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始まりの街と仲間集め
はじめての魔法
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部屋に戻り、ラッキーな一日だったなぁと思っているうちに眠っていたらしい。気づけば朝日が差し込んできた。
「うーん朝か...トイレにでも行こう」
部屋を出てトイレを向かう。
トイレへ向けて歩いていると、トイレから白髪の老人が姿を表した。黒のスーツ姿で白色の手袋を着けている。
手や顔のシワから見るに、若く見ても日本では定年退職している年齢であろう。しかし、凛とした双眸とピンッとした背筋は若者にも劣らない。
「おはようございます。私は代々ポワニャール家に仕える使用人のノア・アクリスタと申します。サトウタケル殿でございますかな? 」
「はい、昨日よりお世話になっていますサトウタケルです。ノアさんは朝がお早いのですね」
「年寄りの朝は早いのです。 昨日は留守にしており、ご挨拶に伺えず申し訳ありません」
「いえ、そんなこと... こちらこそ、急にお邪魔してしまいすみません」
「それでは、私は朝食の準備が御座いますので失礼致します。7:00から朝食でございます。7:00に食堂へ足をお運び下さい」
「了解です! よろしくお願いします 」
軽く頭を下げてノアと別れた。
さてさて、トイレは...めっちゃ豪華。正直、広すぎて住めるレベル。
用を済ませて自室へ戻る。
時間は6:50ちょうどだったので、水町さんを起こして食堂へ向かう。
「ふあぁぁ... よく朝ご飯の時間知ってたね」
まだ眠いと言わんばかりに欠伸をしながら水町さんに質問される。
「さっき、使用人のノアさんに偶然出会って聞いたからね。それでだよ」
そんな話をしながら食堂へ入った。
「あら、おふたりともおはよう。ちょうど起こしに行こうと思った所だったのだけれど、自分たちでご飯の匂いを嗅ぎつけたのね?凄いわ! 」
「違いますよ、さっきノアさんに聞いたんです」
「あら、そうだったの。ちなみに、彼はとても優秀な魔術師よ。後でユイカは魔法を教えてもらうと良いわ」
「は、はい!是非そうさせて頂きます」
「お嬢様、私は優秀などという程ではございません」
そう言いながら、美味しそうなパンを持ってノアさんが食堂へ入ってきた。
「あなたはとても優秀だと思うのだけれど...紹介するわ。彼の名前はノア・アクリスタ。水属性魔法の使い手よ。水属性魔法は治癒魔法と攻撃魔法の2通りがあるのだけれど、彼はどちらも一流なの」
シルトがノアの紹介をしてくれる。
「私はミズマチユイカです。頑張って覚えるので、是非魔法を教えて欲しいです!」
「ユイカ様、私でよろしければお役に立ちましょう。この老骨の知恵をお活かし下さい」
「ありがとうございます!ノアさん、朝食を食べたら早速いかがですか? 」
「はい。朝食の後片付けが終わりましたら、庭へ向かいます。それまではご自由にお過ごしください」
朝食を食べ終え、庭へ出てしばらくするとノアがやってきた。
「それでは、今から魔法をお教えします。先程シルト様よりご紹介いただきましたが、私が使う魔法は治癒と攻撃です。一度で全て習得するのは難しいですので、まずは攻撃魔法からで如何でしょうか」
「は、はい!よろしくお願いします」
「ノアさん、俺にも手伝える事がありましたら、なんでも言ってください!」
「はい、よろしくお願いしますーータケル殿、ユイカ様は魔法をお使いになるのが初めてでございます。魔法は力加減がとても難しく魔力が暴走すると危険です··········そのためユイカ様からあと6歩ほど離れた所からご覧頂けると幸いです」
「そうですか、了解です」
俺は念には念を入れて10歩離れた。
「サトウくん、めっちゃ離れるじゃん... 」
悲しそうに水町さんが声を掛けてきた。
「いや、だって水町さんの魔法ステータス高かったから...」
苦笑しつつ、ノアが仕切り直す。
「では、まずは魔法の詠唱です。上達すれば魔法名を心で呟きながら照準を合わせる事で発動できますが、初めは発音しながらの方が発動しやすく、威力も安定するでしょう」
うんうんと頷きながら、真剣に水町さんが聞いている。
「では、実際に魔法を発動してみましょう」
ノアが手を天に掲げるーー
「エポドス・グラキエース!!」
ノアの手のひらに見えない力が働いたのは素人でも分かる。
ーー長さ30センチ程の水色の結晶が強力なエネルギーを纏いながら空の彼方へと消えていった。
「す、凄い...」
「場所が場所ですので、弱めに発動させました。人によっては人体の5倍にもなる結晶を飛ばすことも可能です。それでは、実際にユイカ様も魔法を発動させて下さい」
「頑張ります!エポドス・グラキエース!! 」
空気すらをも巻き込みながら水町さんの手のひらにエネルギーが集中し魔法が発動する。
ーー人体の10倍は有りそうな巨大な結晶が、バチバチと唸るエネルギーを纏いながら空の彼方へと消えていった。
「......え」
しばしの沈黙の後、俺の口から間抜けな声が漏れた。
「これは凄いですな...私自身、これ程の魔法を拝見したのは人生で初めてでございます。シルト様より、最高峰クラスの魔術師しなると仰せつかっておりましたが、まさかこれほどまでに強力とは...」
ノアまでもが、唖然としたような、一周まわって呆れたような感想を口に出した。
凄いとは思うが、実戦でザコ敵相手にあれ程の魔法を使うのは勿体ない。
「今度は弱く発動する事はできる? 」
俺の質問に、出来ると思うよ?と答えた水町さんが手を天に掲げ、野球ボール程の結晶を放った。
「うーん朝か...トイレにでも行こう」
部屋を出てトイレを向かう。
トイレへ向けて歩いていると、トイレから白髪の老人が姿を表した。黒のスーツ姿で白色の手袋を着けている。
手や顔のシワから見るに、若く見ても日本では定年退職している年齢であろう。しかし、凛とした双眸とピンッとした背筋は若者にも劣らない。
「おはようございます。私は代々ポワニャール家に仕える使用人のノア・アクリスタと申します。サトウタケル殿でございますかな? 」
「はい、昨日よりお世話になっていますサトウタケルです。ノアさんは朝がお早いのですね」
「年寄りの朝は早いのです。 昨日は留守にしており、ご挨拶に伺えず申し訳ありません」
「いえ、そんなこと... こちらこそ、急にお邪魔してしまいすみません」
「それでは、私は朝食の準備が御座いますので失礼致します。7:00から朝食でございます。7:00に食堂へ足をお運び下さい」
「了解です! よろしくお願いします 」
軽く頭を下げてノアと別れた。
さてさて、トイレは...めっちゃ豪華。正直、広すぎて住めるレベル。
用を済ませて自室へ戻る。
時間は6:50ちょうどだったので、水町さんを起こして食堂へ向かう。
「ふあぁぁ... よく朝ご飯の時間知ってたね」
まだ眠いと言わんばかりに欠伸をしながら水町さんに質問される。
「さっき、使用人のノアさんに偶然出会って聞いたからね。それでだよ」
そんな話をしながら食堂へ入った。
「あら、おふたりともおはよう。ちょうど起こしに行こうと思った所だったのだけれど、自分たちでご飯の匂いを嗅ぎつけたのね?凄いわ! 」
「違いますよ、さっきノアさんに聞いたんです」
「あら、そうだったの。ちなみに、彼はとても優秀な魔術師よ。後でユイカは魔法を教えてもらうと良いわ」
「は、はい!是非そうさせて頂きます」
「お嬢様、私は優秀などという程ではございません」
そう言いながら、美味しそうなパンを持ってノアさんが食堂へ入ってきた。
「あなたはとても優秀だと思うのだけれど...紹介するわ。彼の名前はノア・アクリスタ。水属性魔法の使い手よ。水属性魔法は治癒魔法と攻撃魔法の2通りがあるのだけれど、彼はどちらも一流なの」
シルトがノアの紹介をしてくれる。
「私はミズマチユイカです。頑張って覚えるので、是非魔法を教えて欲しいです!」
「ユイカ様、私でよろしければお役に立ちましょう。この老骨の知恵をお活かし下さい」
「ありがとうございます!ノアさん、朝食を食べたら早速いかがですか? 」
「はい。朝食の後片付けが終わりましたら、庭へ向かいます。それまではご自由にお過ごしください」
朝食を食べ終え、庭へ出てしばらくするとノアがやってきた。
「それでは、今から魔法をお教えします。先程シルト様よりご紹介いただきましたが、私が使う魔法は治癒と攻撃です。一度で全て習得するのは難しいですので、まずは攻撃魔法からで如何でしょうか」
「は、はい!よろしくお願いします」
「ノアさん、俺にも手伝える事がありましたら、なんでも言ってください!」
「はい、よろしくお願いしますーータケル殿、ユイカ様は魔法をお使いになるのが初めてでございます。魔法は力加減がとても難しく魔力が暴走すると危険です··········そのためユイカ様からあと6歩ほど離れた所からご覧頂けると幸いです」
「そうですか、了解です」
俺は念には念を入れて10歩離れた。
「サトウくん、めっちゃ離れるじゃん... 」
悲しそうに水町さんが声を掛けてきた。
「いや、だって水町さんの魔法ステータス高かったから...」
苦笑しつつ、ノアが仕切り直す。
「では、まずは魔法の詠唱です。上達すれば魔法名を心で呟きながら照準を合わせる事で発動できますが、初めは発音しながらの方が発動しやすく、威力も安定するでしょう」
うんうんと頷きながら、真剣に水町さんが聞いている。
「では、実際に魔法を発動してみましょう」
ノアが手を天に掲げるーー
「エポドス・グラキエース!!」
ノアの手のひらに見えない力が働いたのは素人でも分かる。
ーー長さ30センチ程の水色の結晶が強力なエネルギーを纏いながら空の彼方へと消えていった。
「す、凄い...」
「場所が場所ですので、弱めに発動させました。人によっては人体の5倍にもなる結晶を飛ばすことも可能です。それでは、実際にユイカ様も魔法を発動させて下さい」
「頑張ります!エポドス・グラキエース!! 」
空気すらをも巻き込みながら水町さんの手のひらにエネルギーが集中し魔法が発動する。
ーー人体の10倍は有りそうな巨大な結晶が、バチバチと唸るエネルギーを纏いながら空の彼方へと消えていった。
「......え」
しばしの沈黙の後、俺の口から間抜けな声が漏れた。
「これは凄いですな...私自身、これ程の魔法を拝見したのは人生で初めてでございます。シルト様より、最高峰クラスの魔術師しなると仰せつかっておりましたが、まさかこれほどまでに強力とは...」
ノアまでもが、唖然としたような、一周まわって呆れたような感想を口に出した。
凄いとは思うが、実戦でザコ敵相手にあれ程の魔法を使うのは勿体ない。
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