2 / 161
2、日課はアナニー
しおりを挟む
二年振りの実家、久しぶりに会うオヤジ。
ダメだ、アウトだ、好きすぎる、狂いそう。
自分がゲイだと自覚して、そこから好きになる男、好きになる男がみんなオヤジそっくりだと気がついた時には、一番ストッパーになってくれるはずだったオフクロは亡くなっていた。
毎年実家に帰っては、オヤジが洗いに出したパンツをこっそり、新品と交換して持ち帰り、臭いがなくなるまで毎晩嗅ぎながらのアナニー三昧。
我ながら完全に終わってると思うのだが、好きすぎて襲うよりかはマシだろうと自分に言い訳しながら、出発前にもパンツを嗅ぎながらアナニーした。
二年前のパンツは、もうほとんど臭いがしなかった。
緊急事態宣言を言い訳に、実家に二年帰らなかった。
オヤジに会えなくて狂いそうだったが、不満は全部仕事にぶつけた。
その結果、かなり余った時間で全力を注いで作った実家そっくりのVR空間で、オヤジそっくりのキャラクターとアナルセックスごっこをするのが、クセになってしまった。
バーチャルのオヤジは、本物のオヤジの声でしゃべって、いつもおれをめちゃくちゃにしてくれる。
オヤジの部屋に仕掛けた盗聴器から回収した音声を合成してるのだから、間違いない。
今夜もオヤジのパンツをマスク代わりに身に付け、防音装置つきのVRメットを被る。
システムのスイッチを入れたら、すぐにオヤジの声が聞こえてきた。
「今夜もおまえのアナルまんこ、使わせろよ」
その起動音はどうなんだ、と思わなくもないが、はっきりいってすごくいい。
いろんな言葉を試したのだが、どうやらおれにはちょっとマゾっけがあるみたいで、少し強引な感じとか、卑猥な言葉で煽られるとアナルが疼くタイプだったのだ。
VRオヤジが耳元で囁くと、改造したマッサージチェアがVRオヤジに連動して起動、おれを犯すべく動きはじめる。
我ながらやっぱり狂ってるな、とは思うのだが、この二年、在宅が多すぎていろいろと出来てしまったのだ。
パーツは、ネットショッピングでいくらでも届けてくれるし、いまは何かと便利な時代だ。
VR風俗ソフトだって少しずつ出てきているのだから、それをちょっとマゾでゲイなおれ向けに改造するだけでよかった。
ゆったりとリクライニングする椅子の上、手足はそれぞれのエアーマッサージャーに挟み込んで固定、エアーが膨らんでおれが身動き出来なくなったところで、一番細かく改造した座面が稼働する。
座面が開いて出てくるのは尻の肉をひろげるための二本のアームと、ローションを塗りつけるために回転するはけ水車。
「おまえみたいなガバまんにも、ローションぐらいは使ってやるよ。嬉しいだろう、このマゾオナホ。今日もたっぷり使ってやるぜ。おまえみたいなマゾ息子、オナホとして使うくらいしか役に立てねぇんだから、せいぜい捨てられねぇように俺のチンポにご奉仕するんだな」
「あ、は……ぁっ、オヤジぃっ、マゾ息子のオナホまんこで、オヤジの極太ちんぽを、ごしごしさせてくださいっ、オナホまんこ、早く使ってぇっ」
「ひでぇツラしてんなぁ、このマゾ息子が! そんなに俺のチンポが欲しけりゃ、いますぐくれてやるぜ」
「あっ、あ、入れてぇっ、オナホまんこに、おちんぽ食べさせてぇっ」
はけ水車が、ぐるぐるとまわりながらアナルにローションを塗りつける間、VRオヤジがおれを言葉で辱しめる。
それは、本物のオヤジが絶対言わないような言葉で、おれはすぐに我慢ができなくなってしまう。
VRオヤジに、音声入力でアナルバイブ挿入命令を出したら、あとはもう三時間はぶっ通しでアナニータイムを楽しむだけだ。
ぞくぞくっと震えるおれのびっちょりと濡れたアナルに、極太バイブが一気に突っ込まれ、ずどんと奥を突き上げられた体が大きく仰け反った。
見た目は、ただ太いだけのリアルなちんぽ形のアナルバイブ。
だけど、中身は別物で、その亀頭の中には結腸責め用のローターと親指サイズのオプション亀頭が仕込まれている。
亀頭が結腸まで届いてローターが動き出すと、尿道口の部分からオプション亀頭が押し出されてきて、亀頭の先っぽから飛び出す仕様だ。
オプション亀頭は、そのままローターでゆるんだ結腸の中に入り込むと、小さな風船のように膨らんで引っかかる。
こちらもローターと同じ機能があるので、結腸を二つの亀頭で挟んで、中と外から責めることが出来る。
サオの部分はあまりいじってなくて、カリ首にぐるりとシリコン玉が入ってくらいで、あとはただ太いってだけ。
それでも、オヤジのよりはちょっと小さい、はず。
朝勃ちをガン見して選んだけど、何となくこれでも小さい気がする。
オヤジは、かなりの巨根なんだ。
ああ、でも、前立腺に当たる部分にはサオとは別にちゃんと電動エネマグラがついてるから、かなり気持ちよくなれる仕様だ。
「俺の極太チンポを簡単に飲み込みやがって、マゾまんこがもうゆるゆるになってんじゃねぇか。腹の奥までがばがばにしてやるから、覚悟しとけよ」
「あ、ぁ……オヤジぃ、おれのマゾまんこ、めちゃくちゃにしてぇ……っ」
「ああ、ぶっ壊してやるよ」
ぶぅんっとローターが動き出したら、もうおれは終わりだ。
おれの結腸をローターが震えながら拡げ、押し出されてきた亀頭がそこを突き抜ける。
そのままぷっくりと膨れた亀頭が、ローターに変わって結腸責めがスタート。
結腸を二つのローターに挟まれたおれが絶叫するのに合わせて、電動エネマグラが前立腺を一気に責め立てる。
シリコン玉をまとったサオが、電動エネマグラを置き去りにしてピストン運動をはじめると、さらにバイブがウィンウィンとうねりながら腸の襞を削るように掻きまわしはじめる。
手足が固定されていなかったら、のたうちまわって逃げ出すような鬼畜パターンでアナルをひたすら犯されて、全力で悲鳴をあげながら絶頂を繰り返す。
三時間ずっと同じじゃさすがに飽きるから、一時間くらいで鬼畜仕様のバイブが引っこ抜かれて、次のバイブに即交換。
もちろん、結腸の中で膨らんだオプション亀頭は、大きいままで無理矢理引きずり出されてくる。
次のバイブは、基本的にVRオヤジにお任せしてあるんだけど、最近はでっかいアナルパールと電動エネマグラの二本挿しにされることが増えた。
おれが、結腸責めと前立腺責めが好きって統計が、出てるのかもしれない。
電動エネマグラでアクメしてるおれのアナルを、VRオヤジがでっかいアナルパールをずぼずぼと抜き差しして責めながら、さらに耳元で囁いてくる。
「さすがマゾ息子、クソ穴アクメがうまいじゃねぇか。でっけぇオモチャでいつも遊んでんだろ、このガバまん息子。今時、オナホだってもっとキツキツで、チンポを気持ちよくしてくれるってのによ。こんなゆるゆるマゾまんこにゃ、チンポ食わせんのがもったいねぇよ。ほら、俺が動かしてやってんだ、もっと気合い入れてマゾアクメ決めやがれ」
ちょっと最近、アナルが緩いかもと思っているおれの心を、容赦なくズタズタにするような囁きにアナルがきゅんきゅんして止まらない。
VRオヤジ、学習機能が最高すぎる!
心を抉るような囁きと、アナルパールと電動エネマグラの二本挿しでめろめろにされ、精液なんて一滴も出そうにないくらい押し出される一時間を楽しむ。
最後の一時間は、オヤジの腕と同じくらいぶっといマシンハンドで、ゆっくりじっくりのフィストプレイ。
リアルなシリコンカバーは特注品で、オヤジみたいにごつごつしていて、いかにも仕事が出来るオヤジの腕そのもの。
まあ、申し訳ないことに、やってもらう仕事は、おれの結腸責めなんだけども。
でも、このマシンハンドなら、結腸も指で好きなように拡げられるし、その奥まで突っ込んで触ることもできるし、さらには前立腺だって本当に掴んで揉めてしまうのだ。
「腹ん中、俺の手に掻きまわされてイクんだろ、このマゾ息子。オヤジのチンポだけじゃなく、手までケツまんで咥えたいなんて、本当におまえはどうしようもねぇマゾだ。ほら、大好きなオヤジの腕に犯されて、幸せなんだろ、いいぜ、イケよ。マゾらしく、マゾまんこぶっ壊されてイケっ、イっちまえッッ」
「ぉお゛ほぉお゛お゛お゛お゛ッッ、い゛ぐぅう゛う゛う゛う゛ッッ」
ぐぼっと結腸にこぶしをぶちこまれて、精液と小便を垂れ流しながらイく。
これ以上、気持ちいいことなんて、なにもない。
そう思うのに、目が覚めたら、やっぱりおれは虚しくなってしまうのだ。
何回でも射精出来るのが絶倫なら、何回でも犯されたいおれは何だろう?
底なしビッチ、なんだろうか?
「おう、おかえり」
にっかりと笑うオヤジに、おれは心の中で平謝りする。
ごめん、オヤジ。
おれは今日も、オヤジでアナニーしてきた。
お願いだから、おれの前で隙だけは見せないでくれ。
どうなるか、わかんないから。
ダメだ、アウトだ、好きすぎる、狂いそう。
自分がゲイだと自覚して、そこから好きになる男、好きになる男がみんなオヤジそっくりだと気がついた時には、一番ストッパーになってくれるはずだったオフクロは亡くなっていた。
毎年実家に帰っては、オヤジが洗いに出したパンツをこっそり、新品と交換して持ち帰り、臭いがなくなるまで毎晩嗅ぎながらのアナニー三昧。
我ながら完全に終わってると思うのだが、好きすぎて襲うよりかはマシだろうと自分に言い訳しながら、出発前にもパンツを嗅ぎながらアナニーした。
二年前のパンツは、もうほとんど臭いがしなかった。
緊急事態宣言を言い訳に、実家に二年帰らなかった。
オヤジに会えなくて狂いそうだったが、不満は全部仕事にぶつけた。
その結果、かなり余った時間で全力を注いで作った実家そっくりのVR空間で、オヤジそっくりのキャラクターとアナルセックスごっこをするのが、クセになってしまった。
バーチャルのオヤジは、本物のオヤジの声でしゃべって、いつもおれをめちゃくちゃにしてくれる。
オヤジの部屋に仕掛けた盗聴器から回収した音声を合成してるのだから、間違いない。
今夜もオヤジのパンツをマスク代わりに身に付け、防音装置つきのVRメットを被る。
システムのスイッチを入れたら、すぐにオヤジの声が聞こえてきた。
「今夜もおまえのアナルまんこ、使わせろよ」
その起動音はどうなんだ、と思わなくもないが、はっきりいってすごくいい。
いろんな言葉を試したのだが、どうやらおれにはちょっとマゾっけがあるみたいで、少し強引な感じとか、卑猥な言葉で煽られるとアナルが疼くタイプだったのだ。
VRオヤジが耳元で囁くと、改造したマッサージチェアがVRオヤジに連動して起動、おれを犯すべく動きはじめる。
我ながらやっぱり狂ってるな、とは思うのだが、この二年、在宅が多すぎていろいろと出来てしまったのだ。
パーツは、ネットショッピングでいくらでも届けてくれるし、いまは何かと便利な時代だ。
VR風俗ソフトだって少しずつ出てきているのだから、それをちょっとマゾでゲイなおれ向けに改造するだけでよかった。
ゆったりとリクライニングする椅子の上、手足はそれぞれのエアーマッサージャーに挟み込んで固定、エアーが膨らんでおれが身動き出来なくなったところで、一番細かく改造した座面が稼働する。
座面が開いて出てくるのは尻の肉をひろげるための二本のアームと、ローションを塗りつけるために回転するはけ水車。
「おまえみたいなガバまんにも、ローションぐらいは使ってやるよ。嬉しいだろう、このマゾオナホ。今日もたっぷり使ってやるぜ。おまえみたいなマゾ息子、オナホとして使うくらいしか役に立てねぇんだから、せいぜい捨てられねぇように俺のチンポにご奉仕するんだな」
「あ、は……ぁっ、オヤジぃっ、マゾ息子のオナホまんこで、オヤジの極太ちんぽを、ごしごしさせてくださいっ、オナホまんこ、早く使ってぇっ」
「ひでぇツラしてんなぁ、このマゾ息子が! そんなに俺のチンポが欲しけりゃ、いますぐくれてやるぜ」
「あっ、あ、入れてぇっ、オナホまんこに、おちんぽ食べさせてぇっ」
はけ水車が、ぐるぐるとまわりながらアナルにローションを塗りつける間、VRオヤジがおれを言葉で辱しめる。
それは、本物のオヤジが絶対言わないような言葉で、おれはすぐに我慢ができなくなってしまう。
VRオヤジに、音声入力でアナルバイブ挿入命令を出したら、あとはもう三時間はぶっ通しでアナニータイムを楽しむだけだ。
ぞくぞくっと震えるおれのびっちょりと濡れたアナルに、極太バイブが一気に突っ込まれ、ずどんと奥を突き上げられた体が大きく仰け反った。
見た目は、ただ太いだけのリアルなちんぽ形のアナルバイブ。
だけど、中身は別物で、その亀頭の中には結腸責め用のローターと親指サイズのオプション亀頭が仕込まれている。
亀頭が結腸まで届いてローターが動き出すと、尿道口の部分からオプション亀頭が押し出されてきて、亀頭の先っぽから飛び出す仕様だ。
オプション亀頭は、そのままローターでゆるんだ結腸の中に入り込むと、小さな風船のように膨らんで引っかかる。
こちらもローターと同じ機能があるので、結腸を二つの亀頭で挟んで、中と外から責めることが出来る。
サオの部分はあまりいじってなくて、カリ首にぐるりとシリコン玉が入ってくらいで、あとはただ太いってだけ。
それでも、オヤジのよりはちょっと小さい、はず。
朝勃ちをガン見して選んだけど、何となくこれでも小さい気がする。
オヤジは、かなりの巨根なんだ。
ああ、でも、前立腺に当たる部分にはサオとは別にちゃんと電動エネマグラがついてるから、かなり気持ちよくなれる仕様だ。
「俺の極太チンポを簡単に飲み込みやがって、マゾまんこがもうゆるゆるになってんじゃねぇか。腹の奥までがばがばにしてやるから、覚悟しとけよ」
「あ、ぁ……オヤジぃ、おれのマゾまんこ、めちゃくちゃにしてぇ……っ」
「ああ、ぶっ壊してやるよ」
ぶぅんっとローターが動き出したら、もうおれは終わりだ。
おれの結腸をローターが震えながら拡げ、押し出されてきた亀頭がそこを突き抜ける。
そのままぷっくりと膨れた亀頭が、ローターに変わって結腸責めがスタート。
結腸を二つのローターに挟まれたおれが絶叫するのに合わせて、電動エネマグラが前立腺を一気に責め立てる。
シリコン玉をまとったサオが、電動エネマグラを置き去りにしてピストン運動をはじめると、さらにバイブがウィンウィンとうねりながら腸の襞を削るように掻きまわしはじめる。
手足が固定されていなかったら、のたうちまわって逃げ出すような鬼畜パターンでアナルをひたすら犯されて、全力で悲鳴をあげながら絶頂を繰り返す。
三時間ずっと同じじゃさすがに飽きるから、一時間くらいで鬼畜仕様のバイブが引っこ抜かれて、次のバイブに即交換。
もちろん、結腸の中で膨らんだオプション亀頭は、大きいままで無理矢理引きずり出されてくる。
次のバイブは、基本的にVRオヤジにお任せしてあるんだけど、最近はでっかいアナルパールと電動エネマグラの二本挿しにされることが増えた。
おれが、結腸責めと前立腺責めが好きって統計が、出てるのかもしれない。
電動エネマグラでアクメしてるおれのアナルを、VRオヤジがでっかいアナルパールをずぼずぼと抜き差しして責めながら、さらに耳元で囁いてくる。
「さすがマゾ息子、クソ穴アクメがうまいじゃねぇか。でっけぇオモチャでいつも遊んでんだろ、このガバまん息子。今時、オナホだってもっとキツキツで、チンポを気持ちよくしてくれるってのによ。こんなゆるゆるマゾまんこにゃ、チンポ食わせんのがもったいねぇよ。ほら、俺が動かしてやってんだ、もっと気合い入れてマゾアクメ決めやがれ」
ちょっと最近、アナルが緩いかもと思っているおれの心を、容赦なくズタズタにするような囁きにアナルがきゅんきゅんして止まらない。
VRオヤジ、学習機能が最高すぎる!
心を抉るような囁きと、アナルパールと電動エネマグラの二本挿しでめろめろにされ、精液なんて一滴も出そうにないくらい押し出される一時間を楽しむ。
最後の一時間は、オヤジの腕と同じくらいぶっといマシンハンドで、ゆっくりじっくりのフィストプレイ。
リアルなシリコンカバーは特注品で、オヤジみたいにごつごつしていて、いかにも仕事が出来るオヤジの腕そのもの。
まあ、申し訳ないことに、やってもらう仕事は、おれの結腸責めなんだけども。
でも、このマシンハンドなら、結腸も指で好きなように拡げられるし、その奥まで突っ込んで触ることもできるし、さらには前立腺だって本当に掴んで揉めてしまうのだ。
「腹ん中、俺の手に掻きまわされてイクんだろ、このマゾ息子。オヤジのチンポだけじゃなく、手までケツまんで咥えたいなんて、本当におまえはどうしようもねぇマゾだ。ほら、大好きなオヤジの腕に犯されて、幸せなんだろ、いいぜ、イケよ。マゾらしく、マゾまんこぶっ壊されてイケっ、イっちまえッッ」
「ぉお゛ほぉお゛お゛お゛お゛ッッ、い゛ぐぅう゛う゛う゛う゛ッッ」
ぐぼっと結腸にこぶしをぶちこまれて、精液と小便を垂れ流しながらイく。
これ以上、気持ちいいことなんて、なにもない。
そう思うのに、目が覚めたら、やっぱりおれは虚しくなってしまうのだ。
何回でも射精出来るのが絶倫なら、何回でも犯されたいおれは何だろう?
底なしビッチ、なんだろうか?
「おう、おかえり」
にっかりと笑うオヤジに、おれは心の中で平謝りする。
ごめん、オヤジ。
おれは今日も、オヤジでアナニーしてきた。
お願いだから、おれの前で隙だけは見せないでくれ。
どうなるか、わかんないから。
33
あなたにおすすめの小説
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
獣のような男が入浴しているところに落っこちた結果
ひづき
BL
異界に落ちたら、獣のような男が入浴しているところだった。
そのまま美味しく頂かれて、流されるまま愛でられる。
2023/04/06 後日談追加
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる