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まずは一人目「笹島ナオキ」
おれらの肝試し!
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おれ達が無人島に上陸してから、約二時間がたつ。
その間には、寝床の確保とまき集め、あとは肝試しの仕掛けを作っていた。
ふっふっふっ。
今回は、最っっ高に怖~い仕掛けを用意しておいた。
みんな腰抜かすぞ~。
あ、ちなみに、この肝試しの仕掛けは、部員全員がそれぞれの場所に一人ずつ配置されて、好きなように仕掛けを作れるようになっているんだ。
協力するのは、絶対にダメ。
でも、おれは一人でも十分にみんなを怖がらせる事が出来る。
何故なら!
…………………………やっぱ言ーわないっと。
誰かが聞き耳をたてているかもしれないからな。
「おーい、集まれー」
ナオキ君が、みんなに声をかけた。
「良いか?一発勝負だからな。分かっているよな?」
おれは、みんなに念を入れた。
「おうよっ」
「分かってるって~」
「じゃあ、やるぞ」
ようし。
必ずアタリを引かないと。
「よし。では、今から肝試しのペア決めを、クジで行うっ!」
オオッ!
みんな、すっかりヤル気満々だな。
えーと、おれは五番目か。
なかなか早い方だ、アタリをとられる前に、取らなくちゃな。
よし、引いてやるぜ!"宮野"と書かれたクジをなぁ!
《クジ引き後》
あ─────。
終わった……。
おれの……無人島生活…………!
最悪だ~。
どーしてよりによって、ナオキ君と一緒なんだよっ!
しかも等の本人は、「宜しくね!」って、満面の笑みで握手を求めてきてるし……!
ああ~、宮野さんに抱きつかれるという夢は……砕け散った。
あれ?
ということは……
おれが頑張って作った、あの仕掛けは、無駄だったのかぁぁあ!!
おれの心の声は、失望し過ぎて声にならなかった。
その間には、寝床の確保とまき集め、あとは肝試しの仕掛けを作っていた。
ふっふっふっ。
今回は、最っっ高に怖~い仕掛けを用意しておいた。
みんな腰抜かすぞ~。
あ、ちなみに、この肝試しの仕掛けは、部員全員がそれぞれの場所に一人ずつ配置されて、好きなように仕掛けを作れるようになっているんだ。
協力するのは、絶対にダメ。
でも、おれは一人でも十分にみんなを怖がらせる事が出来る。
何故なら!
…………………………やっぱ言ーわないっと。
誰かが聞き耳をたてているかもしれないからな。
「おーい、集まれー」
ナオキ君が、みんなに声をかけた。
「良いか?一発勝負だからな。分かっているよな?」
おれは、みんなに念を入れた。
「おうよっ」
「分かってるって~」
「じゃあ、やるぞ」
ようし。
必ずアタリを引かないと。
「よし。では、今から肝試しのペア決めを、クジで行うっ!」
オオッ!
みんな、すっかりヤル気満々だな。
えーと、おれは五番目か。
なかなか早い方だ、アタリをとられる前に、取らなくちゃな。
よし、引いてやるぜ!"宮野"と書かれたクジをなぁ!
《クジ引き後》
あ─────。
終わった……。
おれの……無人島生活…………!
最悪だ~。
どーしてよりによって、ナオキ君と一緒なんだよっ!
しかも等の本人は、「宜しくね!」って、満面の笑みで握手を求めてきてるし……!
ああ~、宮野さんに抱きつかれるという夢は……砕け散った。
あれ?
ということは……
おれが頑張って作った、あの仕掛けは、無駄だったのかぁぁあ!!
おれの心の声は、失望し過ぎて声にならなかった。
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