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本編
侍女のルーティン
どんなに夜更かしをしても、二日酔いで頭が痛くても、侍女達の朝は容赦なく早い。
まだ夜も明けきらない内から起き出し、簡単な朝食のあと王宮へ出仕。
侍女長の下で朝会を行い、二組に分けて仕事を割り振られる。
まずは、あとから出仕する騎士や文官達がすぐ仕事に取りかかれるよう水汲みや執務室の清掃。時間があれば備品の補充。
平行して、謁見の間の清掃と設備の点検。これらは王宮の威信に賭けて念入りに行われるため、こちらの組に入ると朝から気が滅入ると専らの評判だ。
他の仕官組が登城してくる頃に再び集合し、今度は個人で取り組む仕事を指示される。
この時既に侍女長は王女殿下に付いているので、割り振るのは中堅侍女の役割だった。
中堅の侍女。つまり二十歳を越えても働き続けている変わり者――ナナセのことだ。
ちなみにこれには、ほぼ同期のエレミアが『中堅』という言葉の響きを嫌がり、ナナセに押し付けたという経緯がある。
確かに彼女はまだ十九歳だが、次々に若手が入ってくる侍女の世界では既にベテランと言っても差し支えなかった。若手の波に恐々とし、血眼になって出会いを求めているのはそのためだ。
「春宮は、来月ご来訪される隣国ディシェンド王国のヴァンルートス第三王子殿下の逗留場所と決定しているので、引き続き清掃と住環境の整備をお願いいたします」
「ナナセさん、ディシェンド王国らしいインテリアを取り入れた方がいいでしょうか?」
「えぇ、素晴らしいと思います。きっと王子殿下にもおもてなしの心が伝わるでしょう」
各自に指示を出し、何か質問があれば丁寧に答える。
騎士団の鍛練場が近い持ち場などは人気が高いため、それ以外を割り振られた者から不満が上がるのも毎日のことだ。
何とかなだめすかして持ち場へと送り出していればもう昼時で、ナナセは食堂が混み合う前に一番乗りで昼食を食べに行く。
朝が簡単だった分、昼食は少し豪華だ。
今日は厚切りのハムとサラダと、野菜くずが少しだけ浮かんだスープ。
十分質素に思えるかもしれないが、ここにパンとバターとチーズがあるだけで十分なご馳走となる。
少しお行儀は悪いが、人目がないのでパンに切れ込みを入れてサンドイッチにする。
切り込み部分に室温で柔らかくなったバターをたっぷりと塗って、厚切りハムとチーズ、レタスとトマトを挟む。バゲットを半分に切ったサイズなので満足感も大きい。
パンのパリッと香ばしい皮目と、中身の柔らかい食感が絶妙だ。バターとチーズの風味、それに負けないハムの存在感。
そこに、野菜の甘みがしっかりと出ているスープが付いているのだから、やはり最高と言わざるを得ない。これで午後からも仕事を頑張れそうだ。
厨房に感謝を伝えると、ナナセは自分の持ち場に向かった。
人気のない場所を選ぶようにしているのは、競争率の高いところでは立場を濫用していると取られかねないためだ。
ちなみにゼファルと遭遇したのは、夜な夜な子どもの足音が響くと噂されている冬宮の回廊だった。怪奇現象が起こらない昼間は、怖がる必要はないと思うのだが。
今日一番不人気だったのは、月に一度各部署の代表が集まって定例会を行う議場だ。
議題によらず嫌みや怒号が飛び交うことが多いため、出会いの場と喜ぶ猛者はいない。
ナナセは穏やかな会議となることを願い、せめてもと議長席に花を飾った。
円形の巨大なテーブルに並ぶのは、五十脚以上の椅子。まずこれだけの人数にお茶を淹れるのがたいへんな労働だった。
椅子やテーブルを磨き終えると、そろそろ定例会のはじまる時間だ。
ナナセは時間配分を考え、早めにお茶を淹れはじめる。熱を逃がさないよう、ポットにティーコージーを被せていく。
蒸らし時間をすぎると茶葉から苦みが出てしまうため、ちらほらと集まり出した文官達に次々お茶を出していく。
そうして定例会がはじまった。
片付けまでがナナセの仕事なので、部屋の隅に気配を消して控える。
議題は、来月ご来訪される王子殿下の警備体制についてだった。
普段から王族の護衛を務める騎士ならば、他国の王族に礼を失することもないだろう。かといって、現在王族についている騎士の数を減らせばいささか手薄になってしまう。
内容や進行は回りくどいが、要約するとそんな感じだった。
――実力のある騎士にマナーを叩き込めばいいのに。ていうかそれをこの場で話し合ったってどうにもならないでしょ……。
ナナセには理解しがたいが、会議を行ったという体裁がほしいだけなのだろう。騎士団に全てを任せる結果は変わらないのに。
なぜか騎士と文官はあまり仲がよくない。
そのため、いつでもこうしてどちらが上位であるのかを示そうとしているのだ。自分達が指示を出した、というかたちで。
これに対しおそらく騎士団側は、無能な文官では何も決められなかったのだから仕方ないとでも主張してやり返すのだろう。
――無駄だ。無駄すぎる……。
良好な関係を保っていれば、物事はもっと円滑に進むだろうに。
中盤に差し掛かると、やはり議論が紛糾してくる。ナナセは、すっかり冷めている紅茶を音もなく下げていった。
そうして新たな飲みものを用意すると、激しい口論の合間を縫うように配っていく。
ふと、立ち上る湯気の揺らめきに気付いた一人が口を噤んだ。
いつの間にか用意されていた、淹れたての紅茶。一つ息をついてから手に取った。
口許に近付けると、ほのかに甘い花の香りがする。不思議とささくれ立った心を癒していくようだった。
紅茶を口にする者が徐々に増えはじめ、収拾のつかない状況は次第に落ち着いていく。
騎士団に全てを任せるという結論に至り、ようやく定例会は終わった。
三時間も四時間も口論が続いていたら、残業になるところだった。
安堵するナナセに、突然声がかかる。
「お疲れさまです」
まさか自分に向けられているとは思わず、一拍返事が遅れてしまった。
「そ……そのようなお言葉、もったいないことでございます」
慌てて平身低頭すると、相手は顔を上げるようナナセを促した。
恐る恐る顔を上げれば、そこには穏やかな風貌の男性が立っていた。
赤みを帯びた枯れ葉色の髪に、落ち着いた萌葱色の瞳。年齢は三十歳手前くらいか。
ゆったりとした文官服のためもあるかもしれないが、微笑んでいるだけで空気が和らぐようだった。
「お忙しいところ、お声かけしてすみません。一言、あなたにお礼を申し上げたくて」
そう言って彼が差し出したのは、一客のティーカップだった。
誰もがテーブルに置きっぱなしにしているので、ナナセは受け取りながら目を瞬かせてしまった。
「私は総務課所属の、エクトーレ・ベイルと申します。よろしければ、あなたのお名前を窺っても?」
「エクトーレ様、ご丁寧に恐れ入ります。私は侍女のナナセ・シドーと申します」
「あぁ……レムンド様が数年前に若い女性の後見人となられたことは有名でしたが、あなたがそうだったのですね」
名乗るだけでレムンドの名が出るならば、フランセンの家名を遠慮した意味はあまりなかったようだ。
何とも曖昧な笑みを浮かべていると、エクトーレは改めて視線を合わせた。
「ナナセさん、ですね。変わった響きですが、とても素敵なお名前です」
サラリと賛辞を伸べられ、返す言葉に詰まってしまった。失態だ。
「お、恐れ入ります……」
「あぁ、私は貴族ではないしただの平文官ですので、そうかしこまらないでください。ナナセさん、あなたが淹れてくださったのは、ハーブティーではありませんか?」
「おっしゃる通りです。鎮静作用のあるジャスミンティーを淹れさせていただきました」
ジャスミンにはストレスや緊張感を和らげ、集中力を高める作用がある。定例会が速やかに終わる一助になればと選んだ。
エクトーレが、ふわりと微笑む。春の日差しのように柔らかく、優しい笑顔だった。
「なるほど、ジャスミンでしたか。あのハーブティーのおかげで議論が落ち着きました。定例会でこのような心遣いを受けたのは、今日が初めてです」
ジャスミンティーならばそれほど癖がないため、男性が多い定例会でも受け入れやすかったのかもしれない。とはいえ、引き留められた理由が叱責でなくてよかった。
「少しでもお役に立てたのなら何よりです」
「あなたがハーブティーを淹れてくださらなかったら、不毛な言い争いがいつまでも続いて発狂してしまうところでした」
「は、発狂ですか……」
「ええ。休む暇もないほど忙しい人間に無為な時間を過ごさせるほど、罪深いことはありません。私に言わせれば無駄極まりない定例会など害悪、屑より役に立ちません」
朗らかに言われると何ともうすら寒い心地になるが、ナナセは使用人らしく笑顔で耐えきってみせた。
穏やかな印象だったが、結構口が悪い。
「ナナセさん。また機会がありましたら、ゆっくりお話しいたしましょう。あなたとはぜひお近づきになりたい」
「恐れ入ります。いつでもお声かけください、エクトーレ様」
エクトーレの背中を見送っていると、よほど疲れているのかと心配になる。過激な発言をしている時、彼の目に光は一切なかった。
ナナセは彼の姿が見えなくなるまで、覚束ない足取りを見守り続けた。
まだ夜も明けきらない内から起き出し、簡単な朝食のあと王宮へ出仕。
侍女長の下で朝会を行い、二組に分けて仕事を割り振られる。
まずは、あとから出仕する騎士や文官達がすぐ仕事に取りかかれるよう水汲みや執務室の清掃。時間があれば備品の補充。
平行して、謁見の間の清掃と設備の点検。これらは王宮の威信に賭けて念入りに行われるため、こちらの組に入ると朝から気が滅入ると専らの評判だ。
他の仕官組が登城してくる頃に再び集合し、今度は個人で取り組む仕事を指示される。
この時既に侍女長は王女殿下に付いているので、割り振るのは中堅侍女の役割だった。
中堅の侍女。つまり二十歳を越えても働き続けている変わり者――ナナセのことだ。
ちなみにこれには、ほぼ同期のエレミアが『中堅』という言葉の響きを嫌がり、ナナセに押し付けたという経緯がある。
確かに彼女はまだ十九歳だが、次々に若手が入ってくる侍女の世界では既にベテランと言っても差し支えなかった。若手の波に恐々とし、血眼になって出会いを求めているのはそのためだ。
「春宮は、来月ご来訪される隣国ディシェンド王国のヴァンルートス第三王子殿下の逗留場所と決定しているので、引き続き清掃と住環境の整備をお願いいたします」
「ナナセさん、ディシェンド王国らしいインテリアを取り入れた方がいいでしょうか?」
「えぇ、素晴らしいと思います。きっと王子殿下にもおもてなしの心が伝わるでしょう」
各自に指示を出し、何か質問があれば丁寧に答える。
騎士団の鍛練場が近い持ち場などは人気が高いため、それ以外を割り振られた者から不満が上がるのも毎日のことだ。
何とかなだめすかして持ち場へと送り出していればもう昼時で、ナナセは食堂が混み合う前に一番乗りで昼食を食べに行く。
朝が簡単だった分、昼食は少し豪華だ。
今日は厚切りのハムとサラダと、野菜くずが少しだけ浮かんだスープ。
十分質素に思えるかもしれないが、ここにパンとバターとチーズがあるだけで十分なご馳走となる。
少しお行儀は悪いが、人目がないのでパンに切れ込みを入れてサンドイッチにする。
切り込み部分に室温で柔らかくなったバターをたっぷりと塗って、厚切りハムとチーズ、レタスとトマトを挟む。バゲットを半分に切ったサイズなので満足感も大きい。
パンのパリッと香ばしい皮目と、中身の柔らかい食感が絶妙だ。バターとチーズの風味、それに負けないハムの存在感。
そこに、野菜の甘みがしっかりと出ているスープが付いているのだから、やはり最高と言わざるを得ない。これで午後からも仕事を頑張れそうだ。
厨房に感謝を伝えると、ナナセは自分の持ち場に向かった。
人気のない場所を選ぶようにしているのは、競争率の高いところでは立場を濫用していると取られかねないためだ。
ちなみにゼファルと遭遇したのは、夜な夜な子どもの足音が響くと噂されている冬宮の回廊だった。怪奇現象が起こらない昼間は、怖がる必要はないと思うのだが。
今日一番不人気だったのは、月に一度各部署の代表が集まって定例会を行う議場だ。
議題によらず嫌みや怒号が飛び交うことが多いため、出会いの場と喜ぶ猛者はいない。
ナナセは穏やかな会議となることを願い、せめてもと議長席に花を飾った。
円形の巨大なテーブルに並ぶのは、五十脚以上の椅子。まずこれだけの人数にお茶を淹れるのがたいへんな労働だった。
椅子やテーブルを磨き終えると、そろそろ定例会のはじまる時間だ。
ナナセは時間配分を考え、早めにお茶を淹れはじめる。熱を逃がさないよう、ポットにティーコージーを被せていく。
蒸らし時間をすぎると茶葉から苦みが出てしまうため、ちらほらと集まり出した文官達に次々お茶を出していく。
そうして定例会がはじまった。
片付けまでがナナセの仕事なので、部屋の隅に気配を消して控える。
議題は、来月ご来訪される王子殿下の警備体制についてだった。
普段から王族の護衛を務める騎士ならば、他国の王族に礼を失することもないだろう。かといって、現在王族についている騎士の数を減らせばいささか手薄になってしまう。
内容や進行は回りくどいが、要約するとそんな感じだった。
――実力のある騎士にマナーを叩き込めばいいのに。ていうかそれをこの場で話し合ったってどうにもならないでしょ……。
ナナセには理解しがたいが、会議を行ったという体裁がほしいだけなのだろう。騎士団に全てを任せる結果は変わらないのに。
なぜか騎士と文官はあまり仲がよくない。
そのため、いつでもこうしてどちらが上位であるのかを示そうとしているのだ。自分達が指示を出した、というかたちで。
これに対しおそらく騎士団側は、無能な文官では何も決められなかったのだから仕方ないとでも主張してやり返すのだろう。
――無駄だ。無駄すぎる……。
良好な関係を保っていれば、物事はもっと円滑に進むだろうに。
中盤に差し掛かると、やはり議論が紛糾してくる。ナナセは、すっかり冷めている紅茶を音もなく下げていった。
そうして新たな飲みものを用意すると、激しい口論の合間を縫うように配っていく。
ふと、立ち上る湯気の揺らめきに気付いた一人が口を噤んだ。
いつの間にか用意されていた、淹れたての紅茶。一つ息をついてから手に取った。
口許に近付けると、ほのかに甘い花の香りがする。不思議とささくれ立った心を癒していくようだった。
紅茶を口にする者が徐々に増えはじめ、収拾のつかない状況は次第に落ち着いていく。
騎士団に全てを任せるという結論に至り、ようやく定例会は終わった。
三時間も四時間も口論が続いていたら、残業になるところだった。
安堵するナナセに、突然声がかかる。
「お疲れさまです」
まさか自分に向けられているとは思わず、一拍返事が遅れてしまった。
「そ……そのようなお言葉、もったいないことでございます」
慌てて平身低頭すると、相手は顔を上げるようナナセを促した。
恐る恐る顔を上げれば、そこには穏やかな風貌の男性が立っていた。
赤みを帯びた枯れ葉色の髪に、落ち着いた萌葱色の瞳。年齢は三十歳手前くらいか。
ゆったりとした文官服のためもあるかもしれないが、微笑んでいるだけで空気が和らぐようだった。
「お忙しいところ、お声かけしてすみません。一言、あなたにお礼を申し上げたくて」
そう言って彼が差し出したのは、一客のティーカップだった。
誰もがテーブルに置きっぱなしにしているので、ナナセは受け取りながら目を瞬かせてしまった。
「私は総務課所属の、エクトーレ・ベイルと申します。よろしければ、あなたのお名前を窺っても?」
「エクトーレ様、ご丁寧に恐れ入ります。私は侍女のナナセ・シドーと申します」
「あぁ……レムンド様が数年前に若い女性の後見人となられたことは有名でしたが、あなたがそうだったのですね」
名乗るだけでレムンドの名が出るならば、フランセンの家名を遠慮した意味はあまりなかったようだ。
何とも曖昧な笑みを浮かべていると、エクトーレは改めて視線を合わせた。
「ナナセさん、ですね。変わった響きですが、とても素敵なお名前です」
サラリと賛辞を伸べられ、返す言葉に詰まってしまった。失態だ。
「お、恐れ入ります……」
「あぁ、私は貴族ではないしただの平文官ですので、そうかしこまらないでください。ナナセさん、あなたが淹れてくださったのは、ハーブティーではありませんか?」
「おっしゃる通りです。鎮静作用のあるジャスミンティーを淹れさせていただきました」
ジャスミンにはストレスや緊張感を和らげ、集中力を高める作用がある。定例会が速やかに終わる一助になればと選んだ。
エクトーレが、ふわりと微笑む。春の日差しのように柔らかく、優しい笑顔だった。
「なるほど、ジャスミンでしたか。あのハーブティーのおかげで議論が落ち着きました。定例会でこのような心遣いを受けたのは、今日が初めてです」
ジャスミンティーならばそれほど癖がないため、男性が多い定例会でも受け入れやすかったのかもしれない。とはいえ、引き留められた理由が叱責でなくてよかった。
「少しでもお役に立てたのなら何よりです」
「あなたがハーブティーを淹れてくださらなかったら、不毛な言い争いがいつまでも続いて発狂してしまうところでした」
「は、発狂ですか……」
「ええ。休む暇もないほど忙しい人間に無為な時間を過ごさせるほど、罪深いことはありません。私に言わせれば無駄極まりない定例会など害悪、屑より役に立ちません」
朗らかに言われると何ともうすら寒い心地になるが、ナナセは使用人らしく笑顔で耐えきってみせた。
穏やかな印象だったが、結構口が悪い。
「ナナセさん。また機会がありましたら、ゆっくりお話しいたしましょう。あなたとはぜひお近づきになりたい」
「恐れ入ります。いつでもお声かけください、エクトーレ様」
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