27 / 194
⑬悪い男ほど魅力的で−2
しおりを挟む
「随分と時間がかかったなっ!」
「そうか? いつもと変わらないが」
「このっ!」
ロクに抗議を聞き流されて悔しそうな顔をするレオポルトに、俺は割りと真面目に言い聞かせる。
「あのさ、俺と付き合うってこういう事だよ? 俺は体力がないし、色々と面倒臭いし、常識だって習慣だってあんたたちとは大きく違う。そりゃあそんなの全部無視して甘いのだけ持っていけばいいじゃんって思うかもしれない。或いは薬でも飲ませてずっと寝かせとけばいいじゃんって思うかもしれない。でもさ、それじゃあ俺はこんな風にならなかったと思うんだ。誰かの為の食べ物みたいな、こんな身体にはならなかったよ」
「……そうか?」
「そうだよ」
レオポルトに話しかける体で自分に言われていると気付いたロクが応じ、俺は力強く頷いた。
「何の事を言っているんだ?」
レオポルトには全く話が通じていなかった。
なので俺は改めて平たく言い直した。
「ロクにたぁ~っぷり可愛がられてプリプリになった! 美味しく食べてくれてありがとう!」
「畜生!」
床に突っ伏して泣いたレオポルトが面白い。
こいつはこいつで嫌いじゃない。
「チヤ、そいつに構っていないで出掛けよう」
「わかった!」
朝寝をして元気いっぱいの俺は足取りも軽い。
ロクとレオポルトと三人で目的の森へと向かった。
「こういうジメついた森にはいい思い出が無いんだよな……」
爆弾魔に追い掛けられているかもと思いながら森を駆け抜けたのは(俺は背負われていただけだけど)ついこの間の事だ。
「あ、そう言えば不法侵入者の正体ってわかったの?」
捕まったという話は聞いていないが、正体くらいは掴んでいるかもしれないと思って訊ねてみた。
「ヨカナーンの話では、反乱組織の一つだと言っていた」
「反乱組織……」
「この国の王族は獣人だし、要職も獣人で占められている。人間に対する表立った差別はないが、それでも不満を抱く人間は多い」
「つまり、人間の組織なんだ?」
「同調したり不遇な立場にある獣人も含まれるが、主要メンバーは人間だな。獣人よりも人間の方が呪術に長けているし、爆発物も彼らの仕業だろう」
「人間は卑怯なんだよ」
ケッと吐き捨てるようにレオポルトが言ったので、俺は首を傾げながら訊ねる。
「種族による特性はあるにしても、卑怯は関係ないだろ?」
「いいや、獣人ならば呪術になど頼らない」
「そうかな?」
前に俺に絡んできた三人組は、酒に指を漬けているのを見てマジナイかと言った。
その様子からも特に禁忌を感じているようには見えなかった。
「レオポルト、獣人よりも人間の方が呪術が得意だというだけだ。勇気があるから頼らないのではない」
「だよね。使えたら別に使うと思うよ」
大体、正攻法しか使わない奴が宮廷で生き残れるとも思えないし。
「俺は使わない!」
「それはレオポルトの意見であって、獣人全体の意見じゃないでしょう?」
だって俺を飲むのだってドーピングだよ?
俺を飲んだら鍛えなくてもムキムキの身体になれる、と言われて断る獣人がさてどのくらいいるのかな?
「獣人は……使わない」
むっつりと口をへの字に曲げたレオポルトを見て苦笑する。
レオポルトはちょっとばかり頭が硬くて思い込みが激しくて頑固だな。
「俺が甘いのも呪術だったらどうするんだよ?」
他に甘い人間なんていないし、マジナイが掛かっていると思った方が理解しやすい。
「それは……イチヤは違う。きっと元から甘いんだ」
「いやいや、そんな人間はいないから。俺が甘くなったのはこの世界に召喚されてからだからね?」
「本当に呪術なのか?」
「わからない。呪術師がいたら一度見て貰うのも良いかもね」
「ならそれまでは呪術じゃない。イチヤはイチヤだから甘いんだ」
ハハハ、もうなんでも良いや。
俺が苦笑していたらそれまで知らんぷりをしていたロクが割って入ってきた。
「恐らく、呪術師が見た所でわからないだろう。聖なる泉の謎を解き明かしていないのだからな」
「聖なる泉?」
俺が聞き返したら、ロクが洞窟の入り口を指し示して言った。
「この洞窟の奥に泉が湧いている。元は万病を治すエリクサーが湧いていたのだが、独り占めをしようとした領主の悪しき行いによってただの聖水になってしまったという言い伝えがある」
「ただの聖水?」
「ちょっとした身体の不調や疲れに効く水だが、それが自然と湧いている事も十分に不思議だからな。色々な学者や呪術師が原因を解き明かそうとしたが、未だに聖水が湧く理由はわかっていない」
「へぇ……」
っていうか、聖水なんてものがあるのも初耳だよ。
俺はロクにこっそりと聖水と俺ならどちらが効くかと訊いてみた。
「間違いなくお前だ」
「そっか」
だとしてもその聖水には興味がある。
「それって甘いの?」
「いいや、ただの水だな」
「聖水をただの水って言うなよ」
「獣人には胃薬程度にしか効かない」
わぁお、頑強な種族だから聖水も胃薬レベルなのか。
だとしたら獣人に効く俺って本当に強いんだな、と変に感心してしまった。
そして薄暗い洞窟をテクテクと歩いていき、辿り着いた泉を見てちょっとだけガッカリとする。
見た感じは何の変哲もない湧き水だったからだ。
「誰も管理していないんだね」
「人の手が入ったら効能が消えると言われている」
「言い伝えも悪くないね」
そう言って、俺は泉に手を付けて透き通った水を掬い上げた。
冷たくてよく澄んだ水はそのまま飲んでも問題が無さそうだった。
俺は手に掬った水に唇を付け、ゴクゴクと飲み干してみた。
「……甘い」
「え?」
「ちょっと甘い、炭酸泉って感じ」
それは俺には懐かしい温泉の味がした。
「そうか? いつもと変わらないが」
「このっ!」
ロクに抗議を聞き流されて悔しそうな顔をするレオポルトに、俺は割りと真面目に言い聞かせる。
「あのさ、俺と付き合うってこういう事だよ? 俺は体力がないし、色々と面倒臭いし、常識だって習慣だってあんたたちとは大きく違う。そりゃあそんなの全部無視して甘いのだけ持っていけばいいじゃんって思うかもしれない。或いは薬でも飲ませてずっと寝かせとけばいいじゃんって思うかもしれない。でもさ、それじゃあ俺はこんな風にならなかったと思うんだ。誰かの為の食べ物みたいな、こんな身体にはならなかったよ」
「……そうか?」
「そうだよ」
レオポルトに話しかける体で自分に言われていると気付いたロクが応じ、俺は力強く頷いた。
「何の事を言っているんだ?」
レオポルトには全く話が通じていなかった。
なので俺は改めて平たく言い直した。
「ロクにたぁ~っぷり可愛がられてプリプリになった! 美味しく食べてくれてありがとう!」
「畜生!」
床に突っ伏して泣いたレオポルトが面白い。
こいつはこいつで嫌いじゃない。
「チヤ、そいつに構っていないで出掛けよう」
「わかった!」
朝寝をして元気いっぱいの俺は足取りも軽い。
ロクとレオポルトと三人で目的の森へと向かった。
「こういうジメついた森にはいい思い出が無いんだよな……」
爆弾魔に追い掛けられているかもと思いながら森を駆け抜けたのは(俺は背負われていただけだけど)ついこの間の事だ。
「あ、そう言えば不法侵入者の正体ってわかったの?」
捕まったという話は聞いていないが、正体くらいは掴んでいるかもしれないと思って訊ねてみた。
「ヨカナーンの話では、反乱組織の一つだと言っていた」
「反乱組織……」
「この国の王族は獣人だし、要職も獣人で占められている。人間に対する表立った差別はないが、それでも不満を抱く人間は多い」
「つまり、人間の組織なんだ?」
「同調したり不遇な立場にある獣人も含まれるが、主要メンバーは人間だな。獣人よりも人間の方が呪術に長けているし、爆発物も彼らの仕業だろう」
「人間は卑怯なんだよ」
ケッと吐き捨てるようにレオポルトが言ったので、俺は首を傾げながら訊ねる。
「種族による特性はあるにしても、卑怯は関係ないだろ?」
「いいや、獣人ならば呪術になど頼らない」
「そうかな?」
前に俺に絡んできた三人組は、酒に指を漬けているのを見てマジナイかと言った。
その様子からも特に禁忌を感じているようには見えなかった。
「レオポルト、獣人よりも人間の方が呪術が得意だというだけだ。勇気があるから頼らないのではない」
「だよね。使えたら別に使うと思うよ」
大体、正攻法しか使わない奴が宮廷で生き残れるとも思えないし。
「俺は使わない!」
「それはレオポルトの意見であって、獣人全体の意見じゃないでしょう?」
だって俺を飲むのだってドーピングだよ?
俺を飲んだら鍛えなくてもムキムキの身体になれる、と言われて断る獣人がさてどのくらいいるのかな?
「獣人は……使わない」
むっつりと口をへの字に曲げたレオポルトを見て苦笑する。
レオポルトはちょっとばかり頭が硬くて思い込みが激しくて頑固だな。
「俺が甘いのも呪術だったらどうするんだよ?」
他に甘い人間なんていないし、マジナイが掛かっていると思った方が理解しやすい。
「それは……イチヤは違う。きっと元から甘いんだ」
「いやいや、そんな人間はいないから。俺が甘くなったのはこの世界に召喚されてからだからね?」
「本当に呪術なのか?」
「わからない。呪術師がいたら一度見て貰うのも良いかもね」
「ならそれまでは呪術じゃない。イチヤはイチヤだから甘いんだ」
ハハハ、もうなんでも良いや。
俺が苦笑していたらそれまで知らんぷりをしていたロクが割って入ってきた。
「恐らく、呪術師が見た所でわからないだろう。聖なる泉の謎を解き明かしていないのだからな」
「聖なる泉?」
俺が聞き返したら、ロクが洞窟の入り口を指し示して言った。
「この洞窟の奥に泉が湧いている。元は万病を治すエリクサーが湧いていたのだが、独り占めをしようとした領主の悪しき行いによってただの聖水になってしまったという言い伝えがある」
「ただの聖水?」
「ちょっとした身体の不調や疲れに効く水だが、それが自然と湧いている事も十分に不思議だからな。色々な学者や呪術師が原因を解き明かそうとしたが、未だに聖水が湧く理由はわかっていない」
「へぇ……」
っていうか、聖水なんてものがあるのも初耳だよ。
俺はロクにこっそりと聖水と俺ならどちらが効くかと訊いてみた。
「間違いなくお前だ」
「そっか」
だとしてもその聖水には興味がある。
「それって甘いの?」
「いいや、ただの水だな」
「聖水をただの水って言うなよ」
「獣人には胃薬程度にしか効かない」
わぁお、頑強な種族だから聖水も胃薬レベルなのか。
だとしたら獣人に効く俺って本当に強いんだな、と変に感心してしまった。
そして薄暗い洞窟をテクテクと歩いていき、辿り着いた泉を見てちょっとだけガッカリとする。
見た感じは何の変哲もない湧き水だったからだ。
「誰も管理していないんだね」
「人の手が入ったら効能が消えると言われている」
「言い伝えも悪くないね」
そう言って、俺は泉に手を付けて透き通った水を掬い上げた。
冷たくてよく澄んだ水はそのまま飲んでも問題が無さそうだった。
俺は手に掬った水に唇を付け、ゴクゴクと飲み干してみた。
「……甘い」
「え?」
「ちょっと甘い、炭酸泉って感じ」
それは俺には懐かしい温泉の味がした。
3
あなたにおすすめの小説
黒豹陛下の溺愛生活
月城雪華
BL
アレンは母であるアンナを弑した獣人を探すため、生まれ育ったスラム街から街に出ていた。
しかし唐突な大雨に見舞われ、加えて空腹で正常な判断ができない。
幸い街の近くまで来ていたため、明かりの着いた建物に入ると、安心したのか身体の力が抜けてしまう。
目覚めると不思議な目の色をした獣人がおり、すぐ後に長身でどこか威圧感のある獣人がやってきた。
その男はレオと言い、初めて街に来たアレンに優しく接してくれる。
街での滞在が長くなってきた頃、突然「俺の伴侶になってくれ」と言われ──
優しく(?)兄貴肌の黒豹×幸薄系オオカミが織り成す獣人BL、ここに開幕!
【本編完結】転生したら、チートな僕が世界の男たちに溺愛される件
表示されませんでした
BL
ごく普通のサラリーマンだった織田悠真は、不慮の事故で命を落とし、ファンタジー世界の男爵家の三男ユウマとして生まれ変わる。
病弱だった前世のユウマとは違い、転生した彼は「創造魔法」というチート能力を手にしていた。
この魔法は、ありとあらゆるものを生み出す究極の力。
しかし、その力を使うたび、ユウマの体からは、男たちを狂おしいほどに惹きつける特殊なフェロモンが放出されるようになる。
ユウマの前に現れるのは、冷酷な魔王、忠実な騎士団長、天才魔法使い、ミステリアスな獣人族の王子、そして実の兄と弟。
強大な力と魅惑のフェロモンに翻弄されるユウマは、彼らの熱い視線と独占欲に囲まれ、愛と欲望が渦巻くハーレムの中心に立つことになる。
これは、転生した少年が、最強のチート能力と最強の愛を手に入れるまでの物語。
甘く、激しく、そして少しだけ危険な、ユウマのハーレム生活が今、始まる――。
本編完結しました。
続いて閑話などを書いているので良かったら引き続きお読みください
竜の生贄になった僕だけど、甘やかされて幸せすぎっ!【完結】
ぬこまる
BL
竜の獣人はスパダリの超絶イケメン!主人公は女の子と間違うほどの美少年。この物語は勘違いから始まるBLです。2人の視点が交互に読めてハラハラドキドキ!面白いと思います。ぜひご覧くださいませ。感想お待ちしております。
ただの雑兵が、年上武士に溺愛された結果。
みどりのおおかみ
BL
「強情だな」
忠頼はぽつりと呟く。
「ならば、体に証を残す。どうしても嫌なら、自分の力で、逃げてみろ」
滅茶苦茶なことを言われているはずなのに、俺はぼんやりした頭で、全然別のことを思っていた。
――俺は、この声が、嫌いじゃねえ。
*******
雑兵の弥次郎は、なぜか急に、有力武士である、忠頼の寝所に呼ばれる。嫌々寝所に行く弥次郎だったが、なぜか忠頼は弥次郎を抱こうとはしなくて――。
やんちゃ系雑兵・弥次郎17歳と、不愛想&無口だがハイスぺ武士の忠頼28歳。
身分差を越えて、二人は惹かれ合う。
けれど二人は、どうしても避けられない、戦乱の濁流の中に、追い込まれていく。
※南北朝時代の話をベースにした、和風世界が舞台です。
※pixivに、作品のキャライラストを置いています。宜しければそちらもご覧ください。
https://www.pixiv.net/users/4499660
【キャラクター紹介】
●弥次郎
「戦場では武士も雑兵も、命の価値は皆平等なんじゃ、なかったのかよ? なんで命令一つで、寝所に連れてこられなきゃならねえんだ! 他人に思うようにされるくらいなら、死ぬほうがましだ!」
・十八歳。
・忠頼と共に、南波軍の雑兵として、既存権力に反旗を翻す。
・吊り目。髪も目も焦げ茶に近い。目鼻立ちははっきりしている。
・細身だが、すばしこい。槍を武器にしている。
・はねっかえりだが、本質は割と素直。
●忠頼
忠頼は、俺の耳元に、そっと唇を寄せる。
「お前がいなくなったら、どこまででも、捜しに行く」
地獄へでもな、と囁く声に、俺の全身が、ぞくりと震えた。
・二十八歳。
・父や祖父の代から、南波とは村ぐるみで深いかかわりがあったため、南波とともに戦うことを承諾。
・弓の名手。才能より、弛まぬ鍛錬によるところが大きい。
・感情の起伏が少なく、あまり笑わない。
・派手な顔立ちではないが、端正な配置の塩顔。
●南波
・弥次郎たちの頭。帝を戴き、帝を排除しようとする武士を退けさせ、帝の地位と安全を守ることを目指す。策士で、かつ人格者。
●源太
・医療兵として南波軍に従軍。弥次郎が、一番信頼する友。
●五郎兵衛
・雑兵。弥次郎の仲間。体が大きく、力も強い。
●孝太郎
・雑兵。弥次郎の仲間。頭がいい。
●庄吉
・雑兵。弥次郎の仲間。色白で、小さい。物腰が柔らかい。
男だって愛されたい!
朝顔
BL
レオンは雑貨店を営みながら、真面目にひっそりと暮らしていた。
仕事と家のことで忙しく、恋とは無縁の日々を送ってきた。
ある日父に呼び出されて、妹に王立学園への入学の誘いが届いたことを知らされる。
自分には関係のないことだと思ったのに、なぜだか、父に関係あると言われてしまう。
それには、ある事情があった。
そしてその事から、レオンが妹の代わりとなって学園に入学して、しかも貴族の男性を落として、婚約にまで持ちこまないといけないはめに。
父の言うとおりの相手を見つけようとするが、全然対象外の人に振り回されて、困りながらもなぜだか気になってしまい…。
苦労人レオンが、愛と幸せを見つけるために奮闘するお話です。
黒豹拾いました
おーか
BL
森で暮らし始めたオレは、ボロボロになった子猫を拾った。逞しく育ったその子は、どうやら黒豹の獣人だったようだ。
大人になって独り立ちしていくんだなぁ、と父親のような気持ちで送り出そうとしたのだが…
「大好きだよ。だから、俺の側にずっと居てくれるよね?」
そう迫ってくる。おかしいな…?
育て方間違ったか…。でも、美形に育ったし、可愛い息子だ。拒否も出来ないままに流される。
転生した新人獣医師オメガは獣人国王に愛される
こたま
BL
北の大地で牧場主の次男として産まれた陽翔。生き物がいる日常が当たり前の環境で育ち動物好きだ。兄が牧場を継ぐため自分は獣医師になろう。学業が実り獣医になったばかりのある日、厩舎に突然光が差し嵐が訪れた。気付くとそこは獣人王国。普段美形人型で獣型に変身出来るライオン獣人王アルファ×異世界転移してオメガになった美人日本人獣医師のハッピーエンドオメガバースです。
最強賢者のスローライフ 〜転生先は獣人だらけの辺境村でした〜
なの
BL
社畜として働き詰め、過労死した結城智也。次に目覚めたのは、獣人だらけの辺境村だった。
藁葺き屋根、素朴な食事、狼獣人のイケメンに介抱されて、気づけば賢者としてのチート能力まで付与済み!?
「静かに暮らしたいだけなんですけど!?」
……そんな願いも虚しく、井戸掘り、畑改良、魔法インフラ整備に巻き込まれていく。
スローライフ(のはず)なのに、なぜか労働が止まらない。
それでも、優しい獣人たちとの日々に、心が少しずつほどけていく……。
チート×獣耳×ほの甘BL。
転生先、意外と住み心地いいかもしれない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる