42 / 113
第二章 光でも闇でもなく
残務
しおりを挟む
シェリアは街外れの教会の裏に来ていた。すでに待ち合わせの男は到着していた。
「それで変化は?」
フードを深く被った男が質問する。
「お客の姫君は未だに目覚めません。ですが、何があったのかはまだ日の浅い、下っ端の私では探れません。」
「ふん・・・期待はしないが努力はしろ。引き続き観察を怠るな。次の連絡日は決まり次第伝える。」
「は、はい。」
男は森に向かって移動していった。
その様子を見送り、シェリアは話し出す。
「本当にこれで良かったのですか?貴方の言う通り、姫はまだ目覚めてないと伝えました。」
物陰から甘いマスクの男性が姿をみせる。
「大丈夫。それよりも貴方は指示した通り、直ぐに城へ戻って王の元へ行きなさい。ティラードからあなたの担当が到着してるはず。貴方を危険から保護するために一度ティラードが身柄を引き受けます。貴方の家の領地、ご家族はこの国の王が色々防犯の手配をしてるはずです。よく耐えましたね。そして嘘に引っかからず、よく薬を彼奴等から受け取らなかった。風土病を治す薬はあちらの国では作れないはずです。家族を殺されるか従えば薬を渡すなんて下品極まりない。」
それでは
と、挨拶をしジョーンズは森へ男の姿を追った。
男はひたすら足早に歩いていた。
とうにジョーンズが追いつき、様子を見ていることに気付かない。
そのうち男が立ち止まる。すると森の中から3人の男達が姿をみせる。
「情報は?」
「代わり映えしません。しかし、運ばれて数日目覚めないとは。箝口令がひかれてる以上、なかなか他国に情報は流れないかと。姫の国は別として。ファイアルに揺さぶりをかけるには都合の良い状況かと。」
「ふむ・・・その侍女は?」
「引き続き役目を果たすよう命令してあります。」
「そうか。もう数日様子みて使えないようだったら事故か何かに見せかけて消せ。」
「かしこまりました・・・誰だ!」
フードの男が振り返る。
全員の目にジョーンズが映る。
「やれやれ、ここまでしないと私の気配に気付けないとは貴方、大したことないレベルのネズミのようですね。」
「何だと!」
「いや、これでも少しは気配出しておいたんですけどね。ま、普通の人は気付けない程度ではありますが。」
「お前、誰だ。」
「貴方に誰かと聞かれましても、貴方こそ誰です?」
やり取りを聞いていた3人のうち、リーダーと思われる騎士が話に割って入る。
「お前、あとをついてこられていたことに気付けなかったのか!この虫けらめ!」
ザクっと音がし、フードの男が倒れた。
血のついた剣をジョーンズに向ける。他の2名は手を出す様子はない。
「嫌ですねぇ。感情のまま切り捨てなんて。例えばまだ何か情報持っていたとしたらどうするんです?
あー、本当に色々面倒くさいなぁ。しかも貴方一人で私と戦うおつもりですか?」
「お前はどこのネズミだ。一人で戦う?ふっ。そんな丸腰のお前に3人で斬り掛かってどうするというのだ。」
「それはそれは結構なお言葉で。ハピアン国のカイルさん。」
「な、何故知っている。何なんだ貴様は。」
「今回頑張れば上の位をもらえる予定でもありましたか?貴方はあの国はでは強い方の騎士と聞いてますが、私からすると彼の国はこの程度の騎士しかいないのかと思ってしまいます。」
「馬鹿にするな!」
カイルが剣を振るがジョーンズは涼しい顔でかわす。
「避けたか。面白い。名を名乗れ。」
「ジョーンズ・ヘリオ・レテリスと申します。」
「レテリスだと!?貴様ティラードのレテリス家の者か。沈黙の審判か!なる程、身のこなしができてる訳だ。だがな。」
カイルがニヤっと笑う。
「こんなところでレテリスの名を堂々と出すようなやつ。ましてや完全に気配を消せないようなやつなんてレテリス家の中の下の位だろう。家長やその右腕達はパーティ等に顔を出すとしても、次代に関わるような秘蔵っ子候補達は顔を隠すとか。」
「誰に聞いたんです?そんな噂。」
何だそれ?という表情を見せるジョーンズ。
「俺位になれば勝手に耳に入ってくる、」
「ふーん?つまり直接我が家に聞いたわけでも確認したわけでもないのですね。ついでに言わせて頂ければ、完全に気配を消せないではなく、私は先程少しは気配を出したと言ったと思うのですが。」
「ふっ。わざわざ確認必要無かろう。さて、無駄話はここまでだ。力ずくで俺達を止めて、お前の姫様の情報を消すか?それとも殺されるか?」
「いいえ。止める気は毛頭ございません。フードの男がどこに繋がるか興味があっただけなので。」
「ならば死ね。」
カイルが剣を振るがまたしてもジョーンズが避ける。それまで様子を見ていた者たちも斬りかかる。
「貴方方が束になっても私を倒せませんよ。魔力を使ったとしてもしれている。それに私の主から『命は生かせ』と命令を受けておりますので私も貴方方から命は取りませんよ。命だけを生かす事も考えましたが、貴方達の命だけ残して無駄に痛めつけても虚しいだけなので。それでは失礼。」
そこまで言うとジョーンズが姿を消した。
「転移を使えるのか、あいつ。下っ端といえどもレテリスということか。ふ。ははは。」
カイルの笑い声が響いた。
「カイル様!あいつの姿も見えません!」
フードの男の姿も消えていた。
*
ジョーンズはファイアルの役人に傷を負ったフードの男を引き渡した。ちなみに治療魔法は使ってない。
そんなもの引き渡した先がやればいい。
それに、姫様が未だに眠っているという嘘の報告を抱えた彼奴等は勝手に自滅することになる。
*
「何、それ?」
フォリーは眉間にシワを寄せジョーンズに聞いた。
「ね。本当に何だそれって、なりますでしょう?いつからレテリスは顔を隠してるんでしょうね?別に顔が知れてても役目は果たせる位レテリスの一族は鍛えられてますし、単に代表が無理矢理パーティに参加させられてるだけ。まぁ、生贄と思って頑張って一族のためにコミュニケーションとってきて下さいって風潮なのに。」
ジョーンズがフォリーに先程の出来事を話す。
「あー、そうだ。ディランに聞いたけど、お前この国来てから直ぐに人とぶつかったらしいじゃないか。もう少し気配出すようにコントロールしたら?気配消しすぎて気付かれずにぶつけられる事多いと思うけど。」
ルーカスが言うと、
「つい、うっかりねぇ。消す方が癖になっちゃって、こう見ても意識して気配出してるんですよ。」
と、ジョーンズ。
フォリーがジト目で兄をみつめる。
「なんだよ。フォリー。」
「人のこと言えないでしょう。兄様もうっかり気配消しちゃってることが。師匠が師匠なら弟子も弟子よ。」
「人のこと言えないのはフォリーもだろうが。痴漢に蹴りを入れたお嬢さん。」
「だってジョーンズが以前教えてくれたんだもの。防護術として『狙え』って。女と男では骨格も違うし、魔力とか使わずまともにやり合うなら先手必勝って。」
「ねぇ、ふたりとも。それ以前に私は年齢の近い幼な馴染み兼友人のハズですよ!確かに家で教わった事を貴方方に特訓はしますけど、師匠とか呼ばないでくださいよ。壁ができてるみたいじゃないですか(泣)」
ジョーンズは訴えながらベッド上に座ってるフォリーの膝付近へ頭を乗せ泣き真似をする。
よしよし、とフォリーがジョーンズの頭を抱えて撫でる。
「・・・ジョーンズ、ドサクサに紛れて何してる。」
ルーカスがゴミを見るかのような目つきになる。
「いや、その目つき!素敵!やれば出来るじゃないですか、若様!いいですねぇ。敵はビビりまくること間違いない!」
ルーカスはジョーンズがフォリーに甘えた様子を尾ひれをつけてアレックスに報告してやると思った。
アレックスに蹴られてしまえ。
城の中は一見静かだった。あの夜、部屋にジョーンズが入る時軽く結界をはっていたらしく、大声も大きな音も外にはもれなかったらしい。どうりで騒いでも誰も来なかった訳だ。
そしてクルー。
彼はまず例のピンクの石がブレスレットの石の一部としてどこからやってきたのか、どういう歴史があるのか調査の指示をだした。
もどきの言っていた『かあ様を返せ』とは?
そしてクルー自身はナイトメア使いだった王妃について城の厳重保管扱いの書庫で調べ始めていた。
「それで変化は?」
フードを深く被った男が質問する。
「お客の姫君は未だに目覚めません。ですが、何があったのかはまだ日の浅い、下っ端の私では探れません。」
「ふん・・・期待はしないが努力はしろ。引き続き観察を怠るな。次の連絡日は決まり次第伝える。」
「は、はい。」
男は森に向かって移動していった。
その様子を見送り、シェリアは話し出す。
「本当にこれで良かったのですか?貴方の言う通り、姫はまだ目覚めてないと伝えました。」
物陰から甘いマスクの男性が姿をみせる。
「大丈夫。それよりも貴方は指示した通り、直ぐに城へ戻って王の元へ行きなさい。ティラードからあなたの担当が到着してるはず。貴方を危険から保護するために一度ティラードが身柄を引き受けます。貴方の家の領地、ご家族はこの国の王が色々防犯の手配をしてるはずです。よく耐えましたね。そして嘘に引っかからず、よく薬を彼奴等から受け取らなかった。風土病を治す薬はあちらの国では作れないはずです。家族を殺されるか従えば薬を渡すなんて下品極まりない。」
それでは
と、挨拶をしジョーンズは森へ男の姿を追った。
男はひたすら足早に歩いていた。
とうにジョーンズが追いつき、様子を見ていることに気付かない。
そのうち男が立ち止まる。すると森の中から3人の男達が姿をみせる。
「情報は?」
「代わり映えしません。しかし、運ばれて数日目覚めないとは。箝口令がひかれてる以上、なかなか他国に情報は流れないかと。姫の国は別として。ファイアルに揺さぶりをかけるには都合の良い状況かと。」
「ふむ・・・その侍女は?」
「引き続き役目を果たすよう命令してあります。」
「そうか。もう数日様子みて使えないようだったら事故か何かに見せかけて消せ。」
「かしこまりました・・・誰だ!」
フードの男が振り返る。
全員の目にジョーンズが映る。
「やれやれ、ここまでしないと私の気配に気付けないとは貴方、大したことないレベルのネズミのようですね。」
「何だと!」
「いや、これでも少しは気配出しておいたんですけどね。ま、普通の人は気付けない程度ではありますが。」
「お前、誰だ。」
「貴方に誰かと聞かれましても、貴方こそ誰です?」
やり取りを聞いていた3人のうち、リーダーと思われる騎士が話に割って入る。
「お前、あとをついてこられていたことに気付けなかったのか!この虫けらめ!」
ザクっと音がし、フードの男が倒れた。
血のついた剣をジョーンズに向ける。他の2名は手を出す様子はない。
「嫌ですねぇ。感情のまま切り捨てなんて。例えばまだ何か情報持っていたとしたらどうするんです?
あー、本当に色々面倒くさいなぁ。しかも貴方一人で私と戦うおつもりですか?」
「お前はどこのネズミだ。一人で戦う?ふっ。そんな丸腰のお前に3人で斬り掛かってどうするというのだ。」
「それはそれは結構なお言葉で。ハピアン国のカイルさん。」
「な、何故知っている。何なんだ貴様は。」
「今回頑張れば上の位をもらえる予定でもありましたか?貴方はあの国はでは強い方の騎士と聞いてますが、私からすると彼の国はこの程度の騎士しかいないのかと思ってしまいます。」
「馬鹿にするな!」
カイルが剣を振るがジョーンズは涼しい顔でかわす。
「避けたか。面白い。名を名乗れ。」
「ジョーンズ・ヘリオ・レテリスと申します。」
「レテリスだと!?貴様ティラードのレテリス家の者か。沈黙の審判か!なる程、身のこなしができてる訳だ。だがな。」
カイルがニヤっと笑う。
「こんなところでレテリスの名を堂々と出すようなやつ。ましてや完全に気配を消せないようなやつなんてレテリス家の中の下の位だろう。家長やその右腕達はパーティ等に顔を出すとしても、次代に関わるような秘蔵っ子候補達は顔を隠すとか。」
「誰に聞いたんです?そんな噂。」
何だそれ?という表情を見せるジョーンズ。
「俺位になれば勝手に耳に入ってくる、」
「ふーん?つまり直接我が家に聞いたわけでも確認したわけでもないのですね。ついでに言わせて頂ければ、完全に気配を消せないではなく、私は先程少しは気配を出したと言ったと思うのですが。」
「ふっ。わざわざ確認必要無かろう。さて、無駄話はここまでだ。力ずくで俺達を止めて、お前の姫様の情報を消すか?それとも殺されるか?」
「いいえ。止める気は毛頭ございません。フードの男がどこに繋がるか興味があっただけなので。」
「ならば死ね。」
カイルが剣を振るがまたしてもジョーンズが避ける。それまで様子を見ていた者たちも斬りかかる。
「貴方方が束になっても私を倒せませんよ。魔力を使ったとしてもしれている。それに私の主から『命は生かせ』と命令を受けておりますので私も貴方方から命は取りませんよ。命だけを生かす事も考えましたが、貴方達の命だけ残して無駄に痛めつけても虚しいだけなので。それでは失礼。」
そこまで言うとジョーンズが姿を消した。
「転移を使えるのか、あいつ。下っ端といえどもレテリスということか。ふ。ははは。」
カイルの笑い声が響いた。
「カイル様!あいつの姿も見えません!」
フードの男の姿も消えていた。
*
ジョーンズはファイアルの役人に傷を負ったフードの男を引き渡した。ちなみに治療魔法は使ってない。
そんなもの引き渡した先がやればいい。
それに、姫様が未だに眠っているという嘘の報告を抱えた彼奴等は勝手に自滅することになる。
*
「何、それ?」
フォリーは眉間にシワを寄せジョーンズに聞いた。
「ね。本当に何だそれって、なりますでしょう?いつからレテリスは顔を隠してるんでしょうね?別に顔が知れてても役目は果たせる位レテリスの一族は鍛えられてますし、単に代表が無理矢理パーティに参加させられてるだけ。まぁ、生贄と思って頑張って一族のためにコミュニケーションとってきて下さいって風潮なのに。」
ジョーンズがフォリーに先程の出来事を話す。
「あー、そうだ。ディランに聞いたけど、お前この国来てから直ぐに人とぶつかったらしいじゃないか。もう少し気配出すようにコントロールしたら?気配消しすぎて気付かれずにぶつけられる事多いと思うけど。」
ルーカスが言うと、
「つい、うっかりねぇ。消す方が癖になっちゃって、こう見ても意識して気配出してるんですよ。」
と、ジョーンズ。
フォリーがジト目で兄をみつめる。
「なんだよ。フォリー。」
「人のこと言えないでしょう。兄様もうっかり気配消しちゃってることが。師匠が師匠なら弟子も弟子よ。」
「人のこと言えないのはフォリーもだろうが。痴漢に蹴りを入れたお嬢さん。」
「だってジョーンズが以前教えてくれたんだもの。防護術として『狙え』って。女と男では骨格も違うし、魔力とか使わずまともにやり合うなら先手必勝って。」
「ねぇ、ふたりとも。それ以前に私は年齢の近い幼な馴染み兼友人のハズですよ!確かに家で教わった事を貴方方に特訓はしますけど、師匠とか呼ばないでくださいよ。壁ができてるみたいじゃないですか(泣)」
ジョーンズは訴えながらベッド上に座ってるフォリーの膝付近へ頭を乗せ泣き真似をする。
よしよし、とフォリーがジョーンズの頭を抱えて撫でる。
「・・・ジョーンズ、ドサクサに紛れて何してる。」
ルーカスがゴミを見るかのような目つきになる。
「いや、その目つき!素敵!やれば出来るじゃないですか、若様!いいですねぇ。敵はビビりまくること間違いない!」
ルーカスはジョーンズがフォリーに甘えた様子を尾ひれをつけてアレックスに報告してやると思った。
アレックスに蹴られてしまえ。
城の中は一見静かだった。あの夜、部屋にジョーンズが入る時軽く結界をはっていたらしく、大声も大きな音も外にはもれなかったらしい。どうりで騒いでも誰も来なかった訳だ。
そしてクルー。
彼はまず例のピンクの石がブレスレットの石の一部としてどこからやってきたのか、どういう歴史があるのか調査の指示をだした。
もどきの言っていた『かあ様を返せ』とは?
そしてクルー自身はナイトメア使いだった王妃について城の厳重保管扱いの書庫で調べ始めていた。
0
あなたにおすすめの小説
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている
井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。
それはもう深く愛していた。
変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。
これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。
全3章、1日1章更新、完結済
※特に物語と言う物語はありません
※オチもありません
※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。
※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
断る――――前にもそう言ったはずだ
鈴宮(すずみや)
恋愛
「寝室を分けませんか?」
結婚して三年。王太子エルネストと妃モニカの間にはまだ子供が居ない。
周囲からは『そろそろ側妃を』という声が上がっているものの、彼はモニカと寝室を分けることを拒んでいる。
けれど、エルネストはいつだって、モニカにだけ冷たかった。
他の人々に向けられる優しい言葉、笑顔が彼女に向けられることない。
(わたくし以外の女性が妃ならば、エルネスト様はもっと幸せだろうに……)
そんな時、侍女のコゼットが『エルネストから想いを寄せられている』ことをモニカに打ち明ける。
ようやく側妃を娶る気になったのか――――エルネストがコゼットと過ごせるよう、私室で休むことにしたモニカ。
そんな彼女の元に、護衛騎士であるヴィクトルがやってきて――――?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる