悪魔令嬢の冒険者ライフ

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第24話 小鬼

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 翌朝、クロエは冒険者ギルドに来ていた。

「下水道の清掃が完了しました」

 受付嬢に下水道の清掃が完了した事を報告し、安い報酬を受け取った。

 下水道の清掃は、基本的には、日給であり、成果に関係無く、1日清掃をしたら固定額が支払われる仕組みだ。

 下水道の問題を根本的に解決したクロエの成果は、本来であれば、偉業として国から報奨金を出されてもおかしく無い事なのだが、目立ちたく無いクロエは、敢えてその事実を伝えずに、安い報酬を受け取り、満足そうに笑みを浮かべた。

 別に誰かに褒められたくて冒険者をやっているわけでは無い。
 自分が誰かの為に役立っているという事が重要なのだ。

「今日はどの依頼を受けようかな?」

 クロエは、依頼掲示板の前に立ち、依頼を吟味する。

「あ・・・小鬼ゴブリン討伐がある」

 クロエは、目に付いた小鬼ゴブリン討伐の依頼を剥がした。
 近隣の森で目撃情報があったらしく、見つけ次第討伐する事を依頼されている。
 討伐報酬は、一体につき、安い昼飯分くらいだが、数をこなせば、それなりになる。

 小鬼ゴブリンは、村や商人を襲うので、魔物として扱われている亜人種だ。
 緑色の肌に尖った耳と醜い姿の狡猾で残虐な性格をしており、異種族の雌を攫って、孕ませる事で忌み嫌われている。
 洞窟や森の中に集落を作ると瞬く間に数を増やすので、厄介な魔物だ。

 目撃情報があれば、直ぐに討伐依頼が出されるので、冒険者の仕事ではかなりメジャーな依頼だ。

 小鬼ゴブリンは、単体ではそこまで力は強く無いが、狡猾で群れると厄介な魔物であり、油断して餌食になる冒険者が毎年数多くいる。

小鬼ゴブリンには、恨みもあるしね」

 クロエは、森で会った赤帽子レッドキャップの事を思い出して、顔を赤らめる。

 ・・・もう一度、あの時の感覚を味わえるかも知れない。

 早速、依頼を受注したクロエは、小鬼ゴブリンの目撃情報があった森に来ていた。

 小鬼ゴブリン討伐は、シエロ王国にいた時も何度か経験した事がある。
 奴等は、暗い洞窟や洞穴を根城にする事が多く、ある程度、探すポイントは絞る事ができる。

 クロエは、森の奥へと進んで行く。

「・・・あそこね」

 小鬼ゴブリンの巣穴を見つけるのは、それ程、時間は掛からなかった。



 洞窟の入口には醜い緑色の肌をした小鬼ゴブリン達がいた。
 汚いボロ切れを腰に巻いた見窄らしい種族だ。

 黒騎士ゴーレムに一言命じるだけで、巣穴ごと小鬼ゴブリンを駆逐する事は容易い。

 しかし、今回の目的は殺戮では無い。
 あくまで、クロエの目的は食事であり、戦闘は避ける必要がある。

 その為には、こちらに戦闘の意思が無い事を示さないといけない。

「できれば、戦闘はしたくないんだけど・・・そうだ!」

 クロエは、装備や服を全て脱ぎ、全裸になった。

「これなら、敵意は無いって伝わるよね?」
 
 クロエは、全裸で小鬼ゴブリンの洞窟の入口に近づき、中を覗き込んだ。



「どうしよう・・・興奮して来ちゃった」

 洞窟の中からは、獣臭の様な臭いが漂っており、雄の香りに当てられて、雌の本能がくすぐられる。
 既に自分の下腹部が濡れている事に気づいたクロエは、顔を赤らめる。

「やっぱり、敵意が無い事は行動で示さないとだよね?」

 クロエは、服従のポーズを取り、小鬼ゴブリン達の前に出た。



「わ、私をペットにして下さい!」

 クロエは、自分で言って、余りの恥ずかしさで、顔を真っ赤にする。
 今すぐに逃げ出したい気持ちを何とか我慢して、股を開いて、小鬼ゴブリンを誘惑する。

 恐らく、小鬼ゴブリンに自ら捕まりに行った冒険者は、私が初めてだろう。

「何だコイツ?」
「裸だぞ?」
「人間の雌だ」
「自分からペットにして欲しいと言ってるぜ?」
「良いぜ!俺たちが飼ってやるよ!」

 瞬く間に小鬼ゴブリンの集団に囲まれたクロエは、自分がとんでもない事をしてしまったと後悔すると同時に、これから待ち受ける小鬼ゴブリンの家畜としての人生を想像して、興奮が止まらない。

 私・・・どうなっちゃうんだろう?

 クロエは、一切の抵抗の意思を示さずに、小鬼ゴブリン達に服従した。

 もう、後戻りは出来ない。

 クロエは、小鬼ゴブリン達に洞窟の奥へと連れて行かれた。

「この雌、クリにピアスを付けてるぜ?」
「ギャハハ!変態な雌犬だな!」

 道中、身体を弄られて、クリピアスに気付かれてしまった。

 ・・・恥ずかしい。

 誰にも見せた事の無いクリピアスを嘲られて、羞恥心が込み上げる。
 自分よりも弱く小さな小鬼ゴブリン達に蔑まれているだけで、逝きそうになってしまう。

「ウヒィッ!? 引っ張らないで!」

 突然、小鬼ゴブリンにクリピアスを捻じられて、思わず逝ってしまった。
 膝がガクガクと震えて、前に進めない。

「引っ張るなだと!?ペットのクセに飼い主に逆らうのか?」

 小鬼ゴブリンは、まるで犬を躾けるかの様にクロエのクリピアスを引っ張り、引き寄せた。

「クヒィッ? す、すみません!ご主人様!」

 クロエは、自身の弱点を乱暴に扱われて、屈服してしまう。
 知能が低く、残酷な性格の小鬼ゴブリンのペットになるという事が、どれほど屈辱的な事なのか、クロエは未だ理解していなかった。

「ちょうど良いから、ピアスを紐で結んで繋いどけ!」



 クロエは、クリピアスをロープで結ばれて、地面に繋がれてしまった。
 ロープは短く、立ち上がる事も出来ないので、しゃがんだ状態で放置された。

「これじゃあ・・・本当に小鬼ゴブリンのペットみたい」

 クロエは、小鬼ゴブリンの家畜にされた自分の情けない姿に、快感が込み上げる。

 ・・・やばいかも。

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