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第36話 転生エルフ(107)、決意を固める。
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「1年間お疲れさまでした、リース様。ここ半年は何やら魔術の研究の方にも熱心でしたね」
ジン君が旅だってから初めての夜。
夕食後に一安心して、家の縁側に座っている俺の元にやってきたのはミノリだ。。
「ジン君がいるうちに確かめたいこともあったからね」
ミノリにはまだ全てを言うわけにはいかないが、この半年で俺は技能吸収、属性吸収に次ぐ吸収魔法である因子吸収を編み出していた。
幸い、同じ空間に《因子》持ちが二人もいたことや、ヴリトラが意外に協力的だったこともあり完成にそう時間はかからなかった。
問題は、その後――《因子付与》の方だった。
魔法タイプの違う別個体に新たな魔法を埋め込むのは相当な負荷がかかるらしく、《因子》を抜き取ることが出来ても植え付けることができないことも分かり始めた。
目的達成のためには前途多難だな……。
「グリレット様とのお約束も守られて、勇者候補も無事見つけられて、大活躍でしたね。……二人の時間が減ってしまったのは少し寂しかったですけど」
ぷっくりと頬を膨らませるミノリはちょこんと俺の肩に頭を預けてきた。
確かにこの1年間はジン君につきっきりだったからな。
グリレットさんとの約束、そしてこれから900年の平穏を守るためには、一刻も早くいつジン君に《勇者》の因子が宿ってもいいように育て上げる必要があった。
だが今のジン君ならもう《勇者》の因子が宿るに適した魔力容量はある。
こちらは一安心だ。
「ミノリもよく頑張ってくれたよ、ありがとう」
いつもVSジン君戦が終わった後はナデナデをするのが恒例だった。
今日は特別にたくさんナデナデをしてあげるとしよう。
「えへへ~」と相変わらずに全幅の信頼を置いてくれて、いつも以上に恍惚の表情を見せてくれるミノリ。
「これから、どうしましょう?」
「……まだ何も考えてないな」
「では、次が決まるまではまた2人でゆっくり過ごすことになりますね」
「あぁ、そうだな」
「ご飯の量と、修行の量を調節して……リース様のお好きな木の実も取り寄せちゃいましょう。後は、そうですね――」
「……ミノリ」
「どうされました、リースさ――」
健気に今後のことを考えてくれているミノリの唇を塞ぐ。
初めてのキスだった。
ミノリは驚きながらも目を閉じる。
ずっと怖かった。
俺は長寿のエルフ族で、俺の人生に比べたらミノリの人生は一瞬で終わってしまう。
彼女の大切な一生をこんなのんびりと過ごす俺に費やしていい訳がない、と。
だけどそれはただの逃げだった。
ジン君は1年で、全力で修行し続けて見事に力を手に入れてみせた。
ミノリは再会してからの6年で、俺を常に全力で支え続けてくれていた。
俺だけが、彼らのようには生きることができていなかった。
前世でうだつの上がらなかった俺と何一つ変わっていなかった。
「いつもありがとう。好きだよ、ミノリ」
全力で生きると決めたのならば、そんなミノリを全力で幸せにしよう。
それが今の俺にとっての幸せなのだから。
「……えへへ、嬉しいです」
その日、俺たちはもう一つの転換点を迎える。
ミノリは、ずっと臆病者だった俺の全てを受け入れてくれた。
●●●
すー、すーと浅い寝息を立てて眠るミノリ。
少し乱れて頬にかかった赤い髪を払ってやると、くすぐったそうにしてまたもぞもぞと身を預けてきた。
まだ熱気の残った柔らかくて真白い肌がぴっとりとくっついていた。
「……そりゃさ、ずっと側にいてほしいよな」
俺は900年生きられるが、ミノリに残された時間は持ってあと数十年。
別れの時期はそう遠くはない。
魔法が生まれてから数千年。未だ魔法は『時間』と『死』の概念を越えることは出来ていない。
長命種であるエルフと短命種である人間との間には子どもが出来ないことからも、この世の理に沿った複雑な事象が絡み合っているのだろう。
それでも、俺はこれから先もミノリと一緒にいたい。
この1年で、気付けばそう強く願うようになってしまっていた。
だとすると、この世の理の埒外の力――《因子》に頼るしかない。
一度魔王は滅んでいる。
にも関わらずに定期的にこの世に復活を繰り返している。
これにも《因子》が絡んでいるのではないだろうか。
ジン君は魔王や魔族を倒すことに特化した《勇者》という能力を持っていた。
剣を振るう剣士でもなく、魔法を得意とする魔術師でもなく、回復術に長けている治癒術師でもなく、《勇者》という非常に曖昧なものだ。
俺は機械やIT、科学技術も発達した「日本」という異世界から剣や魔法、魔獣や亜人と何でもありのファンタジー世界に迷い込んだ。《異世界転生》というこの世の理から外れた存在を持って。
――それならば魔王は。
魔王は、どんなに勇者に討ち滅ぼされたとしても数百年ごとに復活する。
さらに魔王の復活には必ずその時代に《勇者》因子を持った者が現れる。
まるで世界が何らかの自浄作用を持って調整しているかのように、だ。
魔王の復活も充分にこの世の理の埒外にあると言えるだろう。
何度死んでも甦る。
端的に言えばこのようなこの世の埒外にあるような現象を俺の元いた世界ではこう呼んだ。
――《輪廻転生》、と。
これは全てが仮説でしかない。
だからこそジン君が《勇者》の因子を開花させて魔王を討ち滅ぼしてしまう前にケリをつけておきたい。
まだ《因子付与》の方は完成していないが、《因子吸収》の方法を手に入れた今、ミノリと末永く暮らしていくにはこれが最良の方法だった。
ミノリが居なくなってしまう前に、何としても《因子付与》の魔術も開拓していかなくてはならないが――。
「リースさま、むずかしいかおしてますねぇ」
ふと、目を覚ましたミノリがにっこりと笑う。
上気した頬は赤みを帯びていた。
「さっきの答えをまだ出してなかったから、今伝えるよ」
「……はい」
「準備が出来次第、俺はこれから魔族領域に向かおうと思う。理由はまだ話せないが、ジン君が魔王を倒してしまう前に俺も魔王相手の用を済ませておきたいからだ」
ミノリは一瞬寂しそうな表情をした。だからこそ、それに被せるように俺は告げる。
「危険で、長い旅路になると思う。でも俺はミノリ、キミにもついてきてほしい。絶対に護ると約束するから」
今まで俺は、表だってミノリに「着いてきてほしい」なんて言えなかった。
何せ、一つの事象に平気で数年を費やすことになる俺の生活を相手にも強いてしまうのだから。
だが今は違う。
長いエルフ人生の中ではたった一秒。
それでも、一秒でも長くミノリと一緒に時を過ごしていたいと強く思うようになっていた。
ミノリは再びにっこりと笑みを浮かべた。
「リース様が求めてくださるのは初めてですね。……答えは昔から変わりません。ミノリはどこまでもリース様についていきます。わたしだって、リース様をお守りするんですっ」
俺の平穏をこれから900年続けていくため。そしてその隣にはミノリにずっといてもらうため。
ミノリと俺は決意を新たに、半年間の更なる修行の末に魔族が跋扈する領域に足を踏み入れることになるのだった。
ジン君が旅だってから初めての夜。
夕食後に一安心して、家の縁側に座っている俺の元にやってきたのはミノリだ。。
「ジン君がいるうちに確かめたいこともあったからね」
ミノリにはまだ全てを言うわけにはいかないが、この半年で俺は技能吸収、属性吸収に次ぐ吸収魔法である因子吸収を編み出していた。
幸い、同じ空間に《因子》持ちが二人もいたことや、ヴリトラが意外に協力的だったこともあり完成にそう時間はかからなかった。
問題は、その後――《因子付与》の方だった。
魔法タイプの違う別個体に新たな魔法を埋め込むのは相当な負荷がかかるらしく、《因子》を抜き取ることが出来ても植え付けることができないことも分かり始めた。
目的達成のためには前途多難だな……。
「グリレット様とのお約束も守られて、勇者候補も無事見つけられて、大活躍でしたね。……二人の時間が減ってしまったのは少し寂しかったですけど」
ぷっくりと頬を膨らませるミノリはちょこんと俺の肩に頭を預けてきた。
確かにこの1年間はジン君につきっきりだったからな。
グリレットさんとの約束、そしてこれから900年の平穏を守るためには、一刻も早くいつジン君に《勇者》の因子が宿ってもいいように育て上げる必要があった。
だが今のジン君ならもう《勇者》の因子が宿るに適した魔力容量はある。
こちらは一安心だ。
「ミノリもよく頑張ってくれたよ、ありがとう」
いつもVSジン君戦が終わった後はナデナデをするのが恒例だった。
今日は特別にたくさんナデナデをしてあげるとしよう。
「えへへ~」と相変わらずに全幅の信頼を置いてくれて、いつも以上に恍惚の表情を見せてくれるミノリ。
「これから、どうしましょう?」
「……まだ何も考えてないな」
「では、次が決まるまではまた2人でゆっくり過ごすことになりますね」
「あぁ、そうだな」
「ご飯の量と、修行の量を調節して……リース様のお好きな木の実も取り寄せちゃいましょう。後は、そうですね――」
「……ミノリ」
「どうされました、リースさ――」
健気に今後のことを考えてくれているミノリの唇を塞ぐ。
初めてのキスだった。
ミノリは驚きながらも目を閉じる。
ずっと怖かった。
俺は長寿のエルフ族で、俺の人生に比べたらミノリの人生は一瞬で終わってしまう。
彼女の大切な一生をこんなのんびりと過ごす俺に費やしていい訳がない、と。
だけどそれはただの逃げだった。
ジン君は1年で、全力で修行し続けて見事に力を手に入れてみせた。
ミノリは再会してからの6年で、俺を常に全力で支え続けてくれていた。
俺だけが、彼らのようには生きることができていなかった。
前世でうだつの上がらなかった俺と何一つ変わっていなかった。
「いつもありがとう。好きだよ、ミノリ」
全力で生きると決めたのならば、そんなミノリを全力で幸せにしよう。
それが今の俺にとっての幸せなのだから。
「……えへへ、嬉しいです」
その日、俺たちはもう一つの転換点を迎える。
ミノリは、ずっと臆病者だった俺の全てを受け入れてくれた。
●●●
すー、すーと浅い寝息を立てて眠るミノリ。
少し乱れて頬にかかった赤い髪を払ってやると、くすぐったそうにしてまたもぞもぞと身を預けてきた。
まだ熱気の残った柔らかくて真白い肌がぴっとりとくっついていた。
「……そりゃさ、ずっと側にいてほしいよな」
俺は900年生きられるが、ミノリに残された時間は持ってあと数十年。
別れの時期はそう遠くはない。
魔法が生まれてから数千年。未だ魔法は『時間』と『死』の概念を越えることは出来ていない。
長命種であるエルフと短命種である人間との間には子どもが出来ないことからも、この世の理に沿った複雑な事象が絡み合っているのだろう。
それでも、俺はこれから先もミノリと一緒にいたい。
この1年で、気付けばそう強く願うようになってしまっていた。
だとすると、この世の理の埒外の力――《因子》に頼るしかない。
一度魔王は滅んでいる。
にも関わらずに定期的にこの世に復活を繰り返している。
これにも《因子》が絡んでいるのではないだろうか。
ジン君は魔王や魔族を倒すことに特化した《勇者》という能力を持っていた。
剣を振るう剣士でもなく、魔法を得意とする魔術師でもなく、回復術に長けている治癒術師でもなく、《勇者》という非常に曖昧なものだ。
俺は機械やIT、科学技術も発達した「日本」という異世界から剣や魔法、魔獣や亜人と何でもありのファンタジー世界に迷い込んだ。《異世界転生》というこの世の理から外れた存在を持って。
――それならば魔王は。
魔王は、どんなに勇者に討ち滅ぼされたとしても数百年ごとに復活する。
さらに魔王の復活には必ずその時代に《勇者》因子を持った者が現れる。
まるで世界が何らかの自浄作用を持って調整しているかのように、だ。
魔王の復活も充分にこの世の理の埒外にあると言えるだろう。
何度死んでも甦る。
端的に言えばこのようなこの世の埒外にあるような現象を俺の元いた世界ではこう呼んだ。
――《輪廻転生》、と。
これは全てが仮説でしかない。
だからこそジン君が《勇者》の因子を開花させて魔王を討ち滅ぼしてしまう前にケリをつけておきたい。
まだ《因子付与》の方は完成していないが、《因子吸収》の方法を手に入れた今、ミノリと末永く暮らしていくにはこれが最良の方法だった。
ミノリが居なくなってしまう前に、何としても《因子付与》の魔術も開拓していかなくてはならないが――。
「リースさま、むずかしいかおしてますねぇ」
ふと、目を覚ましたミノリがにっこりと笑う。
上気した頬は赤みを帯びていた。
「さっきの答えをまだ出してなかったから、今伝えるよ」
「……はい」
「準備が出来次第、俺はこれから魔族領域に向かおうと思う。理由はまだ話せないが、ジン君が魔王を倒してしまう前に俺も魔王相手の用を済ませておきたいからだ」
ミノリは一瞬寂しそうな表情をした。だからこそ、それに被せるように俺は告げる。
「危険で、長い旅路になると思う。でも俺はミノリ、キミにもついてきてほしい。絶対に護ると約束するから」
今まで俺は、表だってミノリに「着いてきてほしい」なんて言えなかった。
何せ、一つの事象に平気で数年を費やすことになる俺の生活を相手にも強いてしまうのだから。
だが今は違う。
長いエルフ人生の中ではたった一秒。
それでも、一秒でも長くミノリと一緒に時を過ごしていたいと強く思うようになっていた。
ミノリは再びにっこりと笑みを浮かべた。
「リース様が求めてくださるのは初めてですね。……答えは昔から変わりません。ミノリはどこまでもリース様についていきます。わたしだって、リース様をお守りするんですっ」
俺の平穏をこれから900年続けていくため。そしてその隣にはミノリにずっといてもらうため。
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