大酒飲みは虎になったことを忘れてしまう

うしお

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79、虐悦アラウザル

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「んっ、んんっ、オ、オヤジ、やばいっ、早くっ、トイレっ、トイレいかせてっ」

「チッ、しょうがねぇな。さすがにもう限界か」

絡めていた舌を押し返しながら、手錠で繋がれた腕でオヤジの胸をどんどん叩いて、必死に訴える。
口をへの字に曲げて、がしがしと自分の頭をかいたオヤジは、じたばたするおれの腹にさっきの黒い何かを乗せると、拘束されたままのおれをさっと横抱きにして立ち上がった。

「落とすといけねぇから、暴れんなよ」

いわゆる、お姫様抱っこにされたおれは、こくこくと頷くことしかできない。
少しでも動いたら本当に落ちてしまいそうで、怖くて動けなかった。
世の女性陣は、お姫様抱っこに憧れるというが、こんな不安定な状態になるスリルも含めてのことなのだろうか。
まあ、おれが不安定なのはお姫様抱っこだからというより、純粋に足が閉じられないからなのかもしれないが。

「さすがに持ちにくいな」

少しだけ歩いたオヤジが呟いて、おれを一旦ベッドに下ろす。
もしかして、この拘束を外してくれるのかな?と思ったおれの体を、くるっとまわすと今度は後ろから抱き上げた。
両方の膝裏を掬うようにして。
それは、まるで小さな子どもに排泄を促すような格好だった。

「オ、オヤジっ、なんで、こんな持ち方っ」

足を閉じられないおれの股間が全開になっていて、誰も見ていないとわかっていても、思わず手錠つきの手で隠さずにはいられなかった。
まあ、隠せるのはちんぽぐらいで、アナルストッパーを咥え込んだアナルは丸見えなのだけれど。

「しょうがねぇだろ。お前はいま、足が閉じらんねぇんだから」

「そ、それなら、これ全部外してくれれば……っ」

「へぇ、全部って、お前、ここで漏らしてぇのか?」

膝裏に通していた手を肘までずらしたオヤジが、自由になった手でアナルストッパーの取っ手をぐっと握った。
突っ込まれていたアナルストッパーをゆっくりと引き抜かれ、出てくるストッパーの大きな段差で嫌でもめくれていく自分のアナルに青ざめる。
いまはアナルストッパーのお陰でかろうじて漏らさずにいられているが、ストッパーを抜かれてしまったら、腹の中にある精液がどうなるかなど考えるまでもない。

「やっ、やだっ、オヤジっ、抜かないでっ」

「なんだよ。全部外して欲しかったんだろ? せっかくこれを抜いてやろうってのに、断んのか? わがままなやつだなぁ」

「ごっ、ごめ……っ、や、だ、だめ、だめだめだめぇっ、抜かないでぇ……あぅンッッ」

ストッパーを引っ張られてくぷーっとのびていたアナルが、一気に押し戻されてきたアナルストッパーをぐっぷり飲み込む。

「は、ぁッ、あぅンッ、く、ふっ、ふ、ぁあッッ」

「おいおい、それが人に物を頼む態度かよ。ったく、全然、躾られてねぇじゃねぇか。この淫乱ダメマンコめ、お仕置きしてやる。ほら、淫乱マンコぐちょぐちょの刑だ。しっかり締めとかねぇといろいろ漏れちまうぞ」

「や゛っ、あ゛っ、あ゛あ゛っ、アナル、もれるぅっ、ん゛ひぃい゛い゛っ、アナル、もれちゃうぅッッ」

「ははっ、こんだけ締まってりゃ、そう簡単にゃ漏れねぇだろ。おらおら、もっとぐちゃぐちゃにしてやるからしっかり反省しろよ」

オヤジにがっちり掴まれたアナルストッパーが、一気にぐぽんと引き抜かれ、すぐにまたアナルの中に戻される。
抜かれるのも突っ込まれるのも一瞬のことなので、漏らさずに済んでいるが、アナルを抉じ開けられる快感はたまらない。

「あ゛ひッ、ひい゛ッ、らめっ、らめぇっ、アナル、とけるぅ、ん゛ひぃっ、とけちゃう゛う゛ぅ……ッッ」

抜かれて締まるアナルも、突っ込まれて締まるアナルも、大きなアナルストッパーにぐっぽぐっぽと何度も抉じ開けられて、ぐちゃぐちゃにされてるのに気持ちいい。

「はっ、お仕置きされて悦んでやがるな。どうしようもねぇ、マゾマンコめ」

つるっとしたアナルストッパーの先端が前立腺のちょっと手前までやってきて、押し潰されることを期待するアナルがひくひくと震える。
けれど、オヤジに突っ込まれているアナルストッパーは、亀頭のように大きく膨れてはいるけれど親指より短い。
根本まで突っ込んでもらっても、人差し指じゃないと届かないおれの大好きな前立腺まではきてくれない。
どれだけ期待しても、このアナルストッパーには絶対に前立腺をいじめてもらえないのだ。
切なくて、苦しくて、たまらなく気持ちいい。
焦らされて悦ぶおれを、オヤジはちゃんと理解していじめてくれる。
どうして、オヤジにはおれがして欲しいことが、全部わかってしまうんだろうか。

「やっ、あっ、やぁっ、んっ、んぅっ、もっとぉ……っ、あ、あぅ、ううぅ……っ、おくまで、きてよぉ……っ」

「ったく、これじゃただのオナニーを手伝ってるようなもんだな。お仕置きになりゃしねぇよ」

「あ、あぁ……っ、やら、なんで……やめちゃうのぉ……っ、きもちいぃとこ、あたんなぃよぉ……っ」

ため息をついたオヤジが、アナルストッパーから手を離してしまう。
快感を取り上げられたアナルが、物欲しそうにひくひくと震えていた。
アナルに締め付けられ、くんっくんっとゆれるアナルストッパーは、やっぱり前立腺には届かなくて、きゅんきゅんと疼くアナルが切なくてたまらないと訴えている。

「ったく、エロい尻尾、振りやがって。媚びるのだけはうめぇじゃねぇか。しょうがねぇな。そんなに行きたきゃ、散歩に連れていってやるよ、マゾ犬」

かぷっと肩に噛みついたオヤジが、ぞくぞくするような低くて甘い声で囁いた。
散歩・・と言われたおれのアナルに突き刺さったアナルストッパーの取っ手が、まるで本物の犬の尻尾みたいに歓喜にゆれる。

「さ、散歩って」

「は? 散歩は散歩だろ。っても、うちにゃリードがねぇからな。こんなエロ犬、放し飼いになんてできねぇし、しょうがねぇから飼い主にしっかり繋いどかねぇとな」

「そ、それって……ひッ、ぐッッ」

いまだにぶんぶんとゆれていたアナルストッパーの取っ手を掴んだオヤジが、一気にそれを引き抜いて、代わりに勃起していた自分のちんぽを突っ込んだ。
焦れていた前立腺と放置されていた結腸が、硬くて太くて長いオヤジの凶悪ちんぽで串刺しにされてイく。

「ちょっとやそっとじゃ抜けねぇよう、しっかり奥まで突っ込んどかねぇとな」

「あ゛ッッ、お゛ッッ、お゛ッッ、お゛ん゛ん゛ッッ」

太ももと足首を繋いだ鎖をぴんっとのばして、アナルの全部で絶頂するおれを、オヤジが何度も何度も突き上げる。
もうとっくに奥の奥まで届いているのに、オヤジはおれを持ち上げてはちんぽの上に突き落とした。
さっきまでとの落差に、おれの体と脳みそは置き去りだ。
ひたすら与えられる快感があまりにもすごすぎて、まともな声なんて出せもしない。
突かれる度に悲鳴を漏らす口を大きく開け、舌をのばせるだけのばしてイき続ける。
一突きごとに与えられる溢れんばかりの快楽を、口から吐き出してしまわなければ、おれの全部が壊れてしまいそうで怖かった。
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