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24、羨望ジェラシー
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「寝てる、か」
用を足し終えた尿瓶を片付けて戻れば、オヤジは眠ってしまっていた。
横になったオヤジが布団をしっかりとかけているのを遠目で確認して、開きかけていた襖をそっと閉め直す。
事故に遭ってからまだ二日しか経っていないのだ。
きっと、体が休息を求めているのだろう。
「……それなら」
オヤジが寝ているというなら、さっきから気になっていたことを確認するチャンスだ。
おれは静かにオヤジの部屋に向かう。
目的は、送られてきた荷物の送り主を確認すること、だった。
「……やっぱり」
受け取った荷物はそれなりに重く、精密機器と書かれたそれには、どこか見覚えがあるような気がしていた。
送り主には、とある会社の社名が書かれている。
おれはその社名と、どこか見覚えがある程度の付き合いではない。
アナニーに目覚めてから、あらゆる欲望を叶える手伝いをしてくれる数々のアダルトグッズを購入してきた店の表の名前だ。
それらを購入したことのない一般人からすれば、ただのパソコンパーツの専門店にしか見えないが、その中身は最大手のアダルトグッズ販売店である。
その社名が入った荷物ということは、この中にはオヤジが買ったアダルトグッズが入っているということだ。
「正月のアレのせいか……?」
思い出すだけで、腹の奥までずくずくと疼くようだった。
毎晩、おれのアナルが壊れそうなほど激しいセックスを繰り返したことで、オヤジの性欲が目覚めてしまったのだろう。
勃起が癖になったのかもしれない。
きっと、この中には、オヤジにちんぽを入れてもらえる幸運なオナホが入っているのだろうと思う。
「はぁ……うらやましい」
想像しただけで、嫉妬で叩き壊したくなった。
その役目はおれだけのものだったのに、と醜い心が叫んでいる。
怪我人に酒を飲ませるなんてあり得ないから、そんなことは不可能だってわかっていても、またオヤジに抱かれたい、と思ってしまった。
もう一度、オヤジが眠っているのを確認して、自分の部屋に戻った。
オヤジのちんぽを思い出したら、アナルが疼いてしまったので、オヤジが寝ている間にアナニーをしておこうと思ったのだ。
「オヤジ、恥ずかしそうだったな……」
思い出すのは、ついさっき握ったオヤジのちんぽだ。
萎えていたけれど、オヤジが見ている目の前で握らせてもらったばかりだ。
ちんぽを掴まれた瞬間の、オヤジの恥ずかしそうな顔にきゅんとしてしまった。
うっかり扱いてしまわないよう、必死に気を反らしながら尿瓶に押し込んだのだ。
「やわらかかったけど、あいかわらず、おおきかった……」
あのまましゃぶらせてもらえたらよかったのに、と自分の指を咥えながら思う。
今回は、自宅に帰らずに来たから、アナニー用のグッズが何もなかった。
いま使えるのは、自分の指くらいだ。
自分の指でアナニーしていたのは最初の頃だけなので、すごく久しぶりだった。
唾液をたっぷりとつけた指で、すでにひくついているアナルをゆっくり撫でる。
しわをのばすように優しく、丁寧に唾液を塗りつけて、アナルをほぐしていった。
オヤジはいま両腕が使えないから、頭の中にいる妄想のオヤジも手が使えない。
だから、見ている前でマゾ息子のおれに、アナルを自分でほぐせと命令するのだ。
ベッドの上でズボンとパンツをまとめて下ろし、ケツだけをあげる。
背中側からまわした指でアナルを濡らし、後ろから見ているオヤジからよく見えるようにひくつく穴を拡げていく。
「ほら、マゾ息子のオナホ穴を使ってやるから、さっさと拡げろ。勃起チンポ様がお待ちだぞ」
無事な方の足でどかっと蹴られて、アナルを撫でていた指が、ゆるく口を開いていた穴の中に爪先で押し込まれる。
「ぅあッッ」
一気に二本、ずっぶりと根本まで入れられて、そのままぐりぐりっと手を踏みつけられてアナルを犯される、という予定だったが、背中側からでは根本まで入らなかった。
アナルから指を一度引き抜いて、仕切り直して前から挿入する。
今度はちゃんと根本まで入るように、挿入した指をもう片方の手で押し込んで、妄想を再開した。
久しぶりに触るぷっくりと腫れた前立腺は、すごく硬くなっていて、指先で撫でるとこりこりというより、ごりごりといった感じで痺れるような快感をくれる。
思わず叫びそうになるのを、枕カバーを噛んで必死に堪え、アナルの中を二本の指の腹で押し潰しまくった。
オヤジの命令だから、おれはこの指を止めちゃいけない。
足を閉じてしまわないよう大きく開き、腰をがくがくと震わせながら、前立腺を責め続ける。
アナルパールよりはるかに細くても、自分の望み通りに動かせる指は優秀なもので、おれはたちまち勃起して、だらだらと先走りを垂らしはじめた。
にやにやと嗤うオヤジが、せっかく勃起したんだから、ザーメンも垂れ流してイけよ、と亀頭責めをするよう命令してくる。
「……おやひぃ……ゆるひれっ、ゆるひ……ッッ」
前立腺を責めながら、亀頭を掴んで思いきり捏ねる。
先走りで濡れた手のひらが、亀頭を激しく責め立てた。
尿道口が泡立つくらい激しく捏ねると、どうしようもなく気持ちよくて、膝を立てていられなくなる。
体がベッドの上にべしゃりと崩れても、手を止めずに責め続ける。
オヤジが、もっとヤれと言って許してくれない。
「マゾまんこに、チンポが欲しくねぇのかよ。俺の命令を聞けるイイ子ちゃんにしか、突っ込んでやらねぇぞ」
そんなことを言われてしまえば、おれには逆らうことなんてできるわけがない。
指を三本に増やし、尿道口に親指を突き立て、さらに激しく責め立てる。
「ん゛ッッ、ふッッ、ふ、ぐぅう゛う゛ッッ、う゛っ、う゛う゛ッッ、ふぐぅう゛う゛う゛う゛ッッ」
びゅくっびゅくっと手のひらに熱がひろがるを感じたが、ぐぢゅぐぢゅといやらしい音を立てる亀頭を捏ね続ける。
射精したことで、アナルが前立腺を責める指をぎゅうぎゅうと締め付けるが、オヤジはまだ許してくれない。
すぐにアナルもイきはじめたが、両手を止めずに責め続ける。
ディルドもバイブもないからこそ、おれはこの指だけでおれを責め続けるしかない。
びくびくと全身を痙攣させ、狂ったようにイきながら溢れる涙も鼻水も垂れ流す。
枕を食いちぎる勢いで噛み締め、絶頂しすぎて動かなくなりそうになる指を必死に動かし続ける。
「ふッッ、ふぎぃい゛い゛い゛い゛ッッ」
ぶしゅりと尿道口から精液ではない何かを漏らしながら、気の遠くなるような激しい絶頂に全身を強ばらせた。
ふっと目の前が真っ暗になって、おれは意識を失った。
用を足し終えた尿瓶を片付けて戻れば、オヤジは眠ってしまっていた。
横になったオヤジが布団をしっかりとかけているのを遠目で確認して、開きかけていた襖をそっと閉め直す。
事故に遭ってからまだ二日しか経っていないのだ。
きっと、体が休息を求めているのだろう。
「……それなら」
オヤジが寝ているというなら、さっきから気になっていたことを確認するチャンスだ。
おれは静かにオヤジの部屋に向かう。
目的は、送られてきた荷物の送り主を確認すること、だった。
「……やっぱり」
受け取った荷物はそれなりに重く、精密機器と書かれたそれには、どこか見覚えがあるような気がしていた。
送り主には、とある会社の社名が書かれている。
おれはその社名と、どこか見覚えがある程度の付き合いではない。
アナニーに目覚めてから、あらゆる欲望を叶える手伝いをしてくれる数々のアダルトグッズを購入してきた店の表の名前だ。
それらを購入したことのない一般人からすれば、ただのパソコンパーツの専門店にしか見えないが、その中身は最大手のアダルトグッズ販売店である。
その社名が入った荷物ということは、この中にはオヤジが買ったアダルトグッズが入っているということだ。
「正月のアレのせいか……?」
思い出すだけで、腹の奥までずくずくと疼くようだった。
毎晩、おれのアナルが壊れそうなほど激しいセックスを繰り返したことで、オヤジの性欲が目覚めてしまったのだろう。
勃起が癖になったのかもしれない。
きっと、この中には、オヤジにちんぽを入れてもらえる幸運なオナホが入っているのだろうと思う。
「はぁ……うらやましい」
想像しただけで、嫉妬で叩き壊したくなった。
その役目はおれだけのものだったのに、と醜い心が叫んでいる。
怪我人に酒を飲ませるなんてあり得ないから、そんなことは不可能だってわかっていても、またオヤジに抱かれたい、と思ってしまった。
もう一度、オヤジが眠っているのを確認して、自分の部屋に戻った。
オヤジのちんぽを思い出したら、アナルが疼いてしまったので、オヤジが寝ている間にアナニーをしておこうと思ったのだ。
「オヤジ、恥ずかしそうだったな……」
思い出すのは、ついさっき握ったオヤジのちんぽだ。
萎えていたけれど、オヤジが見ている目の前で握らせてもらったばかりだ。
ちんぽを掴まれた瞬間の、オヤジの恥ずかしそうな顔にきゅんとしてしまった。
うっかり扱いてしまわないよう、必死に気を反らしながら尿瓶に押し込んだのだ。
「やわらかかったけど、あいかわらず、おおきかった……」
あのまましゃぶらせてもらえたらよかったのに、と自分の指を咥えながら思う。
今回は、自宅に帰らずに来たから、アナニー用のグッズが何もなかった。
いま使えるのは、自分の指くらいだ。
自分の指でアナニーしていたのは最初の頃だけなので、すごく久しぶりだった。
唾液をたっぷりとつけた指で、すでにひくついているアナルをゆっくり撫でる。
しわをのばすように優しく、丁寧に唾液を塗りつけて、アナルをほぐしていった。
オヤジはいま両腕が使えないから、頭の中にいる妄想のオヤジも手が使えない。
だから、見ている前でマゾ息子のおれに、アナルを自分でほぐせと命令するのだ。
ベッドの上でズボンとパンツをまとめて下ろし、ケツだけをあげる。
背中側からまわした指でアナルを濡らし、後ろから見ているオヤジからよく見えるようにひくつく穴を拡げていく。
「ほら、マゾ息子のオナホ穴を使ってやるから、さっさと拡げろ。勃起チンポ様がお待ちだぞ」
無事な方の足でどかっと蹴られて、アナルを撫でていた指が、ゆるく口を開いていた穴の中に爪先で押し込まれる。
「ぅあッッ」
一気に二本、ずっぶりと根本まで入れられて、そのままぐりぐりっと手を踏みつけられてアナルを犯される、という予定だったが、背中側からでは根本まで入らなかった。
アナルから指を一度引き抜いて、仕切り直して前から挿入する。
今度はちゃんと根本まで入るように、挿入した指をもう片方の手で押し込んで、妄想を再開した。
久しぶりに触るぷっくりと腫れた前立腺は、すごく硬くなっていて、指先で撫でるとこりこりというより、ごりごりといった感じで痺れるような快感をくれる。
思わず叫びそうになるのを、枕カバーを噛んで必死に堪え、アナルの中を二本の指の腹で押し潰しまくった。
オヤジの命令だから、おれはこの指を止めちゃいけない。
足を閉じてしまわないよう大きく開き、腰をがくがくと震わせながら、前立腺を責め続ける。
アナルパールよりはるかに細くても、自分の望み通りに動かせる指は優秀なもので、おれはたちまち勃起して、だらだらと先走りを垂らしはじめた。
にやにやと嗤うオヤジが、せっかく勃起したんだから、ザーメンも垂れ流してイけよ、と亀頭責めをするよう命令してくる。
「……おやひぃ……ゆるひれっ、ゆるひ……ッッ」
前立腺を責めながら、亀頭を掴んで思いきり捏ねる。
先走りで濡れた手のひらが、亀頭を激しく責め立てた。
尿道口が泡立つくらい激しく捏ねると、どうしようもなく気持ちよくて、膝を立てていられなくなる。
体がベッドの上にべしゃりと崩れても、手を止めずに責め続ける。
オヤジが、もっとヤれと言って許してくれない。
「マゾまんこに、チンポが欲しくねぇのかよ。俺の命令を聞けるイイ子ちゃんにしか、突っ込んでやらねぇぞ」
そんなことを言われてしまえば、おれには逆らうことなんてできるわけがない。
指を三本に増やし、尿道口に親指を突き立て、さらに激しく責め立てる。
「ん゛ッッ、ふッッ、ふ、ぐぅう゛う゛ッッ、う゛っ、う゛う゛ッッ、ふぐぅう゛う゛う゛う゛ッッ」
びゅくっびゅくっと手のひらに熱がひろがるを感じたが、ぐぢゅぐぢゅといやらしい音を立てる亀頭を捏ね続ける。
射精したことで、アナルが前立腺を責める指をぎゅうぎゅうと締め付けるが、オヤジはまだ許してくれない。
すぐにアナルもイきはじめたが、両手を止めずに責め続ける。
ディルドもバイブもないからこそ、おれはこの指だけでおれを責め続けるしかない。
びくびくと全身を痙攣させ、狂ったようにイきながら溢れる涙も鼻水も垂れ流す。
枕を食いちぎる勢いで噛み締め、絶頂しすぎて動かなくなりそうになる指を必死に動かし続ける。
「ふッッ、ふぎぃい゛い゛い゛い゛ッッ」
ぶしゅりと尿道口から精液ではない何かを漏らしながら、気の遠くなるような激しい絶頂に全身を強ばらせた。
ふっと目の前が真っ暗になって、おれは意識を失った。
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