異能力世界の支配者

一章

影の悪魔VS Sランク冒険者グレ・ソーン

「グレ・ソーンなんでお前が居るんだよ！！！」
影の悪魔は騒ぎ出しながらも正確に剣を振ってきていた。

だが天空の剣は魔力を吸い取る剣よって影の悪魔の魔力は徐々に吸い取られ影の悪魔の剣は灰になり消えていった。

「くそ！」
「シャドーボール！」
黒い無数のボールが私の前に向かってきたが俺は天空の剣片手に黒いボールを軽々と切り裂いた。

「ば、ばかなシャードボールだぞ！」
「終わりじゃ影の悪魔」
「ふ、」
影の悪魔は不気味な笑いを浮かべた後黒い小さい針が俺の足に無数に刺さった。

「グハァ」
歳のせいかたったのこれだけのダメージで口から血を吐いてしまうほどのダメージだった。

「いくら英雄だと言っても所詮は歳を取れば人間は弱くなる……」
「さあ最後に言い残す言葉は？」

「オラァ！！」
影の悪魔に隙が出た瞬間に俺はもう突進に影の悪魔の心臓えと鉄の剣を奥まで刺した。

「グハァ！」
影の悪魔は口から大量の黒い液体を吐いき次第には灰になり消えていった。

「助かったありがとじゃ」
おじさんは綺麗な剣を地面に大切に起き倒れ込んだ。
「おじさん！」
おじさんの足は無数の針で突き刺さっており痛々しかった。

おじさんが大怪我をしていると言うのにガイヤはずっと剣の事を見ている。

「ガイヤ何してるんだ！」
俺が荒い声で叫ぶとガイヤは「あ、あの剣は先代勇者が持っていたとされる聖剣『天空の剣』」
ガイヤはまるで幻でもみるかのような目立った。

「驚くのは無理もないじゃろう」
おじさんは小声ながらもガイヤに言葉を返していた。

「おじさん！」
「大丈夫やぞ坊主」
おじさんは体を引きづりながら近くの壁に寄りかかった。

「な、なんであんたがこんな物を持っているんだ」
ガイヤはおじさんの事を見ながら言った。

「こういえば納得するかの……わしの名はグレ・ソーン元Sランク冒険者じゃまあ今となってはただの老いぼれじゃがな」

おじさんがグレ・ソーンと名乗った瞬間にガイヤは「あ、あの伝説の冒険者！？」と驚きを隠しきれず動揺している様子だった。

「で、ですが何故ソーン様が先代魔王に奪われたと言う『天空の剣』を持っているのですか」

ガイヤがそう言うとおじさんは嬉しそうな声で。
「この剣はミーシャが命懸けでわしにくれたんじゃ」と言った。