夢心地戦争

根太郎

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1章 日常

気持ちのいいことは、いいことです。

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「α錠 反対!、快楽、反対!」
市街地本来の喧騒に混じって人々に訴えかける声が聞こえてくる。
「そうだ、騒音が聞こえなくなるお薬打たないといけない。」

何を解決するにも薬、人間はいまや体を制御する薬なしでは生きていけない。
道に設置されているゴミ箱は「燃えるゴミ」「燃えないゴミ」「薬」
この3種類が基本として設置されていることが多い。
日本は薬大国となったのだ。
嗜好用薬品に多くの税金がかけられた。
「これは化学の進歩、人類の発展の第一歩」
そう唱えながら政治家自身もそれを使用する。

昔使われていた覚せい剤(旧危険嗜好薬品)も存在するが、安全な薬物を前には誰も使用することがなくなった。
歴史の教科書曰く覚せい剤なるものは、分量を間違えると死んでいたらしい。
今は快楽物質だけうまく作用する、なんの健康被害もない薬が娯楽用として世間で流通するようになった。
令和ごろまで見られた「たばこ」と同じ扱いになっていた。
タバコは体に害があるからたばことは違うのだけれど。

今日もお昼休憩に使う用の薬をバックに入れてある。
「んっ…」
薬を目に垂らして気持ちよさに、白日のもと白目をむいてしまった。
人間の快楽を感じ取るときにおこる脊椎反射、「ふらつき」が私の体を一時的に支配する。
これを味わっていると時間を忘れて快楽浸ってしまう。
もし害があるとすれば、時間を浪費してしまうことくらいじゃないかな?
時間の浪費は唯一の出費と言われたこの時代が訪れ、快楽を消費して私は時間を無駄遣いしてしまうのが習慣になっていた。
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