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毒りんごを、私に
毒りんごを、私に.5
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時津は、花月を仕方なく部屋に上がらせた後、すぐにまだ十分熱い風呂に入れた。
確かに花月は、彼女が言っていたように、ずぶ濡れで、傘もささずにこの雨の中しばらく歩いていたようだった。
パステルグリーンのワンピースは、水気を含んで濃い色彩に変化しており、裾から滴る雫が作り出した小さな水たまりのように、見る者に重々しい印象を与えていた。
さすがにこのまま上がらせるわけにもいかず、タオルで体を拭かせた後、風呂場へと案内した。
途中、雨の重みで沈んだ、ウェーブのかかる髪の隙間から、花月が何か物言いたげな表情を覗かせたが、あえて無視して扉を閉めた。
それから、着替えをどうするべきか、と短い時間ではあるが頭を悩ませた時津は、結局、自分の新品の下着と古いジャージを用意した。
服装に気を遣わない自分が、新しい下着をクローゼットの奥に準備していたのは、最早、奇跡と言える。
まあ、存在を忘れていただけなのだが。
しばらくして、時津は着替えを持ってから脱衣所に向かった。
時津は、すでにシャワーの音は止んでいたので、今頃は湯船でゆっくりしているのだろう、と思っていた。
だが、扉を開けた目の前に、タオルで身を包んだ花月がいたため、反射的に身を硬くして、持っていた着替えを落としてしまう。
「あ、え、ごめん、わ、わざとじゃ」
猫のように大きい目をパチパチと開閉した花月は、狼狽し、しどろもどろになりながら視線をあちらこちらに彷徨わせている時津を見て、悪戯っぽい笑みを浮かべた。
それから、彼女が落とした着替えを拾い上げる。
「えっちだなぁ、胡桃ちゃんは」
「だからぁ!わざとじゃないってば!」
狭い脱衣所で大きな声を出した時津に対し、くすくすと笑った花月は、「分かってるって、冗談だよぉ」と告げた。
化粧の落ちた彼女の顔つきは、華やかさという意味では確かに薄らいでいたが、むしろ、かつてのあどけなさを取り戻すことに成功しており、時津の目からすれば、十分、今のほうが魅力的であった。
「ふぅん」と拾い上げた着替えを観察しながら、花月がそう呟く。
「な、何」
「天下の大女優、花月林檎の寝間着にジャージを持ってくるのなんて、胡桃ちゃんぐらいのもんだよぉ」
呆れたような視線を送ってくる彼女に時津が、まさか泊まるつもりなのかと尋ねたところ、花月は当たり前のように頷き、「服が乾かないからしょうがないよね?」と悪びれる様子もなく答えた。
「あ、明日は一日オフだから、安心してね」
「知らないし。というか、初めからそのつもりだったんでしょ…!」
「えぇ、違うよぉ」
「絶対、嘘!だいたい――」
時津は、花月が誰に家の場所まで教わったのかを問いただそうとした。その個人情報の意識が希薄過ぎる愚か者を、怒鳴りつけてやろうと考えていたのだ。
しかし、彼女がそれを尋ようとする言葉を遮り、花月が言う。
「申し訳ないんだけど、そろそろ閉めてもらってもいい?私の裸と生着替えが見たいなら、別だけど」
あまりにこちらをかき乱し、振り回し、からかおうという姿勢が感じられて、羞恥と共に時津は扉を勢いよく閉めた。
馬鹿にして。
昔から、花月はそうだった。
本心は曝け出さず、私を振り回してばかりで…。
――…でも、あの日だけは違った。
私を床に抑えつけて、感情を波打たせ、声を荒げた花月。
自分の思い通りにならない私のことが、気に入らないんだと思った。
私に馬乗りになった彼女が叫んだ、『だったら、私を愛せよ』という言葉。
花月は、何を求めていたんだろう?
刹那的な快楽?
誰かを求め、応えてもらえるという安心感?
それとも、万人に愛されるという、全能感に近い何か…。
考え事をしながら、何気なく珈琲を準備していた時津の後ろから、いつ出てきたのか花月が声をかけてきた。
「あ、私の分もあるじゃん。ありがとね、胡桃ちゃん」
髪もすでに乾かしていた花月は、上気した肌のまま、少女のようにはにかんだ。
彼女の言ったとおり、確かに私は二人分の用意をしていた。しかし、意図してやったものではない。
これでは、私が彼女を歓迎しているみたいじゃないか。
ふん、と鼻を鳴らしてから、「ついでだよ。ついで」と呟く。
「はいはい、そういうことにしておいてあ・げ・る」
上機嫌に返事をした花月が、自分の後ろを通り抜けていったとき、普段、自身の髪や体からしているシャンプーなどの香りが漂ってきて、何だか奇妙な気分になってしまう。
それのせいで、調子に乗った花月の鼻っ柱をへし折ることに失敗した。
自室に戻ると、我が物顔で花月がソファに座っていた。その前に置いてあるガラステーブルに珈琲を置くと、彼女はすぐにお礼を言って手に取り、音を立てて液体をすすり始めた。
二人がけのソファなので、隣には十分なスペースがあったものの、何となく今の彼女の隣に腰を下ろすには勇気が必要だった。
時折、花月が見える獣じみた強引さが、また爆弾みたいに自分を襲わないだろうか、という不安もあった。
しかし、それよりも、今の自然体な花月のそばにいると、余計なことを聞いてしまいそうで怖かった。
そのため、時津は仕事用の席に移動しようとしたのだが、ぐいっと花月に手を引っ張られ、危うく珈琲を零しかけながら、ソファに留まることになった。
花月は、時津からの叱責も馬耳東風といった様子で受け流すと、ノートパソコンから流れてくるBGMに耳を澄ますように目を閉じた。
「静かだね」長いまつ毛が湿り気を帯びている。「雨と、ピアノの音以外、何も聞こえないや」
「そうだね…」
時津は、どこか物憂げな花月の態度に、先ほどまで抱いていた怒りと呆れの全てを失っていた。
しばらく互いに黙っていると、ことん、と花月の頭が自分の肩に乗った。
重い、と小言を漏らそうとした時津の目に、寝息を漏らしてうたた寝している花月の姿が映った。
起こすべきかとも思ったが、未だに各メディアから引っ張りだこの花月林檎なのだ。
忙しく、疲労の溜まる日々を送っているということは、想像に難くない。
自分は元々夜型の人間だし、執筆作業も夜中にやることが大半なので気にならなかったが、時刻はすでに丑三つ時だ。
昼間に働いている人は眠いに決まっている。
「ねえ、花月?」
名前を呼んで、彼女がしっかり眠っているか確認する。反応がまるでないことから、本気で寝ているようだ。
どうやら、本当に雨宿りに来ただけらしいな、と小さくため息を吐いてから、自分がそれ以外の何かを求めていたみたいな気になって、急に恥ずかしくなる。
ひとしきり心の中で言い訳を並べて、自分を落ち着かせた後、また花月の様子を窺った。
穏やかで、少女のような寝顔。
あのとき彼女が、私に無理やりキスしてきたり、ボタンを千切って噛み付いてきたりしたことが、嘘のように思える表情だ。
「花月はさ…、私をどうしたいわけなの」
無意識のうちに、ずっと疑問に思っていたことが口をついて出てしまう。
しまった、と思って花月のほうを見るも、依然として彼女は眠りの底に沈んでいた。
それで安心したのか、時津は花月に聞かれたら、どう思われるかも分からない独り言を続けた。
「何で、キスなんてしたの」
雨音が、絶え間なく続いている。
「そんなに簡単なものなの…?キスしたり、鎖骨に噛み付いて、痕を残したりすることって」
遠くで鳴っていた雷が、建物のちょうど頭上で低い唸りを上げている。
「友達にも…、するもの?」
窓の向こうで、目も眩む閃光が瞬く。
時津は、自分もしてみれば、その問いの答えが分かるかもしれないと思った。
冷静ではなかった。
熱は、冷めてなどいなかったのだ。
体をわずかに捻り、折り曲げ、
花月林檎という恒星に手を伸ばす。
今なら、確かに触れられると思った。
桜色の唇を一点に見つめていた瞳を閉じて、そのときを待った。
…だが、それは訪れなかった。
あとほんの少しで、互いの距離はゼロになるというところで、時津の動きが静止した。
直前になって、恐れをなしたのではない。
彼女の唇に重なる前に、違うものにぶつかったのだ。
それは、細長く、白い指だった。
天を衝くように立てられた一本の、指。
ゆっくりと見開かれた、オニキスの表面に、間抜けな顔をして驚愕している、自分自身の姿が映った。
「寝込みを襲うなんて、駄目だよねぇ」
艶かしく、かすれそうな囁きが目の前の唇から漏れる。
すっと、私を止めていた指が消え、代わりにその唇が一気に距離を縮めてきた。
私はそのときになってようやく、彼女がどうしたかったのか、そして、自分がどうしたかったのかが理解できた。
確かに、静かな夜だった。
濁流のような雨音や、爆音を轟かせる雷よりも、大きな、私自身の鼓動以外は。
「ずっと待ってたよぉ?胡桃ちゃんがこっち側に来てくれるのを」
確かに花月は、彼女が言っていたように、ずぶ濡れで、傘もささずにこの雨の中しばらく歩いていたようだった。
パステルグリーンのワンピースは、水気を含んで濃い色彩に変化しており、裾から滴る雫が作り出した小さな水たまりのように、見る者に重々しい印象を与えていた。
さすがにこのまま上がらせるわけにもいかず、タオルで体を拭かせた後、風呂場へと案内した。
途中、雨の重みで沈んだ、ウェーブのかかる髪の隙間から、花月が何か物言いたげな表情を覗かせたが、あえて無視して扉を閉めた。
それから、着替えをどうするべきか、と短い時間ではあるが頭を悩ませた時津は、結局、自分の新品の下着と古いジャージを用意した。
服装に気を遣わない自分が、新しい下着をクローゼットの奥に準備していたのは、最早、奇跡と言える。
まあ、存在を忘れていただけなのだが。
しばらくして、時津は着替えを持ってから脱衣所に向かった。
時津は、すでにシャワーの音は止んでいたので、今頃は湯船でゆっくりしているのだろう、と思っていた。
だが、扉を開けた目の前に、タオルで身を包んだ花月がいたため、反射的に身を硬くして、持っていた着替えを落としてしまう。
「あ、え、ごめん、わ、わざとじゃ」
猫のように大きい目をパチパチと開閉した花月は、狼狽し、しどろもどろになりながら視線をあちらこちらに彷徨わせている時津を見て、悪戯っぽい笑みを浮かべた。
それから、彼女が落とした着替えを拾い上げる。
「えっちだなぁ、胡桃ちゃんは」
「だからぁ!わざとじゃないってば!」
狭い脱衣所で大きな声を出した時津に対し、くすくすと笑った花月は、「分かってるって、冗談だよぉ」と告げた。
化粧の落ちた彼女の顔つきは、華やかさという意味では確かに薄らいでいたが、むしろ、かつてのあどけなさを取り戻すことに成功しており、時津の目からすれば、十分、今のほうが魅力的であった。
「ふぅん」と拾い上げた着替えを観察しながら、花月がそう呟く。
「な、何」
「天下の大女優、花月林檎の寝間着にジャージを持ってくるのなんて、胡桃ちゃんぐらいのもんだよぉ」
呆れたような視線を送ってくる彼女に時津が、まさか泊まるつもりなのかと尋ねたところ、花月は当たり前のように頷き、「服が乾かないからしょうがないよね?」と悪びれる様子もなく答えた。
「あ、明日は一日オフだから、安心してね」
「知らないし。というか、初めからそのつもりだったんでしょ…!」
「えぇ、違うよぉ」
「絶対、嘘!だいたい――」
時津は、花月が誰に家の場所まで教わったのかを問いただそうとした。その個人情報の意識が希薄過ぎる愚か者を、怒鳴りつけてやろうと考えていたのだ。
しかし、彼女がそれを尋ようとする言葉を遮り、花月が言う。
「申し訳ないんだけど、そろそろ閉めてもらってもいい?私の裸と生着替えが見たいなら、別だけど」
あまりにこちらをかき乱し、振り回し、からかおうという姿勢が感じられて、羞恥と共に時津は扉を勢いよく閉めた。
馬鹿にして。
昔から、花月はそうだった。
本心は曝け出さず、私を振り回してばかりで…。
――…でも、あの日だけは違った。
私を床に抑えつけて、感情を波打たせ、声を荒げた花月。
自分の思い通りにならない私のことが、気に入らないんだと思った。
私に馬乗りになった彼女が叫んだ、『だったら、私を愛せよ』という言葉。
花月は、何を求めていたんだろう?
刹那的な快楽?
誰かを求め、応えてもらえるという安心感?
それとも、万人に愛されるという、全能感に近い何か…。
考え事をしながら、何気なく珈琲を準備していた時津の後ろから、いつ出てきたのか花月が声をかけてきた。
「あ、私の分もあるじゃん。ありがとね、胡桃ちゃん」
髪もすでに乾かしていた花月は、上気した肌のまま、少女のようにはにかんだ。
彼女の言ったとおり、確かに私は二人分の用意をしていた。しかし、意図してやったものではない。
これでは、私が彼女を歓迎しているみたいじゃないか。
ふん、と鼻を鳴らしてから、「ついでだよ。ついで」と呟く。
「はいはい、そういうことにしておいてあ・げ・る」
上機嫌に返事をした花月が、自分の後ろを通り抜けていったとき、普段、自身の髪や体からしているシャンプーなどの香りが漂ってきて、何だか奇妙な気分になってしまう。
それのせいで、調子に乗った花月の鼻っ柱をへし折ることに失敗した。
自室に戻ると、我が物顔で花月がソファに座っていた。その前に置いてあるガラステーブルに珈琲を置くと、彼女はすぐにお礼を言って手に取り、音を立てて液体をすすり始めた。
二人がけのソファなので、隣には十分なスペースがあったものの、何となく今の彼女の隣に腰を下ろすには勇気が必要だった。
時折、花月が見える獣じみた強引さが、また爆弾みたいに自分を襲わないだろうか、という不安もあった。
しかし、それよりも、今の自然体な花月のそばにいると、余計なことを聞いてしまいそうで怖かった。
そのため、時津は仕事用の席に移動しようとしたのだが、ぐいっと花月に手を引っ張られ、危うく珈琲を零しかけながら、ソファに留まることになった。
花月は、時津からの叱責も馬耳東風といった様子で受け流すと、ノートパソコンから流れてくるBGMに耳を澄ますように目を閉じた。
「静かだね」長いまつ毛が湿り気を帯びている。「雨と、ピアノの音以外、何も聞こえないや」
「そうだね…」
時津は、どこか物憂げな花月の態度に、先ほどまで抱いていた怒りと呆れの全てを失っていた。
しばらく互いに黙っていると、ことん、と花月の頭が自分の肩に乗った。
重い、と小言を漏らそうとした時津の目に、寝息を漏らしてうたた寝している花月の姿が映った。
起こすべきかとも思ったが、未だに各メディアから引っ張りだこの花月林檎なのだ。
忙しく、疲労の溜まる日々を送っているということは、想像に難くない。
自分は元々夜型の人間だし、執筆作業も夜中にやることが大半なので気にならなかったが、時刻はすでに丑三つ時だ。
昼間に働いている人は眠いに決まっている。
「ねえ、花月?」
名前を呼んで、彼女がしっかり眠っているか確認する。反応がまるでないことから、本気で寝ているようだ。
どうやら、本当に雨宿りに来ただけらしいな、と小さくため息を吐いてから、自分がそれ以外の何かを求めていたみたいな気になって、急に恥ずかしくなる。
ひとしきり心の中で言い訳を並べて、自分を落ち着かせた後、また花月の様子を窺った。
穏やかで、少女のような寝顔。
あのとき彼女が、私に無理やりキスしてきたり、ボタンを千切って噛み付いてきたりしたことが、嘘のように思える表情だ。
「花月はさ…、私をどうしたいわけなの」
無意識のうちに、ずっと疑問に思っていたことが口をついて出てしまう。
しまった、と思って花月のほうを見るも、依然として彼女は眠りの底に沈んでいた。
それで安心したのか、時津は花月に聞かれたら、どう思われるかも分からない独り言を続けた。
「何で、キスなんてしたの」
雨音が、絶え間なく続いている。
「そんなに簡単なものなの…?キスしたり、鎖骨に噛み付いて、痕を残したりすることって」
遠くで鳴っていた雷が、建物のちょうど頭上で低い唸りを上げている。
「友達にも…、するもの?」
窓の向こうで、目も眩む閃光が瞬く。
時津は、自分もしてみれば、その問いの答えが分かるかもしれないと思った。
冷静ではなかった。
熱は、冷めてなどいなかったのだ。
体をわずかに捻り、折り曲げ、
花月林檎という恒星に手を伸ばす。
今なら、確かに触れられると思った。
桜色の唇を一点に見つめていた瞳を閉じて、そのときを待った。
…だが、それは訪れなかった。
あとほんの少しで、互いの距離はゼロになるというところで、時津の動きが静止した。
直前になって、恐れをなしたのではない。
彼女の唇に重なる前に、違うものにぶつかったのだ。
それは、細長く、白い指だった。
天を衝くように立てられた一本の、指。
ゆっくりと見開かれた、オニキスの表面に、間抜けな顔をして驚愕している、自分自身の姿が映った。
「寝込みを襲うなんて、駄目だよねぇ」
艶かしく、かすれそうな囁きが目の前の唇から漏れる。
すっと、私を止めていた指が消え、代わりにその唇が一気に距離を縮めてきた。
私はそのときになってようやく、彼女がどうしたかったのか、そして、自分がどうしたかったのかが理解できた。
確かに、静かな夜だった。
濁流のような雨音や、爆音を轟かせる雷よりも、大きな、私自身の鼓動以外は。
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