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1章「良くも悪くもツイてるニュービー」
第2話「リング対応武器」
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俺がイベントのフィールド内で引き抜いた剣、どうやらそこそこなレア物だったらしい。
「ねぇリゲル、その剣のステータスの欄まだ下があるみたいだよ。」
「お、ホントだ。気が付かなかった。」
ステータスの欄がまだあったみたいなのでスクロールし、俺はそこに書いてあることを読んでみる。
「えーと…リング対応武器…リングってなんだ?」
「リングって言うのは、文字通り指輪のアイテムなんだけどね。それをつけた状態でリング対応武器を装備するとその武器に更なる追加効果が現れたり、オリジナルスキルが使えたりするんだよ。リングはこのゲーム内にたくさんあるみたいなんだけどまだ見つかってる例は少ないみたい。それと、リング対応武器は手に入ったリングによって、付与される追加効果やオリジナルスキルが変わってくるんだよ。」
リングゲーやんかそれ。
でもリング対応武器なるものが今俺の手元にあるということは、これから先リングを手に入れることがあればオリジナルスキルが使えるようになるということだ。
「だったらリングをいつか手に入れないとな。」
「リング対応武器ってだけでも充分強いし、焦って手に入れる必要は無いと思うよ。」
そんな時、チャイムによく似た音がフィールド内で鳴り響いた。
『イベント終了時刻になりましたので、イベントフィールドにいるプレイヤーをオメガシティ転移門前に転移させます。』
というわけでオメガシティに戻ってきました。
するとすぐにこんな声が聞こえてきた。
「やあ。また会ったねニュービーくん。」
声の方へ振り向くと、そこにはイベント中に遭遇したトッププレイヤーのカムイさんがいた。
「さっきぶりですね!カムイさん。」
「覚えててくれて嬉しいよ、リゲルくん。なんかいい成果はあったかい?」
「聞いてくださいよカムイさん!こいつ偶然転移した先でリング対応武器手に入れちゃったんですよ!」
チェリーがそう言うと、カムイさんは驚いた顔をしていた。
「リング対応武器を手に入れたのかい?凄いね!僕もまだひとつしか持ってないのに、ニュービーの君が手に入れちゃうなんて…。あの時リゲルくん達が行った道に行くべきだったよ。」
「カムイさん達の成果はどうでした?」
「フユメが突っ込んでトラップを起動させちゃってね…。あの後即死でイベントリタイアだよ。」
トップランカーでもトラップには引っかかるんだな…。
その後もカムイさんに俺はオススメの狩り場や、ゲーム内で職業に就くといいということを教えて貰った。
「じゃあ、僕はそろそろ行くよ。」
「はい!色々と教えて貰ってありがとうございました!」
「リゲル、なんか就きたい職業決まった?」
「決まるも何も、まだ全部の職業を把握できてないからなぁ。」
「じゃあこれを読んでみてよ!」
チェリーが一冊の本を俺に渡してきた。
その本には、このゲーム内に存在する職業について記されていた。この世界には職業は12個存在するらしい。
まず基本職の冒険者。
これは誰でも就ける職業で全装備のステータス+5%というジョブ効果なるものが付くらしい。
2個目はナイト。
片手剣、又は両手剣装備者のみ就くことの出来るジョブで、ジョブ効果は片手剣or両手剣のステータス+15%、防御力+10%。そして、レベル次第ではナイトオリジナルスキルの習得が出来るらしい。
3個目はタンク。
刀と短剣以外の近接武器を装備している者が就くことの出来るジョブで、防御力が+10%。味方へのバフ系のタンクオリジナルスキルを習得出来るらしい。
4個目は盗賊。
短剣を装備している者が就くことの出来るジョブで、素早さと幸運値が+20%になる。そのおかげかダメージを受けたくない女性プレイヤーからは人気らしい。
オリジナルスキルとして索敵と潜伏、デバフ系のスキルの習得が可能になるらしい。
5個目はアサシン。
短剣、又は銃装備者が就くことの出来るジョブで、素早さ+10%、幸運値+15%、攻撃力+5%といった感じでバランスのとれた職業らしい。オリジナルスキルで、相手からタゲを数秒間貰わなくなることができるようになるらしい。
ちなみにチェリーの職業もアサシンだ。
6個目の職業はサムライ。
刀を装備している者が就くことの出来るジョブで、素早さが+10%攻撃力が+10%となっていて、オリジナルスキルとして刀のスキルがいくつか追加されるらしい。
7個目の職業は狙撃手。
弓矢、又は銃を装備している者が就くことの出来るジョブで、攻撃力が+15%。視野を調整することが可能で、弓や銃の飛距離がレベルによって延びる仕様になっているらしい。
そしてここから紹介する職業は上位職となる。
8個目はソードマスター。
ナイトの上位職で、ナイトのレベルがMAXになると就くことの出来るジョブ。
ジョブ効果は攻撃力が+30%、防御力が+15%。ナイトの時に習得した追加スキルはもちろん、ソードマスターオリジナルのスキルも習得可能になるらしい。
9個目はクルセイダー。
ナイト、又はタンクのレベルがMAXになると就くことの出来るジョブ。
攻撃力+15%%防御力+30%。
元々の職業のスキルはもちろん習得済みで、クルセイダーオリジナルのスキルも習得可能になるらしい。
10個目はギルティ。
盗賊、又はアサシンのレベルがMAXになると就くことの出来るジョブ。
防御力が-10%される代わりに素早さが+30%幸運値+40%。
盗賊とアサシン両方のスキルを使うことが出来るらしい。
11個目はサバイバー。
狙撃手のレベルがMAXになると就くことの出来るジョブ。
攻撃力が+20%素早さが+15%。
狙撃手の時よりも細かく視野を調整でき、更に遠くを見ることが出来る。
狙撃手のオリジナルスキルに加え、サバイバーのオリジナルスキルも習得可能になるらしい。
12個目は将軍。
サムライのレベルがMAXになると就くことの出来るジョブ。
攻撃力が+20%、素早さが+20%。
サムライのオリジナルスキルに加え、将軍のオリジナルスキルを習得可能になる。
そして、パーティーメンバーに将軍がいる際は味方全員のステータスが+10%されるらしい。
以上の12個がこのゲーム内に存在する職業だ。
どの職業も選んで損するようなことはないと思う。
「どの職業にするか決めた?今のリゲルだと、ナイトとかタンクになれるよ。」
ナイトかタンクか…。うーむ…悩むなぁ…。
「バフとか使うのあんま好きじゃないしなぁ…よし!決めた。ナイトにするよ。それでソードマスターとかになろっかな。」
「うんうん。あんたらしくていいじゃん!」
「それで、就きたいジョブは決まったけどどこでそれ選択するんだ?」
冒険者ギルド的な場所があるのだろうか。
だとしたらそこでクエストも受ける形になりそうだな。
「各プレイヤー拠点に絶対ひとつは冒険者ギルドがあるからそこでジョブの登録とクエストの受注ができるわよ。」
「そっか、じゃあ冒険者ギルドにまずは行ってみるよ。」
「一応私もついて行くね。」
「おう。さんきゅ。」
そして俺達はギルドへ行った。
そこで無事、ジョブをナイトに設定しついでに何かクエストを受けることになった。
「リゲルは初心者だし、この馬車の護衛とかはどうかな?報酬もそれなりだし、その報酬で防具とかを買い揃えたらいいよ。」
「おぉ。いいかもいいかも。じゃあ早速受注してくるぜ。」
クエストを受注し、俺達は山道で馬車の荷台に乗りながら馬車を護衛することになった。
「敵が来るまでは馬車で休めるし楽でいいな。」
「そうね。でもいつ襲われるか分からないんだから気を抜いたらダメだよ。」
「おうおう。」
そんな会話をしていると、馬車の前の方から数種類のモンスターがいるのが見えた。
「お出ましみたいだぜ。ここは練習がてら俺一人にやらせてくれよ。」
「OK。助けが必要になったら言いなさいよー。」
「わかってるよ。じゃあ行ってきまーす。」
どうやら相手はゴブリンとオーク、リザードマンがいるらしい。
いきなり多勢相手に突っ込む初心者とかあたおかかよ。って思うかもしれないけど、俺にはイベントで手に入れた星咬の剣がある。自動回復能力があるからそこまで苦戦しないはずだ。
「かかってこいよエネミー共!」
勢いよくモンスター達が俺に向かってくる。
「レベルはそんなに俺と変わらないみたいだけどっ!装備の格が違ぇよ!」
スキル未使用でゴブリンとオークを撃退。
残すは他の2種よりも強そうなリザードマンとなった。
レベルは若干高め、装備もレアそうなものをつけているので正直勝てるか分からない。
けど…
「やるっきゃねぇだろ!【パワードストライク】!」
新しく習得した片手剣スキルの重単発技をリザードマンに撃ち込む。
「まだまだ!【シャインクロス】!」
そして追い打ちにこれも新しく習得した2連撃技を撃ち込み反撃させる間もなく、リザードマンを倒すことが出来た。
「やったぜ!ノーダメで戦闘を終えれた!」
「リゲルー。今の敵倒したらクエストクリアの通知来たよー。」
「お、ホントだ。なぁチェリー、クエストをクリアしたら拠点まで自力で戻らなきゃダメなのか?」
すごい初歩的な質問だけどこれは結構大事なことなので聞いてみた。
「うん。自力で戻るのよ。だけど消費アイテムでクエストクリア後にギルドまで転移するアイテムもあるわよ。」
なるほど消費アイテムか。多分ログインボーナスとかで貰えるのかな?
「残念ながら今の私達にそんなアイテムはないので、徒歩で帰ります。」
「マジかよ…。」
「何事も経験だよリゲルくん♪」
「はいはい。じゃあ帰るか。」
俺達が拠点のアルファシティまで歩いていると、近くの方から女の子の悲鳴が聞こえた。
「誰か助けて!!!」
「なぁ…これ助けに行った方が良くないか?」
「うん。行こうリゲル!」
俺達は迷わず声の方へ走り出した。
「ねぇリゲル、その剣のステータスの欄まだ下があるみたいだよ。」
「お、ホントだ。気が付かなかった。」
ステータスの欄がまだあったみたいなのでスクロールし、俺はそこに書いてあることを読んでみる。
「えーと…リング対応武器…リングってなんだ?」
「リングって言うのは、文字通り指輪のアイテムなんだけどね。それをつけた状態でリング対応武器を装備するとその武器に更なる追加効果が現れたり、オリジナルスキルが使えたりするんだよ。リングはこのゲーム内にたくさんあるみたいなんだけどまだ見つかってる例は少ないみたい。それと、リング対応武器は手に入ったリングによって、付与される追加効果やオリジナルスキルが変わってくるんだよ。」
リングゲーやんかそれ。
でもリング対応武器なるものが今俺の手元にあるということは、これから先リングを手に入れることがあればオリジナルスキルが使えるようになるということだ。
「だったらリングをいつか手に入れないとな。」
「リング対応武器ってだけでも充分強いし、焦って手に入れる必要は無いと思うよ。」
そんな時、チャイムによく似た音がフィールド内で鳴り響いた。
『イベント終了時刻になりましたので、イベントフィールドにいるプレイヤーをオメガシティ転移門前に転移させます。』
というわけでオメガシティに戻ってきました。
するとすぐにこんな声が聞こえてきた。
「やあ。また会ったねニュービーくん。」
声の方へ振り向くと、そこにはイベント中に遭遇したトッププレイヤーのカムイさんがいた。
「さっきぶりですね!カムイさん。」
「覚えててくれて嬉しいよ、リゲルくん。なんかいい成果はあったかい?」
「聞いてくださいよカムイさん!こいつ偶然転移した先でリング対応武器手に入れちゃったんですよ!」
チェリーがそう言うと、カムイさんは驚いた顔をしていた。
「リング対応武器を手に入れたのかい?凄いね!僕もまだひとつしか持ってないのに、ニュービーの君が手に入れちゃうなんて…。あの時リゲルくん達が行った道に行くべきだったよ。」
「カムイさん達の成果はどうでした?」
「フユメが突っ込んでトラップを起動させちゃってね…。あの後即死でイベントリタイアだよ。」
トップランカーでもトラップには引っかかるんだな…。
その後もカムイさんに俺はオススメの狩り場や、ゲーム内で職業に就くといいということを教えて貰った。
「じゃあ、僕はそろそろ行くよ。」
「はい!色々と教えて貰ってありがとうございました!」
「リゲル、なんか就きたい職業決まった?」
「決まるも何も、まだ全部の職業を把握できてないからなぁ。」
「じゃあこれを読んでみてよ!」
チェリーが一冊の本を俺に渡してきた。
その本には、このゲーム内に存在する職業について記されていた。この世界には職業は12個存在するらしい。
まず基本職の冒険者。
これは誰でも就ける職業で全装備のステータス+5%というジョブ効果なるものが付くらしい。
2個目はナイト。
片手剣、又は両手剣装備者のみ就くことの出来るジョブで、ジョブ効果は片手剣or両手剣のステータス+15%、防御力+10%。そして、レベル次第ではナイトオリジナルスキルの習得が出来るらしい。
3個目はタンク。
刀と短剣以外の近接武器を装備している者が就くことの出来るジョブで、防御力が+10%。味方へのバフ系のタンクオリジナルスキルを習得出来るらしい。
4個目は盗賊。
短剣を装備している者が就くことの出来るジョブで、素早さと幸運値が+20%になる。そのおかげかダメージを受けたくない女性プレイヤーからは人気らしい。
オリジナルスキルとして索敵と潜伏、デバフ系のスキルの習得が可能になるらしい。
5個目はアサシン。
短剣、又は銃装備者が就くことの出来るジョブで、素早さ+10%、幸運値+15%、攻撃力+5%といった感じでバランスのとれた職業らしい。オリジナルスキルで、相手からタゲを数秒間貰わなくなることができるようになるらしい。
ちなみにチェリーの職業もアサシンだ。
6個目の職業はサムライ。
刀を装備している者が就くことの出来るジョブで、素早さが+10%攻撃力が+10%となっていて、オリジナルスキルとして刀のスキルがいくつか追加されるらしい。
7個目の職業は狙撃手。
弓矢、又は銃を装備している者が就くことの出来るジョブで、攻撃力が+15%。視野を調整することが可能で、弓や銃の飛距離がレベルによって延びる仕様になっているらしい。
そしてここから紹介する職業は上位職となる。
8個目はソードマスター。
ナイトの上位職で、ナイトのレベルがMAXになると就くことの出来るジョブ。
ジョブ効果は攻撃力が+30%、防御力が+15%。ナイトの時に習得した追加スキルはもちろん、ソードマスターオリジナルのスキルも習得可能になるらしい。
9個目はクルセイダー。
ナイト、又はタンクのレベルがMAXになると就くことの出来るジョブ。
攻撃力+15%%防御力+30%。
元々の職業のスキルはもちろん習得済みで、クルセイダーオリジナルのスキルも習得可能になるらしい。
10個目はギルティ。
盗賊、又はアサシンのレベルがMAXになると就くことの出来るジョブ。
防御力が-10%される代わりに素早さが+30%幸運値+40%。
盗賊とアサシン両方のスキルを使うことが出来るらしい。
11個目はサバイバー。
狙撃手のレベルがMAXになると就くことの出来るジョブ。
攻撃力が+20%素早さが+15%。
狙撃手の時よりも細かく視野を調整でき、更に遠くを見ることが出来る。
狙撃手のオリジナルスキルに加え、サバイバーのオリジナルスキルも習得可能になるらしい。
12個目は将軍。
サムライのレベルがMAXになると就くことの出来るジョブ。
攻撃力が+20%、素早さが+20%。
サムライのオリジナルスキルに加え、将軍のオリジナルスキルを習得可能になる。
そして、パーティーメンバーに将軍がいる際は味方全員のステータスが+10%されるらしい。
以上の12個がこのゲーム内に存在する職業だ。
どの職業も選んで損するようなことはないと思う。
「どの職業にするか決めた?今のリゲルだと、ナイトとかタンクになれるよ。」
ナイトかタンクか…。うーむ…悩むなぁ…。
「バフとか使うのあんま好きじゃないしなぁ…よし!決めた。ナイトにするよ。それでソードマスターとかになろっかな。」
「うんうん。あんたらしくていいじゃん!」
「それで、就きたいジョブは決まったけどどこでそれ選択するんだ?」
冒険者ギルド的な場所があるのだろうか。
だとしたらそこでクエストも受ける形になりそうだな。
「各プレイヤー拠点に絶対ひとつは冒険者ギルドがあるからそこでジョブの登録とクエストの受注ができるわよ。」
「そっか、じゃあ冒険者ギルドにまずは行ってみるよ。」
「一応私もついて行くね。」
「おう。さんきゅ。」
そして俺達はギルドへ行った。
そこで無事、ジョブをナイトに設定しついでに何かクエストを受けることになった。
「リゲルは初心者だし、この馬車の護衛とかはどうかな?報酬もそれなりだし、その報酬で防具とかを買い揃えたらいいよ。」
「おぉ。いいかもいいかも。じゃあ早速受注してくるぜ。」
クエストを受注し、俺達は山道で馬車の荷台に乗りながら馬車を護衛することになった。
「敵が来るまでは馬車で休めるし楽でいいな。」
「そうね。でもいつ襲われるか分からないんだから気を抜いたらダメだよ。」
「おうおう。」
そんな会話をしていると、馬車の前の方から数種類のモンスターがいるのが見えた。
「お出ましみたいだぜ。ここは練習がてら俺一人にやらせてくれよ。」
「OK。助けが必要になったら言いなさいよー。」
「わかってるよ。じゃあ行ってきまーす。」
どうやら相手はゴブリンとオーク、リザードマンがいるらしい。
いきなり多勢相手に突っ込む初心者とかあたおかかよ。って思うかもしれないけど、俺にはイベントで手に入れた星咬の剣がある。自動回復能力があるからそこまで苦戦しないはずだ。
「かかってこいよエネミー共!」
勢いよくモンスター達が俺に向かってくる。
「レベルはそんなに俺と変わらないみたいだけどっ!装備の格が違ぇよ!」
スキル未使用でゴブリンとオークを撃退。
残すは他の2種よりも強そうなリザードマンとなった。
レベルは若干高め、装備もレアそうなものをつけているので正直勝てるか分からない。
けど…
「やるっきゃねぇだろ!【パワードストライク】!」
新しく習得した片手剣スキルの重単発技をリザードマンに撃ち込む。
「まだまだ!【シャインクロス】!」
そして追い打ちにこれも新しく習得した2連撃技を撃ち込み反撃させる間もなく、リザードマンを倒すことが出来た。
「やったぜ!ノーダメで戦闘を終えれた!」
「リゲルー。今の敵倒したらクエストクリアの通知来たよー。」
「お、ホントだ。なぁチェリー、クエストをクリアしたら拠点まで自力で戻らなきゃダメなのか?」
すごい初歩的な質問だけどこれは結構大事なことなので聞いてみた。
「うん。自力で戻るのよ。だけど消費アイテムでクエストクリア後にギルドまで転移するアイテムもあるわよ。」
なるほど消費アイテムか。多分ログインボーナスとかで貰えるのかな?
「残念ながら今の私達にそんなアイテムはないので、徒歩で帰ります。」
「マジかよ…。」
「何事も経験だよリゲルくん♪」
「はいはい。じゃあ帰るか。」
俺達が拠点のアルファシティまで歩いていると、近くの方から女の子の悲鳴が聞こえた。
「誰か助けて!!!」
「なぁ…これ助けに行った方が良くないか?」
「うん。行こうリゲル!」
俺達は迷わず声の方へ走り出した。
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