ウチに所属した歌い手グループのリーダーが元カノだった件について

石狩なべ

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番外編(高校時代)

あなたを忘れたことはない(2)

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 数字と対応が良かった、という理由で、本契約まで話を進めた後日、親睦会が設けられた。

「えー、では、これからがスタート、ということで、まあ、末長くよろしくお願いしますということで、今日は戦略を考えつつ、楽しんで飲みましょう! 乾杯!」
「「かんぱーい!」」
(よし)

 狙いを定めるは一人だけ。

(まだあいつ気づいてないから、適当に酔わせてホテルか家連れてこんで……いや、いきなりホテルはきしょいか。じゃあ家だな)
「すみませーん! 中入りますー!」
「藤原さんだー!」
「お疲れ様ですー!」

 月子は他人様のご機嫌をとることを覚えたらしい。私がいないと何もできない女だったくせに。

「藤原さん、私やってみたい企画があって」
「みんなで話し合ってたんですよ!」
「あ、ぜひ聞かせてもらえますかぁー!?」

 月子の飲み物を見た。お茶だった。みんなの飲み物を見る。お酒だった。みんなの本音を一言一言、スマートフォンのメモに打ち込んでいた。

(何、お前、そんなことも覚えたの?)

 そんなことしなくても、連絡さえ返してくれていたら、楽させてあげたのに。

(てか)

 いつまでそっちいるの?

(だいぶ時間経ってるんだけど)

 ご機嫌とらなきゃいけなんでしょ?

(ねえ、私の番まだ?)

 四人に囲まれて、笑顔で意見を聞き回る月子。なんか、キャバ嬢みたい。キャバ嬢なら客の機嫌取らないとねぇ?

(早く)

 こっちに来い。

(月子)

 ぶん殴って、犯して、わからせてやるから——。

「眠い~!」

 ミツカが倒れ込み、月子が立った。

「沢山飲みましたもんね! 座布団置いておきますね!」
「ありがとうございますぅ……」
「ミッちゃん飲み過ぎ~!」

 月子が跨り、——かなり距離があった、ゆかりと私の間に入った。スマートフォンを弄っている。

(来た)

 今だ。月子に近づく。

(お前)

 手を伸ばす。

(よくも)

 無能のくせに、
 私がいなければ何もできない女のくせに、
 泣き崩れて引き止めたくせに、
 愛してるって言ってたくせに、
 結婚しようって誓い合ったくせに、
 
 お前、六年間も、よくも、返事も返さず、今、笑顔で、隣に、よくも、よくも、よくも——、

(月子——!)

 ——メモに、メンバーの名前と、意見が全て書かれていた。

「……」

 企画内容、メンバーの特徴、細かいことをメモされており、新たな情報を、再び細かく真剣な顔で打ち込んでいく彼女の姿は——知ってる人物とは思えないほど——とても魅力的に見えた。

「……うわっ」

 驚いた目が、私に向けられた。

「すごい。いっぱい書いてある」

 久しぶりに間近で見た月子は——私の知らない女になっていた。髪は短く、胸は膨らみ、大人の女性となっていて——決して美人ではないはずなのに——目が奪われるほど魅力的で——とても美しく見えた。

 気さくなふりをして、タッチパネルを見せた。

「お飲み物どうします?」
「あ、う、烏龍茶で……」
「あれ、飲まないんですか?」
「白龍さんどうします? 飲まれます?」
「烏龍茶ですね」

 この時にはもう、どうやって彼女を持ち帰るかで、頭がいっぱいだった。わざとウーロンハイを濃いめで注文した。何も知らない彼女が笑顔を向けてくる。

「ありがとうございます」
「いえいえ、ついでだったんで」

 可愛い。今すぐ触りたい。抱きしめたい。キスしたい。

「すごいですね。動画。100万再生。見ましたか?」

 上目遣いの笑顔を向けられたら、心臓が高鳴る。あざとく、魅力的な彼女に心が持って行かれる。どうしよう、どんなことがあっても浮気はしないって決めていたのに、一目でやられてしまった。こんな気持ちは高校時代、何もできない内弁慶の無能な後輩のピュアな瞳を見て以来だった。

 藤原月子。

 初恋の相手であり——たった今、二回目の恋に落ちてしまった相手。

(やばい)

 この女を、私のものにしたい。

(触りたい)

 手が疼く。月子の腰に触れる——前に、ミツカが起き上がり、前のめりになった。

「すごかったんですよ。あの時。藤原さんから切り抜き動画の連絡来た時に、月子がみんなにライブ配信の面白いところ確認して時間と話の内容をまとめてすぐ藤原さんに送るようにって指令みたいな連絡が来て!」
「そうそう!」
「白龍って、いつもそうやってまとめてくれるんですよ」
「でも今回は早かったね! 連絡来て秒速じゃなかった!?」
「うん! 早かった!! まじでAIかと思ったもん!」

 ポジティブキャンペーン! ナイス! ミツカ! 褒めろ!! みんな! もっと私の良いところを、思う存分、月子にアピールしろ!! そしたら、私はさりげなく、こう言うから!

「こうでもしないとみんな連絡遅いでしょ」
「すごい、流石ですね!」

 月子が大声で言ってから……私に向き直し、小声で言った。

「ありがとうございます。お気遣い、感謝します」

 ――あ、これ、なんか、

(思い出す)

 あの時もそうだった。
 頼りになる人が誰もいなくて怖いと怯えていた後輩に、声をかけた時も、彼女は、こうやって——私を見上げていた。

「……? 白龍さん?」

 ——彼女があざとく首を傾げた瞬間、私の中に電流が走った。そして、思った。彼女は私の所有物だと。私の中には、もう、藤原月子という女に対して、「可愛い」「好き」「愛」「抱きたい」「尊い」「優しくしたい」「乱暴にしたい」「閉じ込めて私しか見えないようにしたい」の気持ちしかない。

 好き。もう、好きなのだ。好きでしかないのだ。好き。この女を確実に持ち帰りたい。その膨らんだ胸をこの手で揉んで、ひょろい腰を掴んで、あんな姿やこんな姿になってしまった彼女が見たい。可愛く笑った顔で、私の名前を呼ぶ声が聞きたい。

 ——リンちゃん、好き……。

「……っつき……」
「お待たせしましたー! ウーロンハイ二つですー」

 きたーーーーーーーーー!!

「あ、こっちですー」

 ここで出ました。お持ち帰り用最強アイテム。私は笑顔で差し出す。

「はい、藤原さん」

 お前、タレントに差し出されたら、断れないだろ? 仕事だもんね。

(六年ぶりの再会と、新たな出会いに)

「乾杯」
「……かんぱーい!」

 酒だとわかって苦笑いする彼女が明るく言って、グラスを当ててきた。ほらほら、じゃんじゃん飲め。飲みやがれ。どうせお前、酒弱いだろ。強ければ、どちらが強いか勝負しよう。

「あ、藤原さん、飲み物頼んでおきますね!」
「あ、い、いえ……! 自分で……!」
「レモンサワー美味しかったですよー!」

 飲ませる。

「これも美味しかったですよー!」

 3杯目で潰れた。

(ばぁーか)
「……うー……」
(……目にクマが出来てる)

 膝に乗せた顔を観察する。みんなは酔って楽しそうに騒いでる。だから、聞こえない程度に声を掛ける。

「……藤原さん」
「んー……」
「ちゃんと寝てますか?」
「……久しぶりに寝ましたぁ……」
「彼氏はいますか?」
「いませんけどぉ……」
「けど?」
「彼女ならいましたぁ……」

 自然と笑みがこぼれ、優しい声が出る。

「どんな人?」
「高校時代の……先輩で……」
「今でも好き?」
「……んー……」
「今でも好きですか?」
「……世間がねぇ……許しませんからねぇ……」

 ……彼女を見つめる。

「人の目が気になる?」
「だって……そりゃ……LGBTQなんて名前が……つくくらいですから……」
「返事、ずっと待ってるよ?」
「そうですねぇ。どうしましょうか……」
「あ、連絡きてること、知ってるんだ」
「知ってますよ……」
「なんで返事しないの?」
「明日します。……明日……」
「明日ね」
「……すぅ……」
「……今でも好き?」
「……んー……」
「わかった。んー、……人の目とか、世間の目がなかったら、全然、全く無かったら……」

 慎重に聞いてみる。

「まだ、好き?」
「……好きですよ……」

 それは、月子の本音。

「リンちゃん以上の人なんて……いません……けど……」

 呟く。

「きっと……もう……嫌われちゃって……ますから……」

 ――私は――上機嫌で電子煙草を吸い始めた。

「早く100万人いきたぁーい!」
「個人アカウント伸ばしたぁーい!」

 メンバーが不満を言う中、私は一人、特大上機嫌で電子煙草をふかしていた。

「ちょっと見てよ! あれ!」
「あー! 白龍がもうスタッフさんに手出してるーーーー!!」
(いやいや——悪いね! みんな! なんか、ごめんね! この女、藤原月子って言って、私の女なんだよね! いやーーーーごめんねっっっ!! なんか、抜け駆けしちゃったみたいで!!? すごい見せつけちゃったりして!?)
「すかしてるわーーー!」
「自分イケメンって顔してるわーー!!」
(いやいや! 本当ごめんね! でもさ、こいつが配信で何度も喋ってた、六年間も連絡を返してくれてない私の彼女でさ!! 私がいないと何もできないの! 仕方ないよね! 私がいないと本当に何もできないからさ、膝枕もするしかないよね!! 本当、不器用で、いつも一生懸命で、まじで——めちゃくちゃいい女なんだよ!!!)

 嫌われた?

(愛してますけど?)

 返事、待ってますけど。

(返事したら、もう同棲する準備も養う準備も結婚する準備もできてますけど?)

 あ! 藤原さんが唸ってる! ごめんなさいね! 藤原さん! ほーら、ゆっくり寝てくださいね。何が来ても、私が守りますから。ああ、可愛い寝顔。そんなに私の膝、寝心地いいの? いいよ。膝枕なんか、何時間でもしてあげる。足の痺れなんか、全く気にしない。ああ、藤原月子さん、可愛いなぁ。いやね? 私が以前付き合ってた女も、藤原月子って名前の女だったんだけど、あの、あなたも、すごく——魅力的で……可愛いですね……。ぐふふっ! ほら、いっぱい寝るんだよ? ああ、すやすやしてる。あー、可愛い。あ"ー! んがわ"い"い"!! もうこうなったら、私が王子様になって、その柔らかそうなぷるんぷるんの唇にキスして、目覚めさせてあげよっかな!? なんつって!!!!! ぶふぉwwww!!!!

「あー! 終電なくなるぅー!」
「月子どうするー?」
「テキトーに帰る」
「了解ー。また明日ねー」

 藤原さんが潰れて二時間後、終電もなくなった時間に、スマートフォンが音を鳴らした。途端に、ビクッ! と体が跳ねた彼女が、自分のスマートフォンを探し出し、耳に当てた。

「はひ! 藤原です! ……はひ! はいはい! ……はいはい! 数字っすね! はい! お任せを! 朝イチで! 爆速で! ……はいはい! では! 失礼しましゅ!」

(……ちょっと待って……?)

 思わず――思い切り煙草を吸った。

(寝起きの藤原月子さん、舌っ足らずで激カワすぎん!!!!????)

「はぁ……。……明日土曜日じゃねぇかよ……ふざけんなよ……」
「大丈夫ですか?」
「あ、はい、なんとか……」

 顔を上げた藤原さんと目が合った。あ"っっっっっ!!!! 心臓が!!!!!

「っ、あ、すみませ……!」

 藤原さんが起き上がると、酒に酔った佐藤さんと高橋さんが愚痴を言い合う姿を見て、大人しくなった。

「まさか……社長が飛ぶなんて……いや、前々から怪しいとは思ってたんですけど……」
「いや、わかりますよ……。全ての面倒を引き受けるのって、結局こっちなんですよね……」
「……」
「藤原さん」

 間に合わないことを分かった上で、スマートフォンに映る時間を見せる。

「終電まだ間に合います?」
「え? 終電……」

 時間を見た藤原さんが目を丸くさせた。あ"っっっ、い"い"! その顔! 懐かしいアホ面!! このブスな感じが、もう、最強革命的に可愛い!!!! どうしようもなく!!! 愛おしい!! 尊い!!!!! しかし、藤原さんはすぐ冷静な笑顔に戻ってしまった。

「あ、大丈夫ですよ。終電は終わってるんですけど、会社に行けば仮眠取る部屋があるので、最悪そこで寝泊まりできるんで、はい、まぁ、なんとか……」

 さ せ る か 。

「うち近いんですよ。一晩だけ泊まっていきません?」
「い、いえいえ! それは大丈夫です!」
「いや、っていうのも、なんか飲み直したい気分だなって思ったんですけど、流石に一人だと寂しいじゃないですか」
「あ、だったら四人で……」

 藤原さんが振り返ると——佐藤さんと高橋さんが泣いていた。

「なんで私がこんな目にばかり……」
「いつも挟まれるのは俺なんだ……! 俺は……カメラマンなのにぃ……!」
「……」
「コンビニとかでお酒買って、飲み直しません?」
「……ああ……まぁ、……一晩だけなら……」
「やった。決まり。行きましょう」
「高橋先輩、ちょっと白龍さんの家に行ってきます」
「畜生! 俺だって!」
「お支払いだけお願いしますね。お疲れ様でした」

 私は藤原さんに——月子に見られないように——壁に向かって笑みを浮かべ——鞄を持った。


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