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ラジトバウム編
21話 研究室
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「大した額にはならないかもしれない?」
俺は審官のカードを手に、カウンターに身をのりだして訊く。
「そ~……マジな話ね。このカードはたしかにレアカードだよ、100パー。だけどハイパーウルトラレアっつうかぁ、あまりにレアすぎてだれも価値がわかんないっていうか~。未知のカードだから専門機関に調べてもらわないと買い手がつかないんじゃねみたいな」
ギャル店員さんの話では、未知のカードはすぐにはいい値がつかないということだった。
「なるほど……」
「まあカードマニアならものめずらしさで買ってくれる可能性もけっこうあるけどぉ、それでも適正な価格なのかどうかはわかんないよね~。本当は1000万の価値があるかもしれないのに50万で買い叩かれちゃたら、損もいいところじゃん?」
たしかにな。こっちでもカードの値段ってのはかなりシビアな駆け引きが必要になるってことか。
いや、こっちはカードが魔法と科学のシステムそのものなんだから、俺がいたところ以上にシビアなんだろうなきっと。
店の外に出てから、俺は頭をかいてぼやく。
「まいったな……あてが外れた」
審官のカードの優秀さはもう大会で証明されている。ボルテンスに勝てたのはこのカードの力によるところが大きい。
相当高く売れるだろうと期待していただけに、時間がかかるという事実に落胆する。
「まあまあ。それじゃあ専門機関に調べてもらえばいいワヌよ。それか物好きな人が買ってくれるまで待つか」
「待つって言ったってどれくらいかかるかわからないだろ。機関も王都のほうにしかないらしくて、呼び寄せるにしても時間がかかる」
「うーん……」
「ま、でもまだ使い道はある」
------
目的のものは、すぐに見つかった。街のあちこちで貼ってあるのを見かけたのに、いざそれがどこだったかとなると思い出すのにすこし時間がかかった。
街のとおりで、精霊杯のポスターをじっと見つめる。
本戦の開始は三日後か。時間はあるようでないな。
「エイト、カード大会の本戦にも出るワヌか?」
俺の考えを察して、フォッシャが言う。
「まあね。ちょっといいアイデアを思いついてさ」
「あいであ?」
「そ。あいであ。俺たちに必要なのは……ま、まずはカネだろ。オペンを揃えないと、話にならない。フォッシャのカード探しのことだけど、俺にいい考えがある。こっちからギルドにクエストを出すんだ。このカードをみつけたら連絡くださいってな。そしたら世界中の冒険士が、見つけしだいおしえてくれる」
「おおー! そいつは名案ワヌ!」
「だろ? あとはポスターとかつくって、いろんな街に貼って回るとかさ。なんにせよ、オペンがもっとあればできることも増えてくる」
「おお! それもいいワヌね! エイトってふだんぼんやりしてるのにけっこう頼りになるワヌね」
「……ぼ、ぼんやり……」
「ヴァーサスのときとか、イキイキしてたワヌ」
イキイキしてた、ね。たしかに久々のカードゲームは楽しかった。
「ま、とにかく旅をするのにも費用はかかるしな。カードの大会で少しでも勝ち進んで、賞金をてにいれる。頃合をみてあのカードを売れば、生活も楽になる……だろ?」
「エイト……色々考えてくれてるんだワヌね」
「ん? ……う、うん。まあな?」
急に改まって褒められると、なんだか照れるな。
だってさあ。俺は幸せになれればそれでいいけど、友達も幸せならもっと嬉しいからさ。
なんて、恥ずかしくて言えないけど。
その夜は外で食事をとった。俺はまだ食うらしいフォッシャよりひと足先に宿に戻り、シャワーを浴びた。
着替える前に、腰にタオルだけ巻いてベッドの上に座る。
鏡に、俺の上半身がうつっている。頭の包帯はとっくに外している。
右腕の上腕のあたりに、1枚のカードが埋め込まれている異様な姿が。
ガチャ、と部屋の扉がひらき、柱の角から女の子が入ってきて、すぐに目が合った。
フォッシャだった。前にいちど見た、いつもの獣の姿じゃない、人の姿になったフォッシャ。
フォッシャは顔をまっ赤にして、両手の萌え袖で顔を覆い悲鳴をあげた。
「ひゃああああああ!?」
「うおおあああああ!?」
フォッシャの声に驚いて、俺もヘンな悲鳴をだしてしまう。
「ご、ごごごめんワヌ!」
ささっと慌てて、フォッシャは柱の影にひっこんでいく。
「いや、俺のほうこそなにも言ってなかったから……!」
俺は急いで服を着て、「着替えたぞ」と声をかけた。
「……え、エイト? その肩のって……」
言いづらそうな、小さな声でフォッシャは訊いてきた。
やっぱり、見られてたか。
フォッシャに隠しておくつもりはない。ここで俺がなにかを相談できるのは、フォッシャしかいないのだから。
「うん……なんだかよくわからないけど、ここにきてからずっとあるんだ」
フォッシャも知らないようで、首をかしげ頭を指で掻いている。
このカードは、なんなのだろう。
医療にくわしいラトリーでさえ、わからないそうだ。怖い、とさえ言っていた。
自分としては、今のところ特に身体に悪影響はない、と思うが……
腕の中にカードが入り込んでるなんて、どう考えても尋常じゃない。
――不気味……そう不気味だ……ッ!
とはいえ、考え出せばきりがない。
そのことで心を惑わされてる余裕もない。生きるか死ぬか、そんな生活なんだ。
今自分のできることを全力でやる。今の俺に出来ることは、それしかない。
------
次の日、宿を出ると、出たところすぐにハイロがいた。
朝から待っていたのだろうか。さすがちゃんとした冒険士は体力がある。
「エイトさん見てください! レアカードが当たったんです!」
今日のハイロは帽子を浅くかぶっていて、うれしそうににこりと笑うのがよく見えた。恥ずかしがったり照れたりと、意外と彼女は表情豊かだが、そのなかでも笑顔が特にかわいいと思う。
「へえ。見せてくれよ。ってこりゃ……人気ランキングにも乗ってるようなスーパーレアじゃねえか! 運いいな、ハイロ」
「すごく嬉しいです! ほら、このカードとのコンボにも使えるんですよ!」
「なるほど、これは……。あ、アレとの相性もいいんじゃないか?」
「いいですね! それは思いつきませんでした……」
俺たちの会話を横できいて、フォッシャはつまらなそうにあくびをする。
「今日もカードショップに寄るのか?」と俺はハイロにきいた。
「あっそうでした。研究室を借りたんです。今日はそっちにいきませんか?」
「……研究室?」
「カードの研究室です」
ハイロに言われるままあとをついていくと、4か5階建ての大きな建物に案内された。外からこの建物を見た限りでは、ふつうの住居と見た感じはあまり変わらない。
ハイロは部屋の鍵をあけ、中に入った。
「結闘士や冒険士は一定ランク以上なら、ルームを借りることができるんです」
ランクなんていうのがあるのか。興味がないので、自分のランクがいくつかも全く知らない。
「そういえば、ハイロはあの大会には出てないんだっけ? 精霊杯の……」
と俺は突拍子もない話題についてたずねた。
「いえ、出ていますよ。本戦からのシード出場です」
「シード!? でもそっか……ハイロの力なら、納得だな」
「あ、ありがとうございます。……嬉しいです」
部屋の中は整理されていて、机と椅子のほか、ソファーなどもそろっている。アパートの一室に近く、お茶や飲み物まで一通り揃っているようだ。ハイロがそろえたのだろうか。
「エイトさんも本戦でるんですよね? ……あれ、でもそういえばデッキがないって……」
「ああ……」
「デッキって、なんワヌか?」
俺の肩にのっていたフォッシャが、ひょこっと顔をつきだしてきいてきた。この問いには、俺が答える。
「予選の3on3とちがって、本戦ではデッキ、つまりまとまったかなりの数のカードが必要になる。しばらくはクエストのついでにカードを集めるから、ふたりともよろしくな」
「おお、了解ワヌ」
「まかせてください」
俺は審官のカードを手に、カウンターに身をのりだして訊く。
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「なるほど……」
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「まいったな……あてが外れた」
審官のカードの優秀さはもう大会で証明されている。ボルテンスに勝てたのはこのカードの力によるところが大きい。
相当高く売れるだろうと期待していただけに、時間がかかるという事実に落胆する。
「まあまあ。それじゃあ専門機関に調べてもらえばいいワヌよ。それか物好きな人が買ってくれるまで待つか」
「待つって言ったってどれくらいかかるかわからないだろ。機関も王都のほうにしかないらしくて、呼び寄せるにしても時間がかかる」
「うーん……」
「ま、でもまだ使い道はある」
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街のとおりで、精霊杯のポスターをじっと見つめる。
本戦の開始は三日後か。時間はあるようでないな。
「エイト、カード大会の本戦にも出るワヌか?」
俺の考えを察して、フォッシャが言う。
「まあね。ちょっといいアイデアを思いついてさ」
「あいであ?」
「そ。あいであ。俺たちに必要なのは……ま、まずはカネだろ。オペンを揃えないと、話にならない。フォッシャのカード探しのことだけど、俺にいい考えがある。こっちからギルドにクエストを出すんだ。このカードをみつけたら連絡くださいってな。そしたら世界中の冒険士が、見つけしだいおしえてくれる」
「おおー! そいつは名案ワヌ!」
「だろ? あとはポスターとかつくって、いろんな街に貼って回るとかさ。なんにせよ、オペンがもっとあればできることも増えてくる」
「おお! それもいいワヌね! エイトってふだんぼんやりしてるのにけっこう頼りになるワヌね」
「……ぼ、ぼんやり……」
「ヴァーサスのときとか、イキイキしてたワヌ」
イキイキしてた、ね。たしかに久々のカードゲームは楽しかった。
「ま、とにかく旅をするのにも費用はかかるしな。カードの大会で少しでも勝ち進んで、賞金をてにいれる。頃合をみてあのカードを売れば、生活も楽になる……だろ?」
「エイト……色々考えてくれてるんだワヌね」
「ん? ……う、うん。まあな?」
急に改まって褒められると、なんだか照れるな。
だってさあ。俺は幸せになれればそれでいいけど、友達も幸せならもっと嬉しいからさ。
なんて、恥ずかしくて言えないけど。
その夜は外で食事をとった。俺はまだ食うらしいフォッシャよりひと足先に宿に戻り、シャワーを浴びた。
着替える前に、腰にタオルだけ巻いてベッドの上に座る。
鏡に、俺の上半身がうつっている。頭の包帯はとっくに外している。
右腕の上腕のあたりに、1枚のカードが埋め込まれている異様な姿が。
ガチャ、と部屋の扉がひらき、柱の角から女の子が入ってきて、すぐに目が合った。
フォッシャだった。前にいちど見た、いつもの獣の姿じゃない、人の姿になったフォッシャ。
フォッシャは顔をまっ赤にして、両手の萌え袖で顔を覆い悲鳴をあげた。
「ひゃああああああ!?」
「うおおあああああ!?」
フォッシャの声に驚いて、俺もヘンな悲鳴をだしてしまう。
「ご、ごごごめんワヌ!」
ささっと慌てて、フォッシャは柱の影にひっこんでいく。
「いや、俺のほうこそなにも言ってなかったから……!」
俺は急いで服を着て、「着替えたぞ」と声をかけた。
「……え、エイト? その肩のって……」
言いづらそうな、小さな声でフォッシャは訊いてきた。
やっぱり、見られてたか。
フォッシャに隠しておくつもりはない。ここで俺がなにかを相談できるのは、フォッシャしかいないのだから。
「うん……なんだかよくわからないけど、ここにきてからずっとあるんだ」
フォッシャも知らないようで、首をかしげ頭を指で掻いている。
このカードは、なんなのだろう。
医療にくわしいラトリーでさえ、わからないそうだ。怖い、とさえ言っていた。
自分としては、今のところ特に身体に悪影響はない、と思うが……
腕の中にカードが入り込んでるなんて、どう考えても尋常じゃない。
――不気味……そう不気味だ……ッ!
とはいえ、考え出せばきりがない。
そのことで心を惑わされてる余裕もない。生きるか死ぬか、そんな生活なんだ。
今自分のできることを全力でやる。今の俺に出来ることは、それしかない。
------
次の日、宿を出ると、出たところすぐにハイロがいた。
朝から待っていたのだろうか。さすがちゃんとした冒険士は体力がある。
「エイトさん見てください! レアカードが当たったんです!」
今日のハイロは帽子を浅くかぶっていて、うれしそうににこりと笑うのがよく見えた。恥ずかしがったり照れたりと、意外と彼女は表情豊かだが、そのなかでも笑顔が特にかわいいと思う。
「へえ。見せてくれよ。ってこりゃ……人気ランキングにも乗ってるようなスーパーレアじゃねえか! 運いいな、ハイロ」
「すごく嬉しいです! ほら、このカードとのコンボにも使えるんですよ!」
「なるほど、これは……。あ、アレとの相性もいいんじゃないか?」
「いいですね! それは思いつきませんでした……」
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「あっそうでした。研究室を借りたんです。今日はそっちにいきませんか?」
「……研究室?」
「カードの研究室です」
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ハイロは部屋の鍵をあけ、中に入った。
「結闘士や冒険士は一定ランク以上なら、ルームを借りることができるんです」
ランクなんていうのがあるのか。興味がないので、自分のランクがいくつかも全く知らない。
「そういえば、ハイロはあの大会には出てないんだっけ? 精霊杯の……」
と俺は突拍子もない話題についてたずねた。
「いえ、出ていますよ。本戦からのシード出場です」
「シード!? でもそっか……ハイロの力なら、納得だな」
「あ、ありがとうございます。……嬉しいです」
部屋の中は整理されていて、机と椅子のほか、ソファーなどもそろっている。アパートの一室に近く、お茶や飲み物まで一通り揃っているようだ。ハイロがそろえたのだろうか。
「エイトさんも本戦でるんですよね? ……あれ、でもそういえばデッキがないって……」
「ああ……」
「デッキって、なんワヌか?」
俺の肩にのっていたフォッシャが、ひょこっと顔をつきだしてきいてきた。この問いには、俺が答える。
「予選の3on3とちがって、本戦ではデッキ、つまりまとまったかなりの数のカードが必要になる。しばらくはクエストのついでにカードを集めるから、ふたりともよろしくな」
「おお、了解ワヌ」
「まかせてください」
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