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第六話(前半) 修繕者狩り
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「よう、今日は災難だったな」
白竜からの出動要請で、桐崎直刃は現場に向かって夜の空を駆けていた。途中から合流した冴島火乃華は、まるで他人事のようにそう言い放った。
「……誰のせいだと思っている」
そう答えても、火乃華は軽く笑い飛ばすだけだった。
この日は、入学以来もっとも最悪な日だった。登校中に火乃華の元同級生であるマサキなる男に絡まれ、大声で『火乃華と付き合っているのか』だの『アネゴと呼ばせろ』だのと叫ばれたのだ。
「教室に入ってからもクラスの友人たちから揶揄われるし、部活でも散々だった。誤魔化すのにどれだけ苦労したと思っている」
休み時間には、周りの友人たちから質問攻め。『冴島さんと付き合ってるってホント?』だの、『桐崎さんってもしかして元ヤン?』だの、『冴島さんって結構可愛いよね』だのと。すべて、きっぱりと否定しておいた。
「オメェ、友人とかいたんだな」
「どういう意味だ」
「いや、いっつも一人でいるもんだからよ」
直刃は少しムッとした。確かに自分から積極的に友人を作るタイプではないが、クラスでも部活でも普通に付き合いはある。
「……失礼な。おまえよりはまともな人間関係を築いている。何だったんだ、あの男は」
「はは、マサキはアタシにもよく分かんねェ」
火乃華は、「よっ」「ほっ」などと小さく言いながら屋根から屋根へ前方宙返りしたり、塀の上を側転したりと騒がしく動いている。
「……おまえ、少しは静かにできないのか」
「この力に慣れないとな。体、動かしてェんだよ」
「やれやれ……」
火乃華は、戦うことが好きなだけではなく、体を動かすこと自体が好きなのだろう。
「でもよ、別にゴマカす必要なんてないだろ」
「……何?」
「アタシらが組んでるのは事実だろ。ヤマしいことなんかねェし」
「やましいことなどあるはずがない! しかし、〈修繕者〉の活動は内密だ。目立つのは好ましくない」
「言いたいヤツには言わせとけばいいンだ」
直刃は、今日何十回目かのため息をついた。
火乃華は相も変わらずお気楽だ。この能天気さが腹立たしくもあり、少しだけ羨ましくもあった。
「あれか」
先を行っていた火乃華が立ち止まる。
配送業者の倉庫街の一角。空中に、〈ホコロビ〉のヒビ割れが発生している。溢れ出す〈ハザマの存在〉は、四体。こういう場合は、暗黙の内に半分ずつ、つまり二人がそれぞれ二体ずつ相手するようになっていた。
「んー……?」
火乃華が、周りを見回した。
「……どうした?」
「いや、何かヘンな感じがするな。気のせいかもしれねェが」
直刃は、何も感じていなかった。既に現場にいた白竜も、慎重に言った。
[[……ともかく、周囲への警戒を強めよう。『〈修繕者〉狩り』かもしれない]]
火乃華は、野生の勘とでもいうのだろうか、妙に冴え渡る感覚を持っていた。母はそれを『殺気』『闘気』『気配』などと呼んでいたが、直刃には今ひとつ実感がなくピンと来ていない。
直刃に分かるのは、音と風、それからわずかに匂い。目を閉じていても、単純な動きなら察知できるし、大まかな位置を探ることはできる。だが動かないものや、遠く離れたものを察知するには、その『ヘンな感じ』とやらを感じる必要がある。その感覚は、直刃にはないものだ。
火乃華の横顔は、さっきまでの冗談めかした態度とは違う。真剣で、それでいて高揚している。来るなら来やがれ、という台詞が聞こえてくるようだった。
とは言え、〈ホコロビ〉の対処も必要だ。火乃華がメインで〈ハザマの存在〉を相手にして、直刃は火乃華のサポートをしつつ周囲を警戒した。
「おららァァッ!!」
火乃華は順調に〈ハザマの存在〉を撃破し、残り二体となった。始めのころと比べ、動きの鋭さが格段に増している。殴打からの切り返しの早さ。複数相手にするときの視野の広さ。闇雲に突っ込むだけではなく、ヒット&アウェイも駆使している。
火乃華が、三体目に拳打を放った瞬間。
衣擦れの音。横切る空気。直刃は、すぐに叫んだ。
「上だ!」
火乃華の体は、瞬時に反応して後ろに飛び退いた。
体に響く轟音。
火乃華のいた場所に、突然巨大な大槌が現れた。
それは火乃華が相手していた〈ハザマの存在〉を一撃で撃破し、そのまま地面を激しく打ち付けた。
ゆっくりと大槌を持ち上げ体を起こしたのは、黒のパンツスーツにネクタイを締めた長身の女性。ひっつめにした髪を後ろで一つに纏めている。大人びた顔つきは、妖艶と言っていいほどの美しさを備えている。格好と武器と顔。それらは一見不釣り合いだが、不思議と調和しているように見えた。
手にしている大槌のヘッド部分は、人の頭よりも大きい。〈修繕者〉の武器なので単純に実物と比較はできないが、鉄で出来ていたとしたら百キロは優に超えるだろう。おそらく破壊力も、それくらいはあるということだ。
「ッぶねェ! 助かったぜ桐崎!」
宙返りからの着地をして、火乃華が叫ぶ。
女は大槌の長い柄を軽々と肩に載せ、少し感心したように火乃華を見た。
「素晴らしい反応です。それにそちらの刀の子。私が現れることがよく分かりましたね」
少し離れたところで見ていた白竜が近づいてきた。
[[姿を消していたのは〈サダメ〉の力か。どうやって使ったのだ……?]]
〈サダメ〉とは、〈コトワリ〉の上位ルールである。つまり、物理法則を一時的かつ限定的に逸脱することが可能になる。白竜による怪我の治療なども、その一種である。
直刃も、相手から距離をおいて火乃華と並び、相対した。
「……〈修繕者〉狩りだな? 何が目的だ。それに、どこで〈修繕者〉の力を手に入れた?」
「質問に答える必要はありませんね。何故なら、私はあなたたちの〈修繕者の原石〉を貰いに来ただけですから」
女は言い終わると同時に踏み込み、火乃華に向かって大槌を大きく振りかぶった。
「その自慢のハンマー、叩き落してやらァ!」
火乃華はヘッド部分に対して拳を繰り出した。
――馬鹿な! あんな大槌に正面から……!
〈修繕者〉状態なら、火乃華の拳による攻撃力は直刃の刀に匹敵する。しかし頭では分かっていても、大槌に向かってそんなことができるのは並の胆力ではない。もしくは、余程の馬鹿かのどちらかだ。
ぶつかる寸前、女が大槌の面を――わざと、火乃華の拳に正面から当てに行ったような気がした。
火乃華の拳が、大槌に激突した。
だが衝突の瞬間、直刃は妙な違和感を覚えた。
「ぐォわッ!?」
激しい勢いで吹き飛ぶ火乃華。
相手は、平然と大槌を振り抜いて立っていた。
火乃華が倉庫の壁に激突し、辛うじて倒れずに着地した。
「大丈夫か!?」
視線は女から外さず、後退して火乃華の飛ばされた方へ近づいた。
「何だァ、今のは? ただのハンマーじゃねェ」
火乃華は自分の拳を見た。
「硬ェとか重いとか、それだけじゃねェ。なんていうか……跳ね返された感じだった」
直刃は気づいた。〈修繕者〉の武器が持つ、特別な能力。
「まさか――」
女が、直刃の言葉を遮るように答えた。
「ご明察です。私の大槌の特殊性能。それは『弾性衝突』です」
直刃の胸に、歯痒さと畏怖が湧き上がる。
特殊性能。それは〈修繕者〉の武器に付随する能力。直刃と火乃華は、まだその力に目覚めていなかった。
白竜からの出動要請で、桐崎直刃は現場に向かって夜の空を駆けていた。途中から合流した冴島火乃華は、まるで他人事のようにそう言い放った。
「……誰のせいだと思っている」
そう答えても、火乃華は軽く笑い飛ばすだけだった。
この日は、入学以来もっとも最悪な日だった。登校中に火乃華の元同級生であるマサキなる男に絡まれ、大声で『火乃華と付き合っているのか』だの『アネゴと呼ばせろ』だのと叫ばれたのだ。
「教室に入ってからもクラスの友人たちから揶揄われるし、部活でも散々だった。誤魔化すのにどれだけ苦労したと思っている」
休み時間には、周りの友人たちから質問攻め。『冴島さんと付き合ってるってホント?』だの、『桐崎さんってもしかして元ヤン?』だの、『冴島さんって結構可愛いよね』だのと。すべて、きっぱりと否定しておいた。
「オメェ、友人とかいたんだな」
「どういう意味だ」
「いや、いっつも一人でいるもんだからよ」
直刃は少しムッとした。確かに自分から積極的に友人を作るタイプではないが、クラスでも部活でも普通に付き合いはある。
「……失礼な。おまえよりはまともな人間関係を築いている。何だったんだ、あの男は」
「はは、マサキはアタシにもよく分かんねェ」
火乃華は、「よっ」「ほっ」などと小さく言いながら屋根から屋根へ前方宙返りしたり、塀の上を側転したりと騒がしく動いている。
「……おまえ、少しは静かにできないのか」
「この力に慣れないとな。体、動かしてェんだよ」
「やれやれ……」
火乃華は、戦うことが好きなだけではなく、体を動かすこと自体が好きなのだろう。
「でもよ、別にゴマカす必要なんてないだろ」
「……何?」
「アタシらが組んでるのは事実だろ。ヤマしいことなんかねェし」
「やましいことなどあるはずがない! しかし、〈修繕者〉の活動は内密だ。目立つのは好ましくない」
「言いたいヤツには言わせとけばいいンだ」
直刃は、今日何十回目かのため息をついた。
火乃華は相も変わらずお気楽だ。この能天気さが腹立たしくもあり、少しだけ羨ましくもあった。
「あれか」
先を行っていた火乃華が立ち止まる。
配送業者の倉庫街の一角。空中に、〈ホコロビ〉のヒビ割れが発生している。溢れ出す〈ハザマの存在〉は、四体。こういう場合は、暗黙の内に半分ずつ、つまり二人がそれぞれ二体ずつ相手するようになっていた。
「んー……?」
火乃華が、周りを見回した。
「……どうした?」
「いや、何かヘンな感じがするな。気のせいかもしれねェが」
直刃は、何も感じていなかった。既に現場にいた白竜も、慎重に言った。
[[……ともかく、周囲への警戒を強めよう。『〈修繕者〉狩り』かもしれない]]
火乃華は、野生の勘とでもいうのだろうか、妙に冴え渡る感覚を持っていた。母はそれを『殺気』『闘気』『気配』などと呼んでいたが、直刃には今ひとつ実感がなくピンと来ていない。
直刃に分かるのは、音と風、それからわずかに匂い。目を閉じていても、単純な動きなら察知できるし、大まかな位置を探ることはできる。だが動かないものや、遠く離れたものを察知するには、その『ヘンな感じ』とやらを感じる必要がある。その感覚は、直刃にはないものだ。
火乃華の横顔は、さっきまでの冗談めかした態度とは違う。真剣で、それでいて高揚している。来るなら来やがれ、という台詞が聞こえてくるようだった。
とは言え、〈ホコロビ〉の対処も必要だ。火乃華がメインで〈ハザマの存在〉を相手にして、直刃は火乃華のサポートをしつつ周囲を警戒した。
「おららァァッ!!」
火乃華は順調に〈ハザマの存在〉を撃破し、残り二体となった。始めのころと比べ、動きの鋭さが格段に増している。殴打からの切り返しの早さ。複数相手にするときの視野の広さ。闇雲に突っ込むだけではなく、ヒット&アウェイも駆使している。
火乃華が、三体目に拳打を放った瞬間。
衣擦れの音。横切る空気。直刃は、すぐに叫んだ。
「上だ!」
火乃華の体は、瞬時に反応して後ろに飛び退いた。
体に響く轟音。
火乃華のいた場所に、突然巨大な大槌が現れた。
それは火乃華が相手していた〈ハザマの存在〉を一撃で撃破し、そのまま地面を激しく打ち付けた。
ゆっくりと大槌を持ち上げ体を起こしたのは、黒のパンツスーツにネクタイを締めた長身の女性。ひっつめにした髪を後ろで一つに纏めている。大人びた顔つきは、妖艶と言っていいほどの美しさを備えている。格好と武器と顔。それらは一見不釣り合いだが、不思議と調和しているように見えた。
手にしている大槌のヘッド部分は、人の頭よりも大きい。〈修繕者〉の武器なので単純に実物と比較はできないが、鉄で出来ていたとしたら百キロは優に超えるだろう。おそらく破壊力も、それくらいはあるということだ。
「ッぶねェ! 助かったぜ桐崎!」
宙返りからの着地をして、火乃華が叫ぶ。
女は大槌の長い柄を軽々と肩に載せ、少し感心したように火乃華を見た。
「素晴らしい反応です。それにそちらの刀の子。私が現れることがよく分かりましたね」
少し離れたところで見ていた白竜が近づいてきた。
[[姿を消していたのは〈サダメ〉の力か。どうやって使ったのだ……?]]
〈サダメ〉とは、〈コトワリ〉の上位ルールである。つまり、物理法則を一時的かつ限定的に逸脱することが可能になる。白竜による怪我の治療なども、その一種である。
直刃も、相手から距離をおいて火乃華と並び、相対した。
「……〈修繕者〉狩りだな? 何が目的だ。それに、どこで〈修繕者〉の力を手に入れた?」
「質問に答える必要はありませんね。何故なら、私はあなたたちの〈修繕者の原石〉を貰いに来ただけですから」
女は言い終わると同時に踏み込み、火乃華に向かって大槌を大きく振りかぶった。
「その自慢のハンマー、叩き落してやらァ!」
火乃華はヘッド部分に対して拳を繰り出した。
――馬鹿な! あんな大槌に正面から……!
〈修繕者〉状態なら、火乃華の拳による攻撃力は直刃の刀に匹敵する。しかし頭では分かっていても、大槌に向かってそんなことができるのは並の胆力ではない。もしくは、余程の馬鹿かのどちらかだ。
ぶつかる寸前、女が大槌の面を――わざと、火乃華の拳に正面から当てに行ったような気がした。
火乃華の拳が、大槌に激突した。
だが衝突の瞬間、直刃は妙な違和感を覚えた。
「ぐォわッ!?」
激しい勢いで吹き飛ぶ火乃華。
相手は、平然と大槌を振り抜いて立っていた。
火乃華が倉庫の壁に激突し、辛うじて倒れずに着地した。
「大丈夫か!?」
視線は女から外さず、後退して火乃華の飛ばされた方へ近づいた。
「何だァ、今のは? ただのハンマーじゃねェ」
火乃華は自分の拳を見た。
「硬ェとか重いとか、それだけじゃねェ。なんていうか……跳ね返された感じだった」
直刃は気づいた。〈修繕者〉の武器が持つ、特別な能力。
「まさか――」
女が、直刃の言葉を遮るように答えた。
「ご明察です。私の大槌の特殊性能。それは『弾性衝突』です」
直刃の胸に、歯痒さと畏怖が湧き上がる。
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