《完結》《2nd公開中！》10つの指輪 〜ジョーカー・ミアは指輪の力を使い無双する

一章

勇者ルビーはジョーカーミアに殺される

神経歴842年
王国は今勇者ルビーの帰還で国の皆が歓声の声を上げている国の方も最善を尽くして勇者ルビー専用の行事までも作り上げているそのくらい勇者ルビーは強烈な力を持っていた。

「今日も王国の為にありがとう！」
「感謝します！　これからも頑張ってください」
「勇者ルビー万歳！　勇者ルビー万歳！」
国の皆が拍手をしたり歓声の声をあげていたりと国は大盛り上がりだった。

「皆のもの彼方に王がいる！　頭を下げろ」
騎士団長が声を放った途端に国全体が静まりかえり皆が頭を王に捧げていた。

「おい！　そこの者名をいえ！　王に無礼だぞ！」
「え？　私？」
「そうだお前だ！　下手をしたら反逆罪で死刑にするぞ！」

騎士団長さんはどうやら私の方を見ながら無礼者と言わんばかりに睨んでいる。

「そこのお嬢ちゃん自分の名前わかるかな？」
気づいたら隣に勇者ルビーが私の方を見ながら微笑ましい笑顔で質問していた。

「ん？　わからないのかな？　それとその指に付けている指輪はなんだい？　王様が持っていてもおかしくない指輪だが？」
勇者ルビーは右手で私の指輪に触れた途端に勇者ルビーの右腕が一瞬で切断されてしまい国中が大騒ぎになっていた。

「皆のもの！　落ち着くんだ！」
騎士達が命令しても勇者の負傷が初めてだった事に驚いているのか国中が驚きの声を上げていたり発狂しているものまでいた。
「妙だな……」
「て！　あれあの少女が！」
「勇者様一旦ここは医務室に」
「ああわかった」

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「あーあ今王国に戻ったとしても流石に怪しまれるかな……」
てかあの勇者って奴私の指輪に触れても右腕程度ですんだのが意外だったなぁ～～普通は一瞬で散りになるんだけど……
「まあ！　時期に死ぬでしょう！」
「スッキリスッキリ！」

ーーう～んこれからどうしようかなぁ～とりあえずまた王国に戻って今度は王を殺そう！
「そうと決まれば行くぞ！」
私ミアはジョーカー族の最後の生き残り……
だからこの指輪は私以外の誰も付ける事は出来ない。
まあ！　当たり前なんだけどね！

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「勇、勇者殿大丈夫か！」
「大丈夫ですから王様離れていてください感染症だったら病気じゃすみませんよ」
「ルビーよお前を傷つけた奴の特徴は」
「グハァ」

勇者ルビーは血を吐きながら「少女の特徴は年齢がおそらく10歳くらいでロングの髪型で髪の色が銀髪で目の色がサファイヤの色です」と苦しみながら答えていた。

「目がサファイヤだと！　サファイヤ色の目の者は神に一番近い者……しかしなぜ神に近い者がルビーを……」
「か、彼女はジョーカー族の最後の生き残りです」勇者は血を吐きながらも真剣に答えていた。

「ジョーカーは悪魔に一番近い者……そう言うことか！　しかしなぜ彼女がジョーカーだとわかったんだ？」
「彼女の指輪がジョーカー族の宝ですそれを触ったら今のような姿に……」
「それほど強力な者なのか……」
気づいたら勇者ルビーは出血多量で息を引き取っていた。
「ルビー生きてるか！！！！」
勇者ルビーはジョーカーの指輪により呪い殺されてしまった。