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第3章 魔法大学ザザン
第52話 試験開始
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ローゼの一言で、女子生徒たちは静かに頷き、移動を始めた。彼女はこの学校内で、絶大な影響力を持っているようだ。
(こういうタイプは、敵に回したくないな……。)
俺はそう考えながらも、縄で縛られたまま、女子生徒たちに囲まれながら学生寮を後にした。
どこかの学長なら喜びそうな状況だが、俺にとってはただの公開処刑だった。目立つなと言われたばかりなのに、学校中の注目を浴びる羽目になるとは……。そもそもこの状況を招いたのは、あの学長のせいだろう。後で文句のひとつでも言わないと気が済まないな。
中庭に到着すると、すでに野次馬が大量に集まっていた。男子寮の方からも続々と生徒たちがやってきており、数百人規模の観衆が出来上がっていた。
(……もう、どうにでもなれ。)
中庭の中央には、一人の男性講師らしき人物が立っていた。灰色のローブをまとった四十代半ばの男で、少し中年太りした体型をしている。すでに集まったギャラリーの多さに驚いている様子だった。
俺は女子生徒たちに押し出されるようにして、彼の前に立たされた。
「き、君が例の受験生かね?えーと、確かレン君と言ったかな?……この状況は、どういうことかね?」
講師は、困惑した表情で俺に問いかけてきた。
「いや、むしろ俺の方が聞きたいくらいです。どうやら、手違いで女子寮の部屋を宛がわれたらしく、不審者扱いをされてしまいました。無実の証明も兼ねて、ここに来た次第です。」
俺は簡潔に説明する。
「ロッジ先生、この方が本日、当校を受験するという話は本当でしょうか?」
ローゼが一歩前に出て、講師の男――ロッジ先生に問いかけた。
「ローゼ君か……そうだね。急な話ではあるが、昨夜、急遽彼の入試試験が決まったんだよ。私も事前に知らされていなくて驚いているよ。」
ロッジ先生は、頭を掻きながら答えた。
「それはおかしいですわね。今までそのような前例は聞いたことがありません。何か特別な事情でも?」
ローゼは疑わしげな視線を俺に向ける。
(……その目、苦手だな。)
嫌な視線に思わず目を逸らしてしまう。
「いやぁ、それがね、クラウス学長たっての推薦でね。特別に、明日の入学式に間に合わせてほしいと依頼があったんだよ。」
「クラウス学長の推薦ですって!?そんなこと、今まで一度もありませんわ!彼は何者ですの!?」
ギャラリーがざわめき、視線が俺に集中する。どれも、決して好意的なものではなかった。
(……ロッジ先生、口軽すぎだろ。)
言った後、ロッジ先生自身もハッとした様子で口を押さえた。
「あっ、これは秘密だった……忘れてくれ!皆も、試験の邪魔になるから、離れているように!」
ギャラリーはざわめきながらも、中庭の端へと移動していく。
「学長の推薦ってことは、相当の使い手かな?」
「英雄の息子か、王族の関係者か?」
「でも女子寮に忍び込んだ変態らしいぜ?」
「マジで!?羨ましい!俺も忍び込もうかな?」
「死にたいなら止めないが?」
「……だよなぁ。」
「まぁ、どれほどの実力か見物だな。」
俺の耳には、様々な憶測や妬みの声が飛び交っていた。
(……めちゃくちゃ居づらい。)
俺は後ろを振り返ると、ローゼが獲物を見るような目で俺を観察していた。視線を逸らし、正面に向き直る。
「では、これからレン君の入試試験を開始します。その前に……縄を解かないとね。誰か、ハサミを持っているかな?」
ロッジ先生が周囲を見渡す。
「ああ、大丈夫です。」
俺は力を込め、縄を引きちぎった。ブチブチと音を立てながら裂ける縄。
「おおっ!」
観衆から小さな歓声が上がる。
「随分と力が強いんだね。では、試験に入ろう。最初の試験は、魔力量の測定です。この金属の玉に触れてください。」
ロッジ先生が、手のひらサイズの銀色の玉を差し出してきた。
「……これは何ですか?」
「君は、魔力測定をやるのは初めてかい?珍しいね。これは魔力測定機だよ。この玉に触れると、その人間の魔力量を数値化してくれる。」
俺は銀色の玉に両手を触れた。すると、玉が震え、流動化し、俺の手が半分ほど沈み込んだ。
「只今の測定結果……魔力量……ゼロ……ランクは……Fです。」
機械的な声が響く。
「……え?」
一瞬、場が静まり返った。
「わっははははは!あいつ、魔力量ゼロだってよ!」
笑い声が響き渡り、ギャラリーが一斉に爆笑し始める。
「才能ゼロの推薦生? どんな冗談だよ!」
「そりゃ女子寮に忍び込むしかなかったわけだ、魔法使えねぇなら!」
「いやぁ、ある意味すごいわ! クラウス学長も見る目がないのね!」
後ろを見ると、ローゼは、嘲る様な目で、俺を見て笑っていた。
「期待して、損しちゃいましたわ。皆さん!これで、彼の変態疑惑は解決しましたわ!どちらにしろ、明日には彼は、この大学を去っている事でしょう。さあ、騒ぐのは、ここまでにして、解散しましょう。ロッジ先生にも迷惑ですわ。」
ローゼは、手をパンパンと叩きながら、ギャラリーを解散させる。
ギャラリーは、素直に散って行った。恐らく、レンの実力が対した事が無いと思い、興味を失ったのだろう。
しかし、数人の学生は、その場に残っていた。
背筋を冷や汗が伝う。だが、俺は拳を握りしめた。
(見てろよ……。)
悔しさを噛み殺しながら、俺は拳を握りしめる。
「では、次の試験です。」
ロッジ先生は呆れたように言い、俺を庭の中央へと導いた。
「ここに立ってください。そして、あの岩に魔法を当ててください。」
ロッジ先生が指差した先には、高さ3メートルほどの大岩が鎮座していた。
「はぁ……どうせ何もできないと思いますけどね。」
ロッジ先生はため息混じりに呟く。
(……なら、見せてやるよ。)
俺は地面に落ちていた小石を拾い、掌に乗せた。
右の手のひらの上に、小石を乗せ、巨大な岩へ向ける。
フォースを小石に纏わせ、空間を歪める。ゆっくりと手を引くと、小石を中心に空間がたわむ。
(パチンコのスリングショットの要領だ。)
空間がゴムのように収縮し、エネルギーが凝縮される。
俺は、狙いを定め、フォースを解除した。
――その瞬間。
「砕け散れ。」
小石は音の壁を突き破り、マッハ20を超える速度で岩へと突進した。
ズドン!!!!!
衝撃波が炸裂し、岩は粉々に砕け散る。轟音とともに土煙が舞い上がり、周囲に砂が降り注いだ。
辺りは静寂に包まれた。
掲示板には、最大値である「9999」の文字が表示されていた。
俺は、ガッツポーズを決める。
「よっしゃ!」
ロッジ先生は開いた口を塞ぐことができず、ギャラリーの生徒たちも息を飲んでいた。
ローゼは、じっと俺を見つめている。その目は、先ほどの嘲笑のそれとは違った。
(……これで少しは黙ったか。)
俺は静かに拳を握りしめた。
(こういうタイプは、敵に回したくないな……。)
俺はそう考えながらも、縄で縛られたまま、女子生徒たちに囲まれながら学生寮を後にした。
どこかの学長なら喜びそうな状況だが、俺にとってはただの公開処刑だった。目立つなと言われたばかりなのに、学校中の注目を浴びる羽目になるとは……。そもそもこの状況を招いたのは、あの学長のせいだろう。後で文句のひとつでも言わないと気が済まないな。
中庭に到着すると、すでに野次馬が大量に集まっていた。男子寮の方からも続々と生徒たちがやってきており、数百人規模の観衆が出来上がっていた。
(……もう、どうにでもなれ。)
中庭の中央には、一人の男性講師らしき人物が立っていた。灰色のローブをまとった四十代半ばの男で、少し中年太りした体型をしている。すでに集まったギャラリーの多さに驚いている様子だった。
俺は女子生徒たちに押し出されるようにして、彼の前に立たされた。
「き、君が例の受験生かね?えーと、確かレン君と言ったかな?……この状況は、どういうことかね?」
講師は、困惑した表情で俺に問いかけてきた。
「いや、むしろ俺の方が聞きたいくらいです。どうやら、手違いで女子寮の部屋を宛がわれたらしく、不審者扱いをされてしまいました。無実の証明も兼ねて、ここに来た次第です。」
俺は簡潔に説明する。
「ロッジ先生、この方が本日、当校を受験するという話は本当でしょうか?」
ローゼが一歩前に出て、講師の男――ロッジ先生に問いかけた。
「ローゼ君か……そうだね。急な話ではあるが、昨夜、急遽彼の入試試験が決まったんだよ。私も事前に知らされていなくて驚いているよ。」
ロッジ先生は、頭を掻きながら答えた。
「それはおかしいですわね。今までそのような前例は聞いたことがありません。何か特別な事情でも?」
ローゼは疑わしげな視線を俺に向ける。
(……その目、苦手だな。)
嫌な視線に思わず目を逸らしてしまう。
「いやぁ、それがね、クラウス学長たっての推薦でね。特別に、明日の入学式に間に合わせてほしいと依頼があったんだよ。」
「クラウス学長の推薦ですって!?そんなこと、今まで一度もありませんわ!彼は何者ですの!?」
ギャラリーがざわめき、視線が俺に集中する。どれも、決して好意的なものではなかった。
(……ロッジ先生、口軽すぎだろ。)
言った後、ロッジ先生自身もハッとした様子で口を押さえた。
「あっ、これは秘密だった……忘れてくれ!皆も、試験の邪魔になるから、離れているように!」
ギャラリーはざわめきながらも、中庭の端へと移動していく。
「学長の推薦ってことは、相当の使い手かな?」
「英雄の息子か、王族の関係者か?」
「でも女子寮に忍び込んだ変態らしいぜ?」
「マジで!?羨ましい!俺も忍び込もうかな?」
「死にたいなら止めないが?」
「……だよなぁ。」
「まぁ、どれほどの実力か見物だな。」
俺の耳には、様々な憶測や妬みの声が飛び交っていた。
(……めちゃくちゃ居づらい。)
俺は後ろを振り返ると、ローゼが獲物を見るような目で俺を観察していた。視線を逸らし、正面に向き直る。
「では、これからレン君の入試試験を開始します。その前に……縄を解かないとね。誰か、ハサミを持っているかな?」
ロッジ先生が周囲を見渡す。
「ああ、大丈夫です。」
俺は力を込め、縄を引きちぎった。ブチブチと音を立てながら裂ける縄。
「おおっ!」
観衆から小さな歓声が上がる。
「随分と力が強いんだね。では、試験に入ろう。最初の試験は、魔力量の測定です。この金属の玉に触れてください。」
ロッジ先生が、手のひらサイズの銀色の玉を差し出してきた。
「……これは何ですか?」
「君は、魔力測定をやるのは初めてかい?珍しいね。これは魔力測定機だよ。この玉に触れると、その人間の魔力量を数値化してくれる。」
俺は銀色の玉に両手を触れた。すると、玉が震え、流動化し、俺の手が半分ほど沈み込んだ。
「只今の測定結果……魔力量……ゼロ……ランクは……Fです。」
機械的な声が響く。
「……え?」
一瞬、場が静まり返った。
「わっははははは!あいつ、魔力量ゼロだってよ!」
笑い声が響き渡り、ギャラリーが一斉に爆笑し始める。
「才能ゼロの推薦生? どんな冗談だよ!」
「そりゃ女子寮に忍び込むしかなかったわけだ、魔法使えねぇなら!」
「いやぁ、ある意味すごいわ! クラウス学長も見る目がないのね!」
後ろを見ると、ローゼは、嘲る様な目で、俺を見て笑っていた。
「期待して、損しちゃいましたわ。皆さん!これで、彼の変態疑惑は解決しましたわ!どちらにしろ、明日には彼は、この大学を去っている事でしょう。さあ、騒ぐのは、ここまでにして、解散しましょう。ロッジ先生にも迷惑ですわ。」
ローゼは、手をパンパンと叩きながら、ギャラリーを解散させる。
ギャラリーは、素直に散って行った。恐らく、レンの実力が対した事が無いと思い、興味を失ったのだろう。
しかし、数人の学生は、その場に残っていた。
背筋を冷や汗が伝う。だが、俺は拳を握りしめた。
(見てろよ……。)
悔しさを噛み殺しながら、俺は拳を握りしめる。
「では、次の試験です。」
ロッジ先生は呆れたように言い、俺を庭の中央へと導いた。
「ここに立ってください。そして、あの岩に魔法を当ててください。」
ロッジ先生が指差した先には、高さ3メートルほどの大岩が鎮座していた。
「はぁ……どうせ何もできないと思いますけどね。」
ロッジ先生はため息混じりに呟く。
(……なら、見せてやるよ。)
俺は地面に落ちていた小石を拾い、掌に乗せた。
右の手のひらの上に、小石を乗せ、巨大な岩へ向ける。
フォースを小石に纏わせ、空間を歪める。ゆっくりと手を引くと、小石を中心に空間がたわむ。
(パチンコのスリングショットの要領だ。)
空間がゴムのように収縮し、エネルギーが凝縮される。
俺は、狙いを定め、フォースを解除した。
――その瞬間。
「砕け散れ。」
小石は音の壁を突き破り、マッハ20を超える速度で岩へと突進した。
ズドン!!!!!
衝撃波が炸裂し、岩は粉々に砕け散る。轟音とともに土煙が舞い上がり、周囲に砂が降り注いだ。
辺りは静寂に包まれた。
掲示板には、最大値である「9999」の文字が表示されていた。
俺は、ガッツポーズを決める。
「よっしゃ!」
ロッジ先生は開いた口を塞ぐことができず、ギャラリーの生徒たちも息を飲んでいた。
ローゼは、じっと俺を見つめている。その目は、先ほどの嘲笑のそれとは違った。
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