっくりと離れた。
それは、バイコーンからの中へ入ってこいという合図だったが、青年の足は止まったままだ。

「ま、まだ、プリンスの様子を見てないから……」

中に入れば、しばらく外に出ることはできない。
だが、青年が面倒を見ているバイコーンは、キングだけではないのだ。
もう一頭、プリンスと呼ばれているバイコーンの世話もしなければならない。
青年が申し訳なさそうに言うと、キングはふんすと鼻を鳴らして、一番奥に座り込んでしまった。

「……すぐに戻ってくるから、待ってて」

拗ねてしまったらしく、顔を背けたキングに青年は声をかけてそこから離れた。
早く戻らないと機嫌が悪くなってしまうだろう。
青年は駆け足で、次のモンスター馬の元へと向かった。
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