大酒飲みは虎になったことを忘れてしまう

うしお

文字の大きさ
105 / 161

105、視剰ショータイム

しおりを挟む
「ん゛、ん゛ぁっ、や゛っ、や゛ぁ、あ゛あ゛あ゛あ゛ぁッッ」

「おら、さっさと口を開けて鳴けよ。こうされたかったんだろ? わかってんだよ。大好きなお仕置きで、無理矢理・・・・鳴かされてぇんだよな。そうだろ? だってお前は、いじめられんのが大好きなマゾ犬だもんなぁっ」

必死に声を堪えようとすれば、もう片方のオヤジの手が、結腸までちんぽを突っ込まれたおれの腹をぐにぐにと揉みはじめる。
あまりにも衝撃的な快感に、もう堪えきることなどできなくなって口を開いた。
すぐに、悲鳴のような喘ぎ声が飛び出していく。
脂肪をあまり溜め込んでいない腹は、揉まれるとなんだか内臓を直接握られているみたいだった。
結腸がオヤジのちんぽに、擦り付けられている気がする。
おれの結腸は、いまや完全にオヤジのオナホ状態だ。
ヤバい、こんなの痛いだけのはずなのに、すごく気持ちいい。

「あ゛ぎっ、は、ひッッ、ひはっ、ぞれ゛っ、ぞれ゛、あ゛め゛っ、ぅぎぃい゛い゛ぃっ、あ゛ひっ、あ゛ッッ、あ゛あ゛ッッ、もっ、もぉ、ら゛め゛ぇっ」

「ああ、いい声で鳴けんじゃねぇか。その調子で聞かせてやれ」

さらに激しくなった結腸マッサージに、もう声を我慢することなんて不可能だった。
鬼畜なオヤジのちんぽを、結腸で、アナルで感じまくってイく。
サラリーマンのことなんて、本気で忘れてしまったくらいオヤジのお仕置きはすごかった。
酔ってなくても、オヤジがこんなに鬼畜だなんて。
オヤジは本当に、おれにとって最高の恋人だ。
何度だって、この幸運を噛み締めたくなる。

「ひ、あ゛っ、あ゛っ、はぁっ、あ゛っ、ひ、ぃッッ、ひっ、ひぃ、ん゛ぅッ、も、もぅ、ゆ゛っ、ゆ゛る゛ひれ゛ぇっ、オヤジぃっ、ぞれ゛っ、ぞれ゛ぇっ、もぉっ、ら゛め゛ぇっ、ら゛め゛ら゛ぁっ、あ゛あ゛っ、お゛、お゛やぢぃい゛い゛ぃッッ」

「お前が、可愛い声で鳴くから見にきてくれたんだ。もっとたっぷり聞かせてやれ」

オヤジの手で、顔を穴に向かって固定されたまま、ひたすらアナルでイきまくる。
言われてようやくサラリーマンを思い出して、目の前に焦点があう。
穴の向こうでは、ネクタイの結び目が少し遠ざかっていて、その代わりに前髪だろう黒いものが、ちらちらとゆれはじめていた。
相手の目は、おれからは見えない。
でも、暗闇の中にいるだろうサラリーマンと、おれは確かに目があってしまったような気がした。

「あ゛あ゛っ、ぁ゛め゛っ、み゛っ、み゛て、ゆッ、み゛ぁえ゛てッッ」

メスイキが止まらない。
知らない人に、見られているというのに。
オヤジとセックスして蕩けているおれの顔を、見られてしまっているというのに、絶頂が止まらない。
おれの体は、オヤジとするアナルセックスの気持ちよさには勝てなくて、イきまくってしまう。

おれがオヤジのものなんだってことを、見てもらえるのが嬉しくてたまらなかった。

「なぁにが、ダメだよ、このマゾ犬め。そいつに見られてから、さらにマンコの締まりがよくなってるじゃねぇか。他の男に交尾を見られるのがそんなに気持ちいいのか? おら、さっさと言え、マゾ犬! 見せつけ交尾が気持ちいいんだろうが! もっと見てくれっておねだりしてみろ」

結腸を揉んでいたオヤジの手が、さらに強く腹をぐぐっ押さえつけた。
ピストンするオヤジのちんぽを、おれのメスイキアナルが痛みと快感でぎゅうぎゅうと締め付ける。
握り潰されて処女並のキツ穴に戻る結腸を、無理矢理ちんぽで抉じ開けられていた。
まるで、オヤジのちんぽで、一突きごとに処女穴を破られているみたいだ。
それは、セルフ開発しまくってしまったおれには、絶対に味わえるはずのなかった痛みと快感だった。
きつくて、つらくて、最高に気持ちいい。
こんなにすごいセックスされたら、おれはもう狂うしかないだろう。
イって、イって、イきまくって、雄に生まれたことなんて忘れてイき狂う。
いまのおれは、メスイキまんこそのものだ。
大好きな人に抱かれてイって、これ以上幸せなことなんてないだろう。

だけど、こんなにすごいセックスをずっとされていたら、人生がまるごと狂ってしまいそうで怖くなる。
でも、もうおれは、とっくに手遅れなのかもしれない。
だっておれは、もう大好きなオヤジのものになれて満足しているから。
狂わせてくれるのがオヤジなら、どんなにつらくてもいいって感じるマゾ奴隷に、早くなりたいって思いはじめている。

「あ゛ひゅッッ、ん゛ひッッ、あ゛ぅう゛う゛ぅッッ、み゛へッッ、ぇえ゛え゛ぇっ、み゛へぐら゛ざっ、ん゛ッッ、ぉほぉお゛お゛っ、こぉびっ、こぉび、ひて、ひぅう゛ぅう゛ぅん゛ん゛ッッ、お゛ぢりっ、お゛ぢりぃっ、お゛れ゛の、まんごっ、お゛や゛ぢのぢん゛ぽれ゛い゛っぢゃう゛っ、お゛れ゛っ、お゛ま゛んごれ゛、い゛っれ゛まずぅう゛う゛っ」

体が爆発したかと思った。
絶叫しながら、無様なイキ顔をさらして絶頂する。
全部、オヤジの言う通りだった。
おれは、オヤジにイかされてるところを見られて悦んでいる。
激しく交尾するおれたちを、誰でもいいから見せつけたくてたまらなかった。

「あ゛っ、あ゛はっ、ぁ゛み゛っ、み゛え゛ゆ゛っ、み゛て、ゆッ、み゛ぁえ゛てッッ」

一気に狂暴さを増したオヤジのちんぽが、激しいマッサージでもうとっくにぐずぐずになっていたおれの結腸に、荒々しくとどめを刺しにきた。
アナル全体がぎゅうっと締まって、大きな絶頂の波に飲み込まれる。
それなのに、おれの意識はいまだに見えないサラリーマンからの視線を感じて、オヤジのちんぽを締めつけていく。
もっと、見てくれ。
オヤジのちんぽで、蕩かされていくおれを。
もしも、このままおれが蕩けてなくなったとしても、最後にいたのはオヤジの腕の中だったと証明するために。
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

獣のような男が入浴しているところに落っこちた結果

ひづき
BL
異界に落ちたら、獣のような男が入浴しているところだった。 そのまま美味しく頂かれて、流されるまま愛でられる。 2023/04/06 後日談追加

後輩が二人がかりで、俺をどんどん責めてくるー快楽地獄だー

天知 カナイ
BL
イケメン後輩二人があやしく先輩に迫って、おいしくいただいちゃう話です。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

敗戦国の王子を犯して拐う

月歌(ツキウタ)
BL
祖国の王に家族を殺された男は一人隣国に逃れた。時が満ち、男は隣国の兵となり祖国に攻め込む。そして男は陥落した城に辿り着く。

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

R指定

ヤミイ
BL
ハードです。

処理中です...