《完結》《2nd公開中！》10つの指輪 〜ジョーカー・ミアは指輪の力を使い無双する

二章

コウが私のはじめての弟子です

「大、大丈夫！？」
私が急いで外に出だ時には青年は酷く打たれ顔から大量の血が流れていた。

私が質問しても全く応じてくれない私が唖然としていると青年を殴った犯人が私に向かって青年と同じように殴り掛けてきた。

私に見たら動いてるか動いてないかなんだけどね！

「『ベトン』」
私が泥を作り青年をボコボコにした奴を転ばせた。

誘拐された幼女は目をキラキラさせて「お姉ちゃんかっこいい」と笑顔で言っていた。
私はあまりの幼女の可愛さに見惚れてしまった。

「ありがとな」
顔から血が止まらない青年が私にお礼を言ってきた。

これで回復魔法を使えば魔法士とバレてしまうがまあいいだろうそうして私は青年を回復させてあげる事にした。

「ちょっと寝そべって」
青年は少し疑問の顔をしているが私に従ってくれた。
幼女達も青年と同じく疑問の顔をしながら見守ってくれた。

「『ヒール』」
私が青年に魔法をかけると緑色の光で辺り全体を埋め尽くし次第にミルミルと青年の顔が治っていった。

「すごい！！」
幼女達は私に憧れたのか声を出している。

顔が治った青年は茶色の目を私に向け「改めてありがとうございます」と礼儀正しく言っていた。

「名前はなんなの？」
私が質問すると青年は「私の名前はコウと言います！　僕を弟子にしてください」といきなり宣言してきた。

私は一瞬戸惑ったが青年は本心の心だった。
ミアこいつはいずれ成長してミアのいい部下になるぞ！
ジョーカーが迷っている私を気に責めてきた。
私は顔を傾げて頷いてしまった。

青年はものすごい笑顔で「ありがとうございます師匠」と弟子らしい言葉を放っていた。