漆黒から孵る夢

Sinbulli

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其は、漆黒の夢

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私は、たぶん、夢の中だと思う 


漆黒の闇の中、立っているのか、浮いているのか、わからないが、


あたり1面、いや天も地もなく、漆黒に包まれていた


「我等を受け入れよ‼」


(また、この多重音声だ)


複数の声が、同時に話し掛けてくる


それを無視し続けていると、漆黒の闇が、更に濃くなり、私を包む


その漆黒の闇は、愛撫しながら入ろうとしたり、無理やり入ろうとする


緩急自在の憑依をしようとする


必死に拒むのだが……………………………!!

まずは、陰茎に漆黒の闇が流入して来た 


「ドクンドクンっと」

一定のリズムで、拒む力を超えて、快楽が下半身を包み込んでいく


足の指の間をサワサワと愛撫され、凄腕のエステティシャンの様な感じで、爪先から陰茎までを愛撫される


更には、尻が左右に揉み崩されながら、強引に引っ張られ、漆黒の闇が


穴へと、強引に入ってイク


四肢は完全に押さえ込まれ、そうこうするうちに、目・鼻・口・耳の中にも、漆黒の闇が、強引に流入して来た


口に入り込む漆黒の闇は、まるで極上の蕨餅の様に、ネットリとしていて、口中に吸い付いてくる 


耳にまとわりつく、漆黒の闇は、耳朶を愛撫しながら、入り込み、三半規管を狂わせ、上下左右の感覚を消し去った 


鼻から入り込む、漆黒の闇は重厚で甘美な芳香を鼻腔いっぱいに滲み込ませながら、喉の奥へ滑り落ちてイク


「我等とひとつになるのだ‼」


拒むが、いつまで、この甘美で耽美な悦楽に耐えられるだろうか?


全身を愛撫され、あらゆる振動、あらゆる力に翻弄されてしまう


理性の箍が外れてしまうと、


感じた瞬間、夢から醒める


「嗚呼!もっと………」


本音ともつかない、ため息が出る


私は今、取り返しのつかない選択を迫られている


だが、あの甘美で耽美の誘惑に、いつまで耐えられるだろうか?


『我等を受け入れよ!』


?!?!?!?!ッ、辺りを見回すが、私の影以外、誰もいない


(幻聴まで…………。)


影が一段と濃くなってイク!


漆黒の闇の様に

 






今日も夜がやって来た(今日も漆黒の闇がやって来た)

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