ダンジョンで呪いを受けてショタになった?!

鳴海

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06:小さな体

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「ハーディはさ、俺なんかとセックスするなんて……嫌じゃない? 生理的に無理とか、そういうの……ない?」

いくら幼馴染で親友だとはいえ、皆が毛嫌いするほど醜い人間と抱き合うなんて、ハーディは本当に我慢できるのだろうか。気色悪くはないのだろうか。

そんな不安を込めたセオの問いに、ハーディは迷うことなく答えた。

「セオが気色悪いわけないだろ? セオのほうこそどうなんだ? 俺とは嫌か?」
「お、俺は、その、大丈夫、だけど……」
「だったら問題ないな。よし、じゃあまずは試しに一ヵ月間、恋人みたいに付き合ってみようぜ」
「こ、恋人みたいに、一ヵ月?」
「その一ヵ月で恋人みたいにセックスしてみて、どうやっても相思相愛の恋人になるのが無理そうなら、その時は潔く諦めるしかない。でも、少しでもなんとかなりそうなら、期間を延長して相思相愛を目指してみよう」
「わ、分かった」
「セックスするにしても、男同士は準備に手間暇かかるって聞いてるし。セオの体は小さいから、もっと時間がかかるかもしれないし……ともかく、まずは一ヵ月付き合ってみて、その後は状況を見てから決めようぜ」
「わ、分かった」

セオの心臓がドキドキと大きく跳ねる。これから少なくとも一ヵ月はハーディと恋人みたいな関係でいられるなんて。思いがけない幸運に、セオの胸は喜びでいっぱいになった。

おそらく、解呪はできないだろう。女性が好きなハーディがセオを恋愛的な意味で好きになることなど、あり得ないからだ。だからいずれ、パーティは解散することになる。けれど、これから一ヵ月間は恋人としてハーディと過ごすことができる。その思い出があれば、今後一人になっても自分は幸せに生きていける。なんてありがたい、夢みたいだ――――と、そんなことを考えていたセオの唇に、突然、ハーディの唇が重ねられた。

「?!」

驚くセオの口内に、ハーディの熱くてヌルリとした舌が忍び込んでくた。舌を吸われ、口内を余すところなく舐めまわされて、セオの体が熱く火照る。

「ふ……ハーデ……?」
「小さい口だな。舌もめちゃくちゃ小さい」
「ん……ふ、ぁ……」

粘膜同士が触れ合う快感に、セオの体温が上がっていく。喉奥の深いところまでハーディの舌で犯されて、セオの股間の小さな雄がピクリと反応した。

しばらくして、二人の唇がゆっくりと離れた。
セオにとってはファーストキスだ。初めてにしては濃すぎるキスに、セオの表情は快感に蕩け、目元は赤く染まっていた。ハーディの口元に満足そうな笑みが浮かぶ。

「気持ち良かったか?」
「! い、いいい、い、いきなりキスするなんて、なっ、なんっ……で?!」
「試してみたんだ。キスで嫌悪感がでるくらいなら、その先は絶対無理だろうから」
「あ、そういう……? そっか、それで……」
「でも、余計な心配だったみたいだな。オレが相手でもセオは大丈夫そうだ」

じゃあ続きな、とハーディはセオをベッドに押し倒した。

「恋人お試し期間は一ヵ月だし、呪いが早く解けるに越したことないし、早速今から始めようぜ」

 平然とハーディは言うが、それはつまり、今からセックスするということで――。

あわわわわ、とセオが動揺している間に、ハーディはセオの服をテキパキと脱がしていく。白くて細い少年の裸体はキスの快感で熱く火照り、二つの小さなピンク色の乳首は触れてもいないのにプクリと立ち上がっている。その乳首をハーディは指できゅっと摘まんだ。 ぴりっとした快感にセオは思わず声をあげる。

「あっ……んっ」
「ふ、かわいい反応するんだな」

ボソリと小さく呟いたハーディが舌を伸ばし、セオの小さな乳首をチロリと舐めた。セオが「んっ」と体を震わせる。見た目は幼い少年でも、中身のセオは成人済みの大人だ。長年恋慕ってきた相手から触れられて、体が勝手に悦んでしてしまうのも仕方のないこと。とはいえ、無垢な少年が快感に悶える様は、あまりに淫靡にハーディの目に映った。

ハーディの心の中に、背徳感や罪悪感と共に、もっと感じさせて乱れさせてみたいという欲求が沸き上がってくる。ハーディはセオの乳首に顔を寄せると、ジュッと強く吸いついた。もう片方の乳首を指でクリクリとね回しながら、執拗に舌で舐めしゃぶる。

「んぁあっ!」

強い快感に、セオの体が大きく跳ねた。

「やっ……ああっ、ハーディ、なんでそんなこと……あっん」
「俺たちは両想いになるためにセックスするんだ。心を育てるなら挿入れて射精すだけじゃなく、恋人にするようにきちんと愛撫した方がいいんじゃないか? だったら乳首ここもかわいがったほうがいいと思って」
「そ、そっか。そういえば、そうかも」
「でもまあそれだけじゃなくて、セオがあまりに可愛く喘ぐから、ちょっと煽られて、もっと色々感じさせてみたくなってってのもあるけど」
「か、可愛くって……やぁ……あっ……また乳首、ふぁっ!」

べちゃべちゃと音がするほどハーディがセオの乳首を舐め回す。すっかり赤く唾液まみれになったそこを今度は指で捏ねりながら、ハーディは反対側の乳首に唇を寄せた。

ちゅちゅっと乳首にキスをされるたび、セオの口から嬌声があがる。かわいいペニスは勃ち上がりっぱなしで、萎える素振りを少しも見せない。

ハーディは乳首の愛撫を続けながら、視線をセオのペニスに向けた。手を伸ばし、優しく掴んでゆっくりと擦る。

「やあっ!! だ、だめっ! ハーディ、今そこ触っちゃ、ぁあっ……はぁんっ!」
「精通もまだなのに、こんなに一生懸命勃ち上がってる。かわいいな」
「んっ……あ、あぁんっ」
「十才のセオの体、すごく小さくてガリガリだ。くそ、もっと早く出会えてたら、俺が助けてやれたのに……」

幼い頃、孤児院で虐められていたセオは、いつも食事を孤児仲間から奪われていた。そのため栄養が足りず、体が未発達のまま歳を重ねることになった。常に腹を空かせ、暴力を振るわれる。生きるのが辛いばかりの日々だった。

そんなセオを救ったのがハーディだ。七才で孤児院にやってきたハーディは、いつもセオを助けてくれるようになった。セオのパンが他の孤児に奪われないよう威嚇しながら一緒に食事をしてくれたし、暴力的な孤児と戦って守ってくれた。

「一緒に冒険者になろう」とハーディから誘われた時、セオは本当に嬉しかった。少しでも役に立つ冒険者になるため、孤児院にある薬草図鑑を必死で暗記した。腕っぷしの弱い自分にできることはこれくらいだと、片っ端から本を読み、可能な限りの知識を頭につめこんだ。夢中になりすぎて三日間徹夜したこともある。平気でそんな努力ができるくらい、セオはハーディを心から慕っていた。

その好きで好きでたまらないハーディが、たった今、性的な意味で自分の体に触れいる。

愛情あってのことではない。呪いを解くために仕方なく触れてくれているのだ。それは分かっている。孤児院のみんなから嫌われるくらい醜くて、痩せぎすで貧祖な自分に魅力などあるはずもない。ハーディも本音では触りたくないはずだ。それでも、優しいハーディは呪いを解くために、自分に触れてくれている。

なにもかもが申し訳なく、セオは罪悪感でいっぱいになった。それでいて、好きな人に触れてもらえる喜びを手放せず、好意を隠したまま抱かれようとしている自分の罪深さに、思わずセオの口から懺悔の言葉が漏れた。

「ごめん、ごめんね、ハーディ。俺、本当に……ごめん」
「呪いにかかったことか? それなら気にしなくていいって言ったろ?」
「それもだけど、それだけじゃなくて……あっ、や、はアんっ!!」

乳首やペニスをハーディに唇や手で愛撫され、快感で全身をビクッビクッと震わせながら、セオは心の中で硬く誓う。この恋人お試し期間が終わったら、すぐにハーディを解放しよう。やっぱり男に抱かれるのは無理だ、両想いになんてなれそうにないと、そう言って。これ以上、ハーディを自分の勝手な都合で縛り付けないために。

我儘でごめんなさい、狡くてごめんなさい、浅ましくてごめんなさい。そう思うセオの黄緑色の瞳に涙が浮き上がる。

「ハーディ、こんなことさせて、ごめ……ごめんね」

謝罪の言葉を口にした途端、ハーディがセオの乳首にカリッと歯をたてた。

「あっ?!」
「もういいから余計なこと考えるなよ。それより、後ろを解すぞ」

ハーディは身体を起こし、セオの足元に移動した。少し持ち上げるようにセオの細くて白い両足首を持つと、がばっと躊躇なく割り開く。

「うーん、思った通り、すごく小さいな」

食い入るように肛門を見られて、セオは羞恥で震えた。必死で平静を装いながら言う。

「ま、まだ十才の体だから、仕方ないよ」
「分かってるさ。ちゃんと丁寧に解すから心配するな」
「う、うん。でも、ちゃんと入るのかな……んぅっ!」

セオが声を上げたのは、ハーディがいきなりペニスを口に含んだせいだ。

「ひゃあっ……あっ……だめっ、だめだよ、そんなこと……ふあぁっ!!」

今のセオのペニスは、ハーディの小指の長さくらいしかない。皮は被ったままで、根元には一本の毛も生えていない。そんな子供ペニスを口に含んだハーディは、舌で竿部分のみならず陰嚢までベロベロと舐め回し始めた。


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