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第一話 ルームメイトが私の胸を
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風月学園女子寮。
深夜。私――舞鶴ミサは自分のベッドで寝ていた。そう。「寝ていた」のだが、起きてしまった。目が覚めると、体に何かが触れていることに気づいた。
ルームメイトの藤咲ひなたさんが、私の胸元にいる。彼女が、私の乳首に吸いついていたのだった。
不思議と、怖いとか嫌だとかは思わなかった。ただ、驚きは大きかった。たぶん混乱はしていたと思う。
まず思ったのは、寝ているフリを続けようということ。どんなリアクションをしていいか分からなかったからだ。そして、様子をうかがってみようと。あまりにも酷いことをされそうになったら、抵抗しよう。私は一度目を閉じ、薄目で彼女のようすを観察し始めた。
彼女の名は藤咲ひなた。四月に寮のルームメイトとして初めて知り合った。もうすぐ二ヶ月の縁となる。ひなたさんはソフトテニス部。書道部である私とは共通の趣味はないが、ふつうの友達として接していた。少なくとも、私からは。
これは、今夜が初めてなのだろうか。それとも私が気づかなかっただけで、今までにも何度か同じことをされていたのだろうか。
私のパジャマはボタンを外されており、胸からお腹にかけて露出してしまっている。ひなたさんは立膝状態で、私のベッドの右側から右手で左胸を触り、右胸の乳首を吸いながら左手をそえていた。
彼女の手は女子にしては大きい方だと思うが、私の胸はちょうどすっぽりと覆われていた。温かい手のひらで乳房の形を確かめるように柔らかく包み込み、全体をなでていた。
たまに指に力が入り、ぐにっと胸にもぐらせるが、深さにして一センチ程度だろうか。それほど強くは揉んでいない。
目を覚ましてから、私の心臓の鼓動はどんどん早まっている。彼女の手に伝わってしまわないだろうか。
私の右胸は、彼女の手で横から支えられるように添えられている。その先端は唇に優しく咥えられ、舌を使って控えめに吸われていた。ちゅ、ちゅ、ちゅ、という断続的な吸引が続いている。
私が起きないように気を遣ってか、あまり強い刺激にならないように触れているようだ。くすぐったくもあったが、初めて感じる感触でだんだん妙な気分になってきていた。
触られているのは胸なのに下半身の奥がぞわぞわする。身をよじらせたいが、動くと彼女を驚かせてしまうかもしれないので、気づかれないように両足を閉じる方向に力を入れ、我慢した。
私の体に夢中になっているひなたさんを見て、友達として接していた彼女に対して、今までにない感情を抱いている自分に気づいた。
必死でかわいい……。赤ちゃんみたい……。
彼女の頭をなでたい気持ちを抑え、声が出ないように我慢しながらこっそり彼女を見つめていた。
寝たふりをしたまま十分か十五分くらい経った。ひなたさんは胸への愛撫をやめて慎重にパジャマを元に戻し、最後に私の頬にそっと触れてから自分のベッドへと帰った。私は布団の中でドキドキがなかなか収まらなかった。
彼女の行動は……――自惚れかもしれないが――私に対して好意を持っていての行動なのだろうか。それとも手近なルームメイトだから、性欲の赴くままに私を対象にしたのだろうか。どちらにしろ、私はこの夜からひなたさんのことを意識し始めた。
ひなたさんは、よく笑う明るい子。感情表現が豊かで、その点は私とは正反対。ふだん、雑談程度の会話はするが、例えば恋愛相談とか、立ち入った話はしたことがない。
私と話していても楽しくないだろうし、「ふつうの友達」以上の感情を持たれているとは思えない。では、やはり性欲のはけ口として利用されているだけなのだろうか。もう少し様子を見たい。
翌日の朝。ひなたさんはいつもと違う様子はなかったように思う。私が昨晩起きていたことには気づいていないはず……。
次の日の夜は――私が寝ていて気づかなかったのでなければ――ひなたさんは来なかった。昨晩は一時の気の迷いか、それとも連日で来ることは憚られたのか……。
ベッドの中で少し期待していた自分に気づき、恥ずかしくなった。来てほしかったのだろうか。触ってほしかったのだろうか。私は性的なことに興味が少ないと思っていたが、実はそうでもなかったのだろうか。
さらに翌日――
深夜一時。ひなたさんは、寝たフリをしている私のベッドにそっと近づいてきた。心臓が鼓動を早める。
あとから分かったことだが、彼女は一日置きに深夜一時頃、私のところに来るようだった。理由は分からない。私に対する遠慮なのか、それともそれが彼女のペースなのか。
「ミサちゃん… 起きてる?」
ひなたさんの囁く声に、私は答えなかった。彼女が、この夜にすることはだいたいいつも同じような流れだった。
始めに声をかけて、私が寝ていることを確認する。
次に私の頬に手を触れる。暖かい指が頬をなでる。そのまま、彼女の顔が引き寄せられるように近づき、私の額にキスをする。ひなたさんの匂いが、鼻をくすぐる。心音が聞こえてしまうのではないかと心配になる。
さらに、顔の表面を滑らせて頬にキスをした。柔らかくて少し湿った唇が、頬に触れる感触が気持ち良い。
それから、胸への愛撫に移った。軽く掛けていた布団をそっとめくり、ひなたさんは慎重に私のパジャマのボタンを上から開けていく。遠慮がちに(私の主観だが)一つボタンを外す度に私のようすを伺い、起きないことを確認すると次のボタンを外す。上から三つ外したところで、左右に開かれて胸が露わになった。
ひなたさんの動きがない。目をつむっているので分からないが、おそらく今私の胸をじっくりと見ているのだろう。下はおへその少し下まで開かれているので、胸だけではなくおなかまで見られてしまっている。これは恥ずかしい。
……と、両胸に手の感触。両手全体でゆっくりと私の乳房に触れている。ひなたさんは、眠った私から見てベッドの右側にいる。正面から両手で触るには、少し無理な体勢を保たないといけないだろう。
仰向けの胸は少し横に広がっているので、彼女の両手はそれを左右から寄せて、優しく揉み始めた。
ふにゃ…くにゃ…と手の動きに合わせて形を変える私の乳房。割れ物を扱うような優しいタッチだった。くすぐったさと、もどかしさを感じる。どうやら、私はもっと触ってほしいと思っているようだ……。
ひなたさんは右手で左胸を揉みながら、右胸に顔を近づける。乳房の下側、膨らみが始まるあたりにキスをする。ちゅっ、ちゅっ、とだんだん上にのぼってきて、何度目かに乳首にキスをした。
不意打ちを受けたような刺激に、体がピクンと跳ねた。
ひなたさんは、私の反応を見て動きを止めた。十数秒…数十秒? 私がそれ以上動かず寝たフリを続けると、彼女は再び私の胸に顔を近づけた。
彼女は、今度は舌を突き出した。舌先でチロチロと乳首の先に触れる。温かさ、触感、唾液、吐息、それらの刺激が絡み合い私は反応を抑えるのに必死だった。
私は目をつむったままなので、彼女が次に何をするのかは肌で感じることしかできない。声が出ないように、息を止めて次の行動に備える。そしてひなたさんの舌が、ついに私の乳首を舐め上げた。
熱を持った舌が触れ、次の瞬間に唾液が熱を奪う。その温度差による刺激は、私の全身に鳥肌を立たせた。これほどの快感を味わったのは、生まれて初めてだった。乳首が舌に何度も転がされ、その度に体はピクピクと細かく律動している。
彼女の舌が口の中に引っ込み、半開きの唇が乳首を咥える。そしてついばむようにチュッと吸い始めた。乳首全体ではなく、先端だけを口に含んでちゅっちゅっと吸われている。範囲は小さいが、そのぶん刺激が一点に集中し、我慢が効かなくなってくる。
さっき初めて味わった快感かそれ以上のものが、連続的に与えられる。吸われることによる振動が電流に変わり、直接脳と下半身に伝わっているかのようだった。私は声は出さないものの、上半身をのけぞらせることを止められなかった。ひなたさんは、もはや私が多少動いても気にしていないようだ。
ずっと吸われていると、どんどん敏感になってくるのが分かった。あふれてくる快感に、頭が真っ白になって――
気がついたら朝だった。私の服は元に戻っており、ひなたさんが自分のベッドで寝息を立てているのが見えた。もちろん、昨晩のことは夢ではない。
胸以外には興味がないのか、彼女は下半身に触れたりはしなかったが、そこは下着も含めてしっとりと湿っていた。――パンツを替えないと。
愛撫というにはあまりにも稚拙な、ただひたすら乳首を吸う行為だったが、彼女の甘えてくるような幼くみえた態度を思い出し、私は母性のような多幸感を覚えていた。
私は一日置きに訪れる夜が楽しみになっていた。ひなたさんが来る夜は彼女の愛撫を堪能し、来ない夜は切なさを感じつつ、彼女に想いを馳せる時間を過ごした。私の体と頭は、毎晩ひなたさんに囚われるようになっていた。
私は今まで、自分の性欲というものに向き合ったことがなかった。いや、正確に言うと向き合ってもよく分からなかったのだ。
クラスメイトの中には、誰かと付き合ってそういった経験をしている子がいると聞いたことはあったが、他人事としか思えず、自分には現実感がなかった。
胸が膨らみ、生理が始まり、自分の体の変化を疎ましく思う気持ちの方が強かったので、いつか誰かと肌を合わせる自分を想像したことがなかった。
しかし、思わぬタイミングで実際に体験することになった。意外なことに、私はこの状況を肯定的に捉えている。できることならもっと……。そしてその相手はひなたさんがいいなと思っていた。
深夜。私――舞鶴ミサは自分のベッドで寝ていた。そう。「寝ていた」のだが、起きてしまった。目が覚めると、体に何かが触れていることに気づいた。
ルームメイトの藤咲ひなたさんが、私の胸元にいる。彼女が、私の乳首に吸いついていたのだった。
不思議と、怖いとか嫌だとかは思わなかった。ただ、驚きは大きかった。たぶん混乱はしていたと思う。
まず思ったのは、寝ているフリを続けようということ。どんなリアクションをしていいか分からなかったからだ。そして、様子をうかがってみようと。あまりにも酷いことをされそうになったら、抵抗しよう。私は一度目を閉じ、薄目で彼女のようすを観察し始めた。
彼女の名は藤咲ひなた。四月に寮のルームメイトとして初めて知り合った。もうすぐ二ヶ月の縁となる。ひなたさんはソフトテニス部。書道部である私とは共通の趣味はないが、ふつうの友達として接していた。少なくとも、私からは。
これは、今夜が初めてなのだろうか。それとも私が気づかなかっただけで、今までにも何度か同じことをされていたのだろうか。
私のパジャマはボタンを外されており、胸からお腹にかけて露出してしまっている。ひなたさんは立膝状態で、私のベッドの右側から右手で左胸を触り、右胸の乳首を吸いながら左手をそえていた。
彼女の手は女子にしては大きい方だと思うが、私の胸はちょうどすっぽりと覆われていた。温かい手のひらで乳房の形を確かめるように柔らかく包み込み、全体をなでていた。
たまに指に力が入り、ぐにっと胸にもぐらせるが、深さにして一センチ程度だろうか。それほど強くは揉んでいない。
目を覚ましてから、私の心臓の鼓動はどんどん早まっている。彼女の手に伝わってしまわないだろうか。
私の右胸は、彼女の手で横から支えられるように添えられている。その先端は唇に優しく咥えられ、舌を使って控えめに吸われていた。ちゅ、ちゅ、ちゅ、という断続的な吸引が続いている。
私が起きないように気を遣ってか、あまり強い刺激にならないように触れているようだ。くすぐったくもあったが、初めて感じる感触でだんだん妙な気分になってきていた。
触られているのは胸なのに下半身の奥がぞわぞわする。身をよじらせたいが、動くと彼女を驚かせてしまうかもしれないので、気づかれないように両足を閉じる方向に力を入れ、我慢した。
私の体に夢中になっているひなたさんを見て、友達として接していた彼女に対して、今までにない感情を抱いている自分に気づいた。
必死でかわいい……。赤ちゃんみたい……。
彼女の頭をなでたい気持ちを抑え、声が出ないように我慢しながらこっそり彼女を見つめていた。
寝たふりをしたまま十分か十五分くらい経った。ひなたさんは胸への愛撫をやめて慎重にパジャマを元に戻し、最後に私の頬にそっと触れてから自分のベッドへと帰った。私は布団の中でドキドキがなかなか収まらなかった。
彼女の行動は……――自惚れかもしれないが――私に対して好意を持っていての行動なのだろうか。それとも手近なルームメイトだから、性欲の赴くままに私を対象にしたのだろうか。どちらにしろ、私はこの夜からひなたさんのことを意識し始めた。
ひなたさんは、よく笑う明るい子。感情表現が豊かで、その点は私とは正反対。ふだん、雑談程度の会話はするが、例えば恋愛相談とか、立ち入った話はしたことがない。
私と話していても楽しくないだろうし、「ふつうの友達」以上の感情を持たれているとは思えない。では、やはり性欲のはけ口として利用されているだけなのだろうか。もう少し様子を見たい。
翌日の朝。ひなたさんはいつもと違う様子はなかったように思う。私が昨晩起きていたことには気づいていないはず……。
次の日の夜は――私が寝ていて気づかなかったのでなければ――ひなたさんは来なかった。昨晩は一時の気の迷いか、それとも連日で来ることは憚られたのか……。
ベッドの中で少し期待していた自分に気づき、恥ずかしくなった。来てほしかったのだろうか。触ってほしかったのだろうか。私は性的なことに興味が少ないと思っていたが、実はそうでもなかったのだろうか。
さらに翌日――
深夜一時。ひなたさんは、寝たフリをしている私のベッドにそっと近づいてきた。心臓が鼓動を早める。
あとから分かったことだが、彼女は一日置きに深夜一時頃、私のところに来るようだった。理由は分からない。私に対する遠慮なのか、それともそれが彼女のペースなのか。
「ミサちゃん… 起きてる?」
ひなたさんの囁く声に、私は答えなかった。彼女が、この夜にすることはだいたいいつも同じような流れだった。
始めに声をかけて、私が寝ていることを確認する。
次に私の頬に手を触れる。暖かい指が頬をなでる。そのまま、彼女の顔が引き寄せられるように近づき、私の額にキスをする。ひなたさんの匂いが、鼻をくすぐる。心音が聞こえてしまうのではないかと心配になる。
さらに、顔の表面を滑らせて頬にキスをした。柔らかくて少し湿った唇が、頬に触れる感触が気持ち良い。
それから、胸への愛撫に移った。軽く掛けていた布団をそっとめくり、ひなたさんは慎重に私のパジャマのボタンを上から開けていく。遠慮がちに(私の主観だが)一つボタンを外す度に私のようすを伺い、起きないことを確認すると次のボタンを外す。上から三つ外したところで、左右に開かれて胸が露わになった。
ひなたさんの動きがない。目をつむっているので分からないが、おそらく今私の胸をじっくりと見ているのだろう。下はおへその少し下まで開かれているので、胸だけではなくおなかまで見られてしまっている。これは恥ずかしい。
……と、両胸に手の感触。両手全体でゆっくりと私の乳房に触れている。ひなたさんは、眠った私から見てベッドの右側にいる。正面から両手で触るには、少し無理な体勢を保たないといけないだろう。
仰向けの胸は少し横に広がっているので、彼女の両手はそれを左右から寄せて、優しく揉み始めた。
ふにゃ…くにゃ…と手の動きに合わせて形を変える私の乳房。割れ物を扱うような優しいタッチだった。くすぐったさと、もどかしさを感じる。どうやら、私はもっと触ってほしいと思っているようだ……。
ひなたさんは右手で左胸を揉みながら、右胸に顔を近づける。乳房の下側、膨らみが始まるあたりにキスをする。ちゅっ、ちゅっ、とだんだん上にのぼってきて、何度目かに乳首にキスをした。
不意打ちを受けたような刺激に、体がピクンと跳ねた。
ひなたさんは、私の反応を見て動きを止めた。十数秒…数十秒? 私がそれ以上動かず寝たフリを続けると、彼女は再び私の胸に顔を近づけた。
彼女は、今度は舌を突き出した。舌先でチロチロと乳首の先に触れる。温かさ、触感、唾液、吐息、それらの刺激が絡み合い私は反応を抑えるのに必死だった。
私は目をつむったままなので、彼女が次に何をするのかは肌で感じることしかできない。声が出ないように、息を止めて次の行動に備える。そしてひなたさんの舌が、ついに私の乳首を舐め上げた。
熱を持った舌が触れ、次の瞬間に唾液が熱を奪う。その温度差による刺激は、私の全身に鳥肌を立たせた。これほどの快感を味わったのは、生まれて初めてだった。乳首が舌に何度も転がされ、その度に体はピクピクと細かく律動している。
彼女の舌が口の中に引っ込み、半開きの唇が乳首を咥える。そしてついばむようにチュッと吸い始めた。乳首全体ではなく、先端だけを口に含んでちゅっちゅっと吸われている。範囲は小さいが、そのぶん刺激が一点に集中し、我慢が効かなくなってくる。
さっき初めて味わった快感かそれ以上のものが、連続的に与えられる。吸われることによる振動が電流に変わり、直接脳と下半身に伝わっているかのようだった。私は声は出さないものの、上半身をのけぞらせることを止められなかった。ひなたさんは、もはや私が多少動いても気にしていないようだ。
ずっと吸われていると、どんどん敏感になってくるのが分かった。あふれてくる快感に、頭が真っ白になって――
気がついたら朝だった。私の服は元に戻っており、ひなたさんが自分のベッドで寝息を立てているのが見えた。もちろん、昨晩のことは夢ではない。
胸以外には興味がないのか、彼女は下半身に触れたりはしなかったが、そこは下着も含めてしっとりと湿っていた。――パンツを替えないと。
愛撫というにはあまりにも稚拙な、ただひたすら乳首を吸う行為だったが、彼女の甘えてくるような幼くみえた態度を思い出し、私は母性のような多幸感を覚えていた。
私は一日置きに訪れる夜が楽しみになっていた。ひなたさんが来る夜は彼女の愛撫を堪能し、来ない夜は切なさを感じつつ、彼女に想いを馳せる時間を過ごした。私の体と頭は、毎晩ひなたさんに囚われるようになっていた。
私は今まで、自分の性欲というものに向き合ったことがなかった。いや、正確に言うと向き合ってもよく分からなかったのだ。
クラスメイトの中には、誰かと付き合ってそういった経験をしている子がいると聞いたことはあったが、他人事としか思えず、自分には現実感がなかった。
胸が膨らみ、生理が始まり、自分の体の変化を疎ましく思う気持ちの方が強かったので、いつか誰かと肌を合わせる自分を想像したことがなかった。
しかし、思わぬタイミングで実際に体験することになった。意外なことに、私はこの状況を肯定的に捉えている。できることならもっと……。そしてその相手はひなたさんがいいなと思っていた。
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