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第三章 姉も魔法少女
第十二話 ドキドキ姉妹風呂
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ちゃぷん。
浴槽のお湯が揺れ、弾ける音が一人きりの浴室に響いた。瑛夏は体を洗い終え、ゆっくりと浸かって息を整えている。
「お姉ちゃん、入るよ」
脱衣所から美冬の声が聞こえてきた。思わず顔を背けると、扉が開かれる音がした。そしてシャワーの音が聞こえ、美冬は体を洗い始めた。夕食後、美冬を風呂に誘ったのには訳がある。瑛夏はまだ目線を外したまま、尋ねた。
「ほんとに、ここなら大丈夫なの?」
彩芽との戦いの後。美冬に聞いた、『オーちゃんにバレないように話をする方法』。それは、お風呂であるとのことだった。美冬はあまり気にしていないように見えるが、数年ぶりの裸の付き合いなので瑛夏は少し恥ずかしさと緊張を感じている。
「うん。オーちゃんは私のプライバシーは守ってくれるみたい。トイレとかも、見られたくない、聞かれたくないって言ったら分かってくれた。そういうところで信頼を失わないように気をつけてるんだって。まあ、そうじゃなくても普段からいつも監視されてる訳じゃないっぽいけど」
美冬は、オーちゃんに対して何度か鎌をかけてみて、お風呂であったことを把握してないことを確認したらしい。さすがしっかりしてる。
「……話したいことって?」
「彩芽さんの、ことなんだけど」
彼女の名前を口にすると、切ないような気持ちになる。高ぶりを抑えて、話し始めた。彩芽と乃愛が〈黄のコスモス〉出身であること。〈黄のコスモス〉が壊滅の危機にあること。その〈ホロビ〉を止めるために〈ツクロイの力〉を集めていたこと。オーちゃんに聞かれて〈上役〉にまで伝わると、〈黄のコスモス〉が狙われてしまうと彩芽が考えていたこと。
美冬は、ここが〈青のコスモス〉と呼ばれていることは知っていたが〈黄のコスモス〉については初めて聞いたらしい。
「そうだったんだ……」
話し終えると、丁度美冬が体と髪を洗い終わり浴槽に入ろうとしていた。美冬は髪が長いので、湯船で濡れないようタオルをターバンのように巻いている。眼鏡を外しているのではっきりとは見えないが、美冬の脚は瑛夏よりも長く細いように感じられ、ドキッとしてしまった。身長は少しだけ勝っているはずだけど、全体的に姿勢やスタイルが良くてとてもそうは見えない。浴槽は、お母さんとお父さんも一緒に入ることがあるようなので、姉妹二人なら充分に入ることができそうだ。脚の間に入るのは恥ずかしすぎるので、向かい合う形で体操座りのように閉じた足をお互い左右に寄せて入ることにした。美冬が腰を下ろすと、浴槽から溢れたお湯がざざぁっと流れた。
あまり美冬の体を見ないように、目線をずらしたまま瑛夏は続けた。
「美冬がオーちゃんのことをどこまで信頼してるか分からないから、失礼なこと言っちゃったらゴメン。私は、彩芽さんの〈黄のコスモス〉を救ってあげたい。もちろん、〈修繕者の原石〉を無理やり奪うなんて方法じゃなく。でも、オーちゃんにバレないようにしたい。雛菊やさやか、それに乃愛ちゃんとも協力してやっていく必要があると思う。私の我儘だけど、協力してくれたら嬉しい……」
ボヤけた視界の中で、美冬が呆れたような顔でため息を付いた。
「どうしてそうなるの?」
「……ダメ?」
「お姉ちゃんの我儘なんかじゃないでしょ。私だって、人を助けたいから〈修繕者〉やってるんだよ。協力とかじゃなくて、是非とも救ってあげなきゃいけないでしょ、そんなの」
さすがの妹だった。当たり前に誰かを助ける価値観。それが、かつて自分に刃を向けた相手だったとしても。
「美冬、ありがとう。そう言ってくれて本当に嬉しい」
「それで、アイデアはあるの? 私、お姉ちゃんが〈修繕者〉になるのを許したわけじゃないからね」
「大丈夫。美冬が嫌がることを、無理にはしないよ」
お母さんとの会話で、気づいたことがあった。瑛夏は、美冬のことを『お姉ちゃんとして』守ろうとしすぎていた。それは、ともすれば上から目線での支配や押しつけとなりかねない。美冬の思いを尊重し、その上でどう折り合いをつけるか。本当の目的は何かを、見失わないようにしようと思った。
「方法は一応考えてる。でも正しいかどうかわからないから、判定して欲しい」
〈修繕者〉になろうとなるまいと、美冬とは対等の関係なんだ。それが、真に妹を愛するための第一歩なんだと思った。
(私、少しは役に立ててるかな――)
************************************************
――彩芽と乃愛の住むマンション。
彩芽が、乃愛の部屋の扉を叩く。
「乃愛、どうしたのですか? 私が何かしてしまったのならごめんなさい。話をさせてください」
昨晩、戦いから帰ってきた彩芽は何も覚えていなかった。戦いで負ったケガと共に、綺麗さっぱり記憶もなくなっていたのだ。今まで〈修繕者〉として戦ってきたことや、自分たちが〈黄のコスモス〉から来たことも。乃愛は、今朝は気を奮い立たせて何とか学校に向かったが、何も手がつかなくて早退し、そのまま部屋に閉じこもっている。高校から帰ってきた彩芽が、心配して様子を見に来てくれている。
――彩芽? 本当にあれが彩芽なんだろうか。彼女からの愛情は、変わらず感じられる。頭を撫でてくれる手の温もり、話しかけてくれる透き通った声、抱きしめてくれる懐の香り。どれも今までと変わらない。でもそれが逆に辛かった。
彩芽と乃愛の故郷〈黄のコスモス〉のことを忘れ、〈青のコスモス〉における仮初の生活が、本物になってしまった。追い出された本物の生活は、どこへ行ってしまうのだろう。
許せない。彩芽をあんなふうにしたヤツらを。自分を一人にした彩芽を。すべてが憎い。彩芽を取り戻そう。どんなことをしてでも。どこからでもいい、〈修繕者の原石〉さえ手に入れれば、彩芽は記憶を取り戻せる。今までに奪った〈修繕者の原石〉は、すべて〈ツクロイの力〉の糧にしてしまったので、新たに手に入れなければいけない。
乃愛は〈修繕者〉姿になり、窓から飛び出して夜の空を駆けた。
浴槽のお湯が揺れ、弾ける音が一人きりの浴室に響いた。瑛夏は体を洗い終え、ゆっくりと浸かって息を整えている。
「お姉ちゃん、入るよ」
脱衣所から美冬の声が聞こえてきた。思わず顔を背けると、扉が開かれる音がした。そしてシャワーの音が聞こえ、美冬は体を洗い始めた。夕食後、美冬を風呂に誘ったのには訳がある。瑛夏はまだ目線を外したまま、尋ねた。
「ほんとに、ここなら大丈夫なの?」
彩芽との戦いの後。美冬に聞いた、『オーちゃんにバレないように話をする方法』。それは、お風呂であるとのことだった。美冬はあまり気にしていないように見えるが、数年ぶりの裸の付き合いなので瑛夏は少し恥ずかしさと緊張を感じている。
「うん。オーちゃんは私のプライバシーは守ってくれるみたい。トイレとかも、見られたくない、聞かれたくないって言ったら分かってくれた。そういうところで信頼を失わないように気をつけてるんだって。まあ、そうじゃなくても普段からいつも監視されてる訳じゃないっぽいけど」
美冬は、オーちゃんに対して何度か鎌をかけてみて、お風呂であったことを把握してないことを確認したらしい。さすがしっかりしてる。
「……話したいことって?」
「彩芽さんの、ことなんだけど」
彼女の名前を口にすると、切ないような気持ちになる。高ぶりを抑えて、話し始めた。彩芽と乃愛が〈黄のコスモス〉出身であること。〈黄のコスモス〉が壊滅の危機にあること。その〈ホロビ〉を止めるために〈ツクロイの力〉を集めていたこと。オーちゃんに聞かれて〈上役〉にまで伝わると、〈黄のコスモス〉が狙われてしまうと彩芽が考えていたこと。
美冬は、ここが〈青のコスモス〉と呼ばれていることは知っていたが〈黄のコスモス〉については初めて聞いたらしい。
「そうだったんだ……」
話し終えると、丁度美冬が体と髪を洗い終わり浴槽に入ろうとしていた。美冬は髪が長いので、湯船で濡れないようタオルをターバンのように巻いている。眼鏡を外しているのではっきりとは見えないが、美冬の脚は瑛夏よりも長く細いように感じられ、ドキッとしてしまった。身長は少しだけ勝っているはずだけど、全体的に姿勢やスタイルが良くてとてもそうは見えない。浴槽は、お母さんとお父さんも一緒に入ることがあるようなので、姉妹二人なら充分に入ることができそうだ。脚の間に入るのは恥ずかしすぎるので、向かい合う形で体操座りのように閉じた足をお互い左右に寄せて入ることにした。美冬が腰を下ろすと、浴槽から溢れたお湯がざざぁっと流れた。
あまり美冬の体を見ないように、目線をずらしたまま瑛夏は続けた。
「美冬がオーちゃんのことをどこまで信頼してるか分からないから、失礼なこと言っちゃったらゴメン。私は、彩芽さんの〈黄のコスモス〉を救ってあげたい。もちろん、〈修繕者の原石〉を無理やり奪うなんて方法じゃなく。でも、オーちゃんにバレないようにしたい。雛菊やさやか、それに乃愛ちゃんとも協力してやっていく必要があると思う。私の我儘だけど、協力してくれたら嬉しい……」
ボヤけた視界の中で、美冬が呆れたような顔でため息を付いた。
「どうしてそうなるの?」
「……ダメ?」
「お姉ちゃんの我儘なんかじゃないでしょ。私だって、人を助けたいから〈修繕者〉やってるんだよ。協力とかじゃなくて、是非とも救ってあげなきゃいけないでしょ、そんなの」
さすがの妹だった。当たり前に誰かを助ける価値観。それが、かつて自分に刃を向けた相手だったとしても。
「美冬、ありがとう。そう言ってくれて本当に嬉しい」
「それで、アイデアはあるの? 私、お姉ちゃんが〈修繕者〉になるのを許したわけじゃないからね」
「大丈夫。美冬が嫌がることを、無理にはしないよ」
お母さんとの会話で、気づいたことがあった。瑛夏は、美冬のことを『お姉ちゃんとして』守ろうとしすぎていた。それは、ともすれば上から目線での支配や押しつけとなりかねない。美冬の思いを尊重し、その上でどう折り合いをつけるか。本当の目的は何かを、見失わないようにしようと思った。
「方法は一応考えてる。でも正しいかどうかわからないから、判定して欲しい」
〈修繕者〉になろうとなるまいと、美冬とは対等の関係なんだ。それが、真に妹を愛するための第一歩なんだと思った。
(私、少しは役に立ててるかな――)
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――彩芽と乃愛の住むマンション。
彩芽が、乃愛の部屋の扉を叩く。
「乃愛、どうしたのですか? 私が何かしてしまったのならごめんなさい。話をさせてください」
昨晩、戦いから帰ってきた彩芽は何も覚えていなかった。戦いで負ったケガと共に、綺麗さっぱり記憶もなくなっていたのだ。今まで〈修繕者〉として戦ってきたことや、自分たちが〈黄のコスモス〉から来たことも。乃愛は、今朝は気を奮い立たせて何とか学校に向かったが、何も手がつかなくて早退し、そのまま部屋に閉じこもっている。高校から帰ってきた彩芽が、心配して様子を見に来てくれている。
――彩芽? 本当にあれが彩芽なんだろうか。彼女からの愛情は、変わらず感じられる。頭を撫でてくれる手の温もり、話しかけてくれる透き通った声、抱きしめてくれる懐の香り。どれも今までと変わらない。でもそれが逆に辛かった。
彩芽と乃愛の故郷〈黄のコスモス〉のことを忘れ、〈青のコスモス〉における仮初の生活が、本物になってしまった。追い出された本物の生活は、どこへ行ってしまうのだろう。
許せない。彩芽をあんなふうにしたヤツらを。自分を一人にした彩芽を。すべてが憎い。彩芽を取り戻そう。どんなことをしてでも。どこからでもいい、〈修繕者の原石〉さえ手に入れれば、彩芽は記憶を取り戻せる。今までに奪った〈修繕者の原石〉は、すべて〈ツクロイの力〉の糧にしてしまったので、新たに手に入れなければいけない。
乃愛は〈修繕者〉姿になり、窓から飛び出して夜の空を駆けた。
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