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二章

意外とこのホテル心地がいいんだけど!?

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ホテルの内装は見た目と裏腹に意外と綺麗だった。
私が入った101号室は他の所に比べたらそっけなかったが充分な広さだった。

私はすかさずベットに飛び込めくつろいでいた。

こうやってくつろぐとあの頃を思い出すな~
兄上はいつも買い出しに行っていて先輩はいっつも読書ばかりしていて先生はすぐどっか言っちゃう人だったし。

こうしていたら夕食の時間になっていた。
私は浴衣は着ないでそのまま食堂に向かった。
何せ浴衣は着慣れていないし銀髪の髪を隠しきれないからね!

      *          *          *

食堂は様々な料理が置いてありどれも食料をそそる!
特にカレーが美味しそうなので大盛りに摂ることにした。

「キ、キキ」
食堂内の電気が一斉に消え辺りが暗くなった。
まあ私は全然見えるんだけどね!
まず今の状況は3人の人達が誘拐を行っている多分私を狙っているのだろう。

色々な少女達が誘拐されていく助けたい所だがここで目立つと今後がどうなるかが定まらないのでとりあえず見てみることにした。

少し時間が経つと少女達はホテル外えと拐われていった。

「皆さん大丈夫ですか!」
そう叫んだのはオレンジ色の髪で少し切れ目の茶色掛かった目をしていた。
青年は勘づいたのかホテルの外えと向かっていった。

左目で強さを鑑定したがオーラもなくスキルもなさそうだおそらくFランクの実力者カードを最近もった素人だろう。
私は心配になったので着いて行くことにした。

私が外に出た頃には赤髪の青年は酷く打たれていた。

(ミア赤髪の青年はなかなかの才能があるここは助けてコマにするんだ。)
ジョーカーが私の意志に問い詰めている。
私はなんとなく助けたかったので今回はジョーカーの意志に一部賛成した。
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