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第六話 戻った日常
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それは突然だった。
「戻るか?元の世界に」
不意にロミオから爆弾発言が投下される。
罠か?とも思ったけど、ロミオの表情は真剣。
「いきなりなんで?」
「いや、俺と離れたくないんならいいんだけどな。俺と離れて寂しいだろ?」
「あ、間に合ってます」
「ちょっと間を開けろ」
「……………………ごめんね」
「そっちじゃない」
知らねーよ。とツッコミを入れたいことが、終わりが見えないから抑える。
「でも、どうして?」
だって、可笑しい。
逃げたら両親殺す、とか言ってた人がいきなり言うか?
「気まぐれ。なんだったらまた攫ったらすむし」
最低だ、こいつ。
「で、どうする?」
「帰るに決まってんでしょ、くそロミオ」
ピキッ…と固まるロミオ。
「調子に乗んなよ、小娘ふぜいが」
「私いなくなったら泣くくせに!!」
「早く帰れ!」
「言われなくても帰るわよ!!」
「戻るか?元の世界に」
不意にロミオから爆弾発言が投下される。
罠か?とも思ったけど、ロミオの表情は真剣。
「いきなりなんで?」
「いや、俺と離れたくないんならいいんだけどな。俺と離れて寂しいだろ?」
「あ、間に合ってます」
「ちょっと間を開けろ」
「……………………ごめんね」
「そっちじゃない」
知らねーよ。とツッコミを入れたいことが、終わりが見えないから抑える。
「でも、どうして?」
だって、可笑しい。
逃げたら両親殺す、とか言ってた人がいきなり言うか?
「気まぐれ。なんだったらまた攫ったらすむし」
最低だ、こいつ。
「で、どうする?」
「帰るに決まってんでしょ、くそロミオ」
ピキッ…と固まるロミオ。
「調子に乗んなよ、小娘ふぜいが」
「私いなくなったら泣くくせに!!」
「早く帰れ!」
「言われなくても帰るわよ!!」
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