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「殿下のお名前しかわかりませんし、わたくし、自分の年齢すらわからないのです、」
「ナタリアちゃんは今年16歳になったんだよ!今年学園に入学したの。今は7月だよ!」
素晴らしい、私が知りたいことがすべてわかる端的な説明!喋り方はともかく、イケオジ、尊敬しちゃう。見た目だけじゃなく、中身もドストライク!あぁ、イケオジの奥様に転生したかったなぁ…。
「パパ!大好き!教えてくれてありがとう!膝に乗ってもいい?」
どさくさに紛れて自分の欲求を主張してみる。
「もちろんだよ、ナタリアちゃん!」
イエス!起き上がって鼻息荒くイケオジに抱きつこうとする私の腕を浮気王子がガッと掴む。
「ナタリー、俺の膝に乗れ!」
触るなって、何回言えばわかるのこいつ!?おまえがいくら素敵な三白眼だって、浮気臭のする膝になんて乗りたくないの!私はイケオジのいい香り(推測)がする膝に乗りたいの!
「イヤです、手を離してください、婚約者でもないのに気安く触るなんて、一国の皇太子がすることなんですか!?パパ、助けて!わたくし、怖い!」
「レオンハルト殿下、娘から手をお離しください。皇太子殿下であっても赦しませんよ」
素敵!イケオジ、ようやく低音ボイスとマッチした喋り方に…はぁ、カッコいい。奥様うらやま。あ、イケオジの奥様は私のお母様なのか。
「ナタリーは、俺の婚約者だぞ!」
違います。もうやめます。
「ナタリアは記憶喪失ですから無理です、殿下の婚約者は務まりません。それに殿下には意中の方がいらっしゃるでしょう、ナタリアちゃんにつけてる影から報告も受けてますよ。ずいぶんナタリアちゃんをないがしろにしてくれたみたいじゃないですか。ナタリアちゃんが殿下を好きだからと我慢しましたが、ナタリアちゃん本人が、もう、殿下との婚約は無理だと言ってるわけですから。諦めてください」
イケオジ、見た目だけじゃなくて仕事もできちゃうなんて!素敵!最高、こんな素敵なイケオジと親子だなんて…!奥様じゃなくていい。娘枠で充分。ずーっと甘えて堪能しちゃうぞ!
「ナタリー、おまえは、俺が好きなんだろう!?」
ナタリアはね。
「わたくしは、殿下を好きではありません、だいっきらいです。浮気男はイヤです」
「だいっきらい!?俺は浮気なんてしてない!」
「してます。ミア様を好きだと仰ってましたよね」
小説の中で。
「言ってない!」
「仰いました。パパ、帰りたい、おうちに帰ってパパと眠りたい。パパ、頬にキスしてもいいですか?」
今度もどさくさに紛れてイケオジにチュッとする。はー、最高!イケオジは、推測通りやっぱりいい匂いだった!
「ナタリアちゃん、可愛い!さ、帰ろうね、ナタリアちゃんはなんにも心配しなくていいからね!」
「ナタリー、頼む、待ってくれ、」
「殿下、わたくしが倒れる前、わたくしに仰ったこと覚えていらっしゃいますか?」
「え…、」
「わたくしがミア様に申し上げたこと、もう一度殿下に申し上げますね。
殿下のお名前を気安く呼ぶべきではない、」
「…っ、確かに、そうだ、レオン君などと、」
ほんとだよ。自国の皇太子に、レオン君、とかある?まぁ、小説ですから、って言われちゃえばそれまでだけど。天真爛漫さが売りです!なんだろうけど。そのあざとさに、こいつは絆されちゃうわけだけど。
「殿下に気安く触るべきではない。他の男性にも」
「そうだな、俺にはナタリーという婚約者がいるのだし、」
今さらかい。
「もう違います。ですから、今後はミア様が殿下に触れてもまったく構いません。むしろミア様を殿下はお好きなのですから触られたほうが嬉しいですものね」
「ナタリー、おまえはまだ俺の婚約者だ!外れるなんて、」
「わたくしは、慈愛の心もない、未来の国母には向かない女です。殿下がそう仰ったのですよ」
言ったよね。なんなら、あそこにいたおまえの取り巻きに証言させろよ。パパに頼んじゃうぞ。
「あれは…っ」
「婚約者のいる男性とふたりきりで過ごすべきではない。ミア様は、わたくしのおともだちの婚約者の方々にもベタベタされて、…それを注意すれば、『ミアをいじめるのはやめろ』と。わたくしは、おともだちが悲しい顔をしているのが我慢ならなかったのです」
「ナタリー、本当に、」
焦ったような顔で私に呼び掛ける浮気王子の顔がぼやけてくる。あれ。まさか、さっきのこいつの攻撃で本気で目が腐ってきちゃったの!?
「殿下。もうよろしいですか?娘をご覧ください」
イケオジが私の頬にそっと触れる。
「こんなに泣かせるなんて…今ナタリアが申し上げたこと、親としてではなく一貴族として聞いても至極当たり前のことです。そんなだらしない女に骨抜きにされているようなバカどもが、この国の将来を担うとは…世も末ですな。我が家は、殿下が国王に御成りあそばした際には隣国に参ります」
「なんだと!?」
「私の姉が隣国に嫁いでおりまして。あちらの国王陛下より何度か打診をいただいております。ナタリアが殿下の婚約者で、将来は王妃陛下になるわけですからお断りして参りましたが、もう違いますので。この国に縛られる必要性はございません」
イケオジは「ナタリア、泣くな。お父様が抱っこしてあげるからな」と言うと、私をお姫様抱っこし、「それでは殿下。失礼いたします」と言って歩きだした。メッチャいい匂い。イケオジの胸にスリスリしちゃう。
「ナタリアちゃん、甘えん坊なのも可愛いよ!さぁ、おうちに帰ろうね!」
「パパ、ありがとう。大好き」
この香りも大好き。16歳の娘をお姫様抱っこできちゃうなんて…きっと素晴らしい筋肉をお持ちに違いない。しかし残念なことにお風呂はご一緒できない…私好みの筋肉だった場合、父親であるイケオジを襲ってしまうかもしれない。理性を保つためにもそれだけは…妄想の世界で我慢しよう。ロマンスグレーなのに細マッチョ。最高!神様ありがとう!
「ナタリー!頼むから、」
私はまったく空気を読まないバカに視線を向けた。向けただけ。目は合わせない、絶対に。大好きな三白眼でも、我慢する。
「殿下」
こんなに涙が出てるのが何故なのかわからないけど、ナタリア自身の気持ちが溢れ出ちゃったのかな。吹っ切ろうぜ、ナタリア。素敵な三白眼でも、浮気はダメだよ。浮気は。
「わたくしを、そのように呼ばないでください。もう、婚約者ではございません。これからはナタリア嬢と。そうお呼びください。これからは一家臣として殿下にお仕えいたします。殿下がご即位されるまでは。わたくしは、明日より領地に戻りますので、もう殿下のお気持ちを煩わせることもございません。ミア様とお幸せに」
浮気王子は茫然とした顔で私を見ていた。いいじゃん、何が問題なの?これから堂々とやれるじゃん。障害があるほうが燃えるって?イヤだよ、私はそんなのなりたくないし。何が悲しくて浮気男の気持ちを盛り上げる当て馬にならなきゃならないんだ。そもそも私、悪役令嬢枠なんでしょ?卒業式で訳のわからない理由で断罪されちゃうんでしょ?あまりにもこいつがバカすぎてムカムカして、最後まで読んでないからどんな結末を迎える悪役令嬢なのかわからないけど。
「さようなら、殿下」
私はイケオジのいい匂いがする胸に堂々と顔を埋めた。思い切り、しかしご令嬢らしく、鼻息は荒くならないようにスーハーした。あー、全身に行き渡るこの至福!素晴らしい!ご馳走様です!
こんな感じで興奮のるつぼに飲まれた私は、私の別れの言葉を聞いた浮気王子の顔は見なかった。興味もなかったし、見たくもなかったし。だから浮気王子の三白眼が、私を見据えて爛々と光っていたことにはついぞ気付けなかった。
「ナタリアちゃんは今年16歳になったんだよ!今年学園に入学したの。今は7月だよ!」
素晴らしい、私が知りたいことがすべてわかる端的な説明!喋り方はともかく、イケオジ、尊敬しちゃう。見た目だけじゃなく、中身もドストライク!あぁ、イケオジの奥様に転生したかったなぁ…。
「パパ!大好き!教えてくれてありがとう!膝に乗ってもいい?」
どさくさに紛れて自分の欲求を主張してみる。
「もちろんだよ、ナタリアちゃん!」
イエス!起き上がって鼻息荒くイケオジに抱きつこうとする私の腕を浮気王子がガッと掴む。
「ナタリー、俺の膝に乗れ!」
触るなって、何回言えばわかるのこいつ!?おまえがいくら素敵な三白眼だって、浮気臭のする膝になんて乗りたくないの!私はイケオジのいい香り(推測)がする膝に乗りたいの!
「イヤです、手を離してください、婚約者でもないのに気安く触るなんて、一国の皇太子がすることなんですか!?パパ、助けて!わたくし、怖い!」
「レオンハルト殿下、娘から手をお離しください。皇太子殿下であっても赦しませんよ」
素敵!イケオジ、ようやく低音ボイスとマッチした喋り方に…はぁ、カッコいい。奥様うらやま。あ、イケオジの奥様は私のお母様なのか。
「ナタリーは、俺の婚約者だぞ!」
違います。もうやめます。
「ナタリアは記憶喪失ですから無理です、殿下の婚約者は務まりません。それに殿下には意中の方がいらっしゃるでしょう、ナタリアちゃんにつけてる影から報告も受けてますよ。ずいぶんナタリアちゃんをないがしろにしてくれたみたいじゃないですか。ナタリアちゃんが殿下を好きだからと我慢しましたが、ナタリアちゃん本人が、もう、殿下との婚約は無理だと言ってるわけですから。諦めてください」
イケオジ、見た目だけじゃなくて仕事もできちゃうなんて!素敵!最高、こんな素敵なイケオジと親子だなんて…!奥様じゃなくていい。娘枠で充分。ずーっと甘えて堪能しちゃうぞ!
「ナタリー、おまえは、俺が好きなんだろう!?」
ナタリアはね。
「わたくしは、殿下を好きではありません、だいっきらいです。浮気男はイヤです」
「だいっきらい!?俺は浮気なんてしてない!」
「してます。ミア様を好きだと仰ってましたよね」
小説の中で。
「言ってない!」
「仰いました。パパ、帰りたい、おうちに帰ってパパと眠りたい。パパ、頬にキスしてもいいですか?」
今度もどさくさに紛れてイケオジにチュッとする。はー、最高!イケオジは、推測通りやっぱりいい匂いだった!
「ナタリアちゃん、可愛い!さ、帰ろうね、ナタリアちゃんはなんにも心配しなくていいからね!」
「ナタリー、頼む、待ってくれ、」
「殿下、わたくしが倒れる前、わたくしに仰ったこと覚えていらっしゃいますか?」
「え…、」
「わたくしがミア様に申し上げたこと、もう一度殿下に申し上げますね。
殿下のお名前を気安く呼ぶべきではない、」
「…っ、確かに、そうだ、レオン君などと、」
ほんとだよ。自国の皇太子に、レオン君、とかある?まぁ、小説ですから、って言われちゃえばそれまでだけど。天真爛漫さが売りです!なんだろうけど。そのあざとさに、こいつは絆されちゃうわけだけど。
「殿下に気安く触るべきではない。他の男性にも」
「そうだな、俺にはナタリーという婚約者がいるのだし、」
今さらかい。
「もう違います。ですから、今後はミア様が殿下に触れてもまったく構いません。むしろミア様を殿下はお好きなのですから触られたほうが嬉しいですものね」
「ナタリー、おまえはまだ俺の婚約者だ!外れるなんて、」
「わたくしは、慈愛の心もない、未来の国母には向かない女です。殿下がそう仰ったのですよ」
言ったよね。なんなら、あそこにいたおまえの取り巻きに証言させろよ。パパに頼んじゃうぞ。
「あれは…っ」
「婚約者のいる男性とふたりきりで過ごすべきではない。ミア様は、わたくしのおともだちの婚約者の方々にもベタベタされて、…それを注意すれば、『ミアをいじめるのはやめろ』と。わたくしは、おともだちが悲しい顔をしているのが我慢ならなかったのです」
「ナタリー、本当に、」
焦ったような顔で私に呼び掛ける浮気王子の顔がぼやけてくる。あれ。まさか、さっきのこいつの攻撃で本気で目が腐ってきちゃったの!?
「殿下。もうよろしいですか?娘をご覧ください」
イケオジが私の頬にそっと触れる。
「こんなに泣かせるなんて…今ナタリアが申し上げたこと、親としてではなく一貴族として聞いても至極当たり前のことです。そんなだらしない女に骨抜きにされているようなバカどもが、この国の将来を担うとは…世も末ですな。我が家は、殿下が国王に御成りあそばした際には隣国に参ります」
「なんだと!?」
「私の姉が隣国に嫁いでおりまして。あちらの国王陛下より何度か打診をいただいております。ナタリアが殿下の婚約者で、将来は王妃陛下になるわけですからお断りして参りましたが、もう違いますので。この国に縛られる必要性はございません」
イケオジは「ナタリア、泣くな。お父様が抱っこしてあげるからな」と言うと、私をお姫様抱っこし、「それでは殿下。失礼いたします」と言って歩きだした。メッチャいい匂い。イケオジの胸にスリスリしちゃう。
「ナタリアちゃん、甘えん坊なのも可愛いよ!さぁ、おうちに帰ろうね!」
「パパ、ありがとう。大好き」
この香りも大好き。16歳の娘をお姫様抱っこできちゃうなんて…きっと素晴らしい筋肉をお持ちに違いない。しかし残念なことにお風呂はご一緒できない…私好みの筋肉だった場合、父親であるイケオジを襲ってしまうかもしれない。理性を保つためにもそれだけは…妄想の世界で我慢しよう。ロマンスグレーなのに細マッチョ。最高!神様ありがとう!
「ナタリー!頼むから、」
私はまったく空気を読まないバカに視線を向けた。向けただけ。目は合わせない、絶対に。大好きな三白眼でも、我慢する。
「殿下」
こんなに涙が出てるのが何故なのかわからないけど、ナタリア自身の気持ちが溢れ出ちゃったのかな。吹っ切ろうぜ、ナタリア。素敵な三白眼でも、浮気はダメだよ。浮気は。
「わたくしを、そのように呼ばないでください。もう、婚約者ではございません。これからはナタリア嬢と。そうお呼びください。これからは一家臣として殿下にお仕えいたします。殿下がご即位されるまでは。わたくしは、明日より領地に戻りますので、もう殿下のお気持ちを煩わせることもございません。ミア様とお幸せに」
浮気王子は茫然とした顔で私を見ていた。いいじゃん、何が問題なの?これから堂々とやれるじゃん。障害があるほうが燃えるって?イヤだよ、私はそんなのなりたくないし。何が悲しくて浮気男の気持ちを盛り上げる当て馬にならなきゃならないんだ。そもそも私、悪役令嬢枠なんでしょ?卒業式で訳のわからない理由で断罪されちゃうんでしょ?あまりにもこいつがバカすぎてムカムカして、最後まで読んでないからどんな結末を迎える悪役令嬢なのかわからないけど。
「さようなら、殿下」
私はイケオジのいい匂いがする胸に堂々と顔を埋めた。思い切り、しかしご令嬢らしく、鼻息は荒くならないようにスーハーした。あー、全身に行き渡るこの至福!素晴らしい!ご馳走様です!
こんな感じで興奮のるつぼに飲まれた私は、私の別れの言葉を聞いた浮気王子の顔は見なかった。興味もなかったし、見たくもなかったし。だから浮気王子の三白眼が、私を見据えて爛々と光っていたことにはついぞ気付けなかった。
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