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1巻
8話 戦い方の色
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「ハァ!!!」
「踏み込みが甘いぞ!短剣ならなおのこと作った攻撃のチャンスを物にしろ!」
ボクが戦いながら自身の傷を癒せるようになる頃にはゼインさんの攻撃を捌き、隙を見つけられるようになっていた。
とはいえゼインさんが攻撃の練習をさせるためにワザと無理な体勢の攻撃を多用してくるからだ。普通に戦えば好きなど見せずに蹂躙されてしまうだろう。
初めはこれだけでも文字通りボコボコにされたが、何度か回復するうちにワザと隙を作ってくれていることが分かると、その動きを予測することが出来るようになってきた。
ゼインさんの力任せのわざとの大ぶりをいなすだけでも大変なのに、これよりも更に上があるなんてモンスターに産まれなくて幸せだと思ってしまう。
色の出力が低いのに大剣を片手で振り回すのはどうなっているのだろう…
ボクが気を抜いたことを察知した瞬間、大ぶりの攻撃の後、鋭く防御が間に合わない角度から攻撃が飛んでくる。
「読みやすい攻撃が捌けるようになったからって何をボサっとしている!有効打が入るまで終わらないぞ!」
なぜあの大剣を振り回したあと、懐にはいられても攻撃が当たらないのだろう。黄色の出力も低いはずだからゼインさんの素の反応に近いはずなのに…
さっきから避け、受け流して懐に入るのだが半歩引かれ、一撃目に使ってない腕をたたんでボクの間に攻撃を滑り込ませてくる。
大剣の二刀なんていうユニークな武器を使っているのだから小さな相手にも不覚は無いようにしているのだろう。
ボス相手には剛力の一撃を、群れ相手には二刀の殲滅をプレゼントするゼインさんのスタイルは、これだけ隙を見せられているにも関わらず、隙がないように思えてしまう。
(ほんとに色ほとんど使ってないんだよね…)
化け物だ…。
たった一撃入れるまで終わらないならこのボロボロな体をラヴァさんの炎で癒して貰えない。
そんなの仕事終わりに汗を流せないのと同じだ。
そう思うと色を使わなくても闘志が燃えてくる。
短剣を逆手で体の正面に構え姿勢を低くする。姿勢は半身にし、切りおろしからの派生を避ける。
今日のゼインさんはボクの先生だ。ボクがあからさまな誘いをしてもその意図を組んで攻撃してくれる。
いつかは駆け引きもやらされるのだろうけど初日はこれくらいとゼインさんが決めているのだろう。
ゼインさんの優しさに甘え、お望みの右なぎ払いを打ってもらう。
いつもなら姿勢を低くし、短剣で反らし前に出るのだが、今回は体をめいいっぱい低くし短剣を使わずに避ける。
ここからの攻撃はないと右の大剣を盾にしながら左の大剣を振り下ろそうと、ゼインさんが右の大剣を止めようとする。
前に出れなくていい。
ボクはその場で低い姿勢からめいっぱい踏み込み右大剣の背に蹴りを入れる。
「ほぅ…?」
ゼインさんが今までにないパターンに興味を示す。
振り切った大剣を蹴られ、自分の力+遠心力が乗っている剣は止めきれずにゼインさんの体を少しだけ回す。
止めようとしたが体は素直で脚は踏み込んでおり、上半身が捻れる。
(ここからの攻撃よりボクの方が早い!)
ゼインさんに甘え、予想通りの攻撃を組み立てられたボクは自分の描くとおりに攻撃しようと、着地後に直ぐに地面を蹴る。
それでも甘かった。
ゼインさんは色だけでなく自分の素の力までセーブしていたらしい。
巨大な体躯がねじれた体勢から、ギチギチと筋肉が振り絞られる音がする気がした。
目の前で大きな体の筋肉が力みより大きく見える。
瞬間ゼインさんの体が弾ける。
ボッという空気が弾ける音と共に溜め込んだエネルギーを叩きつけるように、右の大剣を振り切った体勢から撃ち込む。
ボクの攻撃が脇腹をとらえる前に前傾したボクの体は木刀で叩き潰されるはずだった。
ゼインさんも死ななければいいと言わんばかりに振り切った一撃は
なぜか空を切った。
ボクらの稽古を眺めていたラヴァさんが指を指し、木刀の大剣の柄から先を消す。
残った柄がボクの鼻先をかすめ、風圧がくる。柄で風圧ってどんな力で振り下ろしてるんだ…。
「それは…死んじゃう。」
「一日ですごい吸収するものですから、つい熱くなりました…。」
反省しているゼインさんは通常時より一回り小さく見える。
いくら木刀とはいえあの力で肩から打たれたら…
赤を使っているはずなのに考えるだけで真っ青だ。
戦いの熱が一気に冷めるように、大剣が打たれるはずだった場所が冷たくなる。
「すごい頑張ったね。」
ラヴァさんは稽古中上手く回復できないボクを何度も癒してくれたが、その一言が一番癒された気がする。
ラヴァさんの優しい炎に包まれながら、寒気がした心まで温められる。
「明日からは駆け引きもやれそうだな。何度も死にかけて赤の回復の仕方を覚えるといい。」
それからの数日間は過酷だった。
日に日に攻撃の激しさは増し、ラヴァさんの回復が減る。
戦闘中に自分で体を癒す。
心休まる一時がどんどん短くなる。
おまけに赤の力が濃くないため、傷は治ってもラヴァさんのように体力まで元通りとはいかない。
戦いながら意識を色に割き、運動の熱と赤で体が熱くなる。
体力精神力がともに削られ疲弊してきた頃にゼインさんは死ぬギリギリの攻撃を叩き込みにくる。
なんでも、
「瀕死の時こそアイデアが浮かぶ。死なないために技を覚えるなら死ぬ間際を何度くぐり抜けるかだ。」
らしい。
さすが一流の冒険者。死地で磨いてきた技を教えるためには、生徒をセルフ死地に叩き込むらしい。
ダンジョンに捨てられ帰ってこいと言われないだけマシなのだろうか。
今日の死地コースは、高速の右突きを左に避ける、背中側を取るが体を回転させ左の大剣を斜めに振り下ろすのを軌道に合わせて跳躍して回避。短剣を握る拳と左手をつきバク転のように反動を使って少し飛ぶ。
攻撃と防御のパターンが増え選択が早くなる。
飛んだことでゼインさんの次の攻撃よりも早く背中の真後ろにピッタリとつく。
ゼインさんが視界外に消えたボクを嫌って右の大剣を横なぎ。
刀身を足場にさらに跳躍。またバク転に近い動きでゼインさんの横なぎ後の低い位置の左肩に手を付き体をたたむ。ボクの脚が空中から振り下ろされる。
しかし、ゼインさんは横なぎの瞬間に視界から消えたボクが自分の肩を支えにしてることに気づくと、肩を下げ左脚を軸に横なぎの勢いのまま右の回し蹴り。
肩が低い位置にあったのも次の攻撃モーションだった。
伏せて避けるボクを警戒しての下げた肩から振り抜かれる下段横なぎのおかげで体勢が崩れたと思ったが、ボクが甘えた考えをしている時にはもう次の一手を打っていた。
脇腹に突き刺さった回し蹴りは落ちてきている小柄なボクの体を横に無理やり飛ばす。
体内の空気が無理やり外に押し出される。
めり込んだ踵はボクの体を簡単に曲げる。数m飛んだ先で柔らかい草の上を何度も転がる。
息の仕方が思い出せず、しばらくかわいた空気を吐き出すだけだ。反射的に回復を始め内蔵、折れた肋、内出血を順に燃やしていく。
外まで治る頃には息も落ち着いたが激しい戦闘後のボクは芝生に倒れ込んだままだ。
「稽古は終わりにしよう。私との戦闘ばかりでは大剣相手ばかりの癖がついてしまう。もう君の回復力なら簡単にはやられないだろう。
明日からは私の仕事のダンジョン攻略の手伝いをしてもらう。」
ゼインさんの激務のひとつであるダンジョン攻略のお供。マンツーマンで死にかけるまで戦うのと、ダンジョンでゼインさんの激務に付き合うののどちらが良いのかなんて…
真っ白な頭では判断できなかった。
「踏み込みが甘いぞ!短剣ならなおのこと作った攻撃のチャンスを物にしろ!」
ボクが戦いながら自身の傷を癒せるようになる頃にはゼインさんの攻撃を捌き、隙を見つけられるようになっていた。
とはいえゼインさんが攻撃の練習をさせるためにワザと無理な体勢の攻撃を多用してくるからだ。普通に戦えば好きなど見せずに蹂躙されてしまうだろう。
初めはこれだけでも文字通りボコボコにされたが、何度か回復するうちにワザと隙を作ってくれていることが分かると、その動きを予測することが出来るようになってきた。
ゼインさんの力任せのわざとの大ぶりをいなすだけでも大変なのに、これよりも更に上があるなんてモンスターに産まれなくて幸せだと思ってしまう。
色の出力が低いのに大剣を片手で振り回すのはどうなっているのだろう…
ボクが気を抜いたことを察知した瞬間、大ぶりの攻撃の後、鋭く防御が間に合わない角度から攻撃が飛んでくる。
「読みやすい攻撃が捌けるようになったからって何をボサっとしている!有効打が入るまで終わらないぞ!」
なぜあの大剣を振り回したあと、懐にはいられても攻撃が当たらないのだろう。黄色の出力も低いはずだからゼインさんの素の反応に近いはずなのに…
さっきから避け、受け流して懐に入るのだが半歩引かれ、一撃目に使ってない腕をたたんでボクの間に攻撃を滑り込ませてくる。
大剣の二刀なんていうユニークな武器を使っているのだから小さな相手にも不覚は無いようにしているのだろう。
ボス相手には剛力の一撃を、群れ相手には二刀の殲滅をプレゼントするゼインさんのスタイルは、これだけ隙を見せられているにも関わらず、隙がないように思えてしまう。
(ほんとに色ほとんど使ってないんだよね…)
化け物だ…。
たった一撃入れるまで終わらないならこのボロボロな体をラヴァさんの炎で癒して貰えない。
そんなの仕事終わりに汗を流せないのと同じだ。
そう思うと色を使わなくても闘志が燃えてくる。
短剣を逆手で体の正面に構え姿勢を低くする。姿勢は半身にし、切りおろしからの派生を避ける。
今日のゼインさんはボクの先生だ。ボクがあからさまな誘いをしてもその意図を組んで攻撃してくれる。
いつかは駆け引きもやらされるのだろうけど初日はこれくらいとゼインさんが決めているのだろう。
ゼインさんの優しさに甘え、お望みの右なぎ払いを打ってもらう。
いつもなら姿勢を低くし、短剣で反らし前に出るのだが、今回は体をめいいっぱい低くし短剣を使わずに避ける。
ここからの攻撃はないと右の大剣を盾にしながら左の大剣を振り下ろそうと、ゼインさんが右の大剣を止めようとする。
前に出れなくていい。
ボクはその場で低い姿勢からめいっぱい踏み込み右大剣の背に蹴りを入れる。
「ほぅ…?」
ゼインさんが今までにないパターンに興味を示す。
振り切った大剣を蹴られ、自分の力+遠心力が乗っている剣は止めきれずにゼインさんの体を少しだけ回す。
止めようとしたが体は素直で脚は踏み込んでおり、上半身が捻れる。
(ここからの攻撃よりボクの方が早い!)
ゼインさんに甘え、予想通りの攻撃を組み立てられたボクは自分の描くとおりに攻撃しようと、着地後に直ぐに地面を蹴る。
それでも甘かった。
ゼインさんは色だけでなく自分の素の力までセーブしていたらしい。
巨大な体躯がねじれた体勢から、ギチギチと筋肉が振り絞られる音がする気がした。
目の前で大きな体の筋肉が力みより大きく見える。
瞬間ゼインさんの体が弾ける。
ボッという空気が弾ける音と共に溜め込んだエネルギーを叩きつけるように、右の大剣を振り切った体勢から撃ち込む。
ボクの攻撃が脇腹をとらえる前に前傾したボクの体は木刀で叩き潰されるはずだった。
ゼインさんも死ななければいいと言わんばかりに振り切った一撃は
なぜか空を切った。
ボクらの稽古を眺めていたラヴァさんが指を指し、木刀の大剣の柄から先を消す。
残った柄がボクの鼻先をかすめ、風圧がくる。柄で風圧ってどんな力で振り下ろしてるんだ…。
「それは…死んじゃう。」
「一日ですごい吸収するものですから、つい熱くなりました…。」
反省しているゼインさんは通常時より一回り小さく見える。
いくら木刀とはいえあの力で肩から打たれたら…
赤を使っているはずなのに考えるだけで真っ青だ。
戦いの熱が一気に冷めるように、大剣が打たれるはずだった場所が冷たくなる。
「すごい頑張ったね。」
ラヴァさんは稽古中上手く回復できないボクを何度も癒してくれたが、その一言が一番癒された気がする。
ラヴァさんの優しい炎に包まれながら、寒気がした心まで温められる。
「明日からは駆け引きもやれそうだな。何度も死にかけて赤の回復の仕方を覚えるといい。」
それからの数日間は過酷だった。
日に日に攻撃の激しさは増し、ラヴァさんの回復が減る。
戦闘中に自分で体を癒す。
心休まる一時がどんどん短くなる。
おまけに赤の力が濃くないため、傷は治ってもラヴァさんのように体力まで元通りとはいかない。
戦いながら意識を色に割き、運動の熱と赤で体が熱くなる。
体力精神力がともに削られ疲弊してきた頃にゼインさんは死ぬギリギリの攻撃を叩き込みにくる。
なんでも、
「瀕死の時こそアイデアが浮かぶ。死なないために技を覚えるなら死ぬ間際を何度くぐり抜けるかだ。」
らしい。
さすが一流の冒険者。死地で磨いてきた技を教えるためには、生徒をセルフ死地に叩き込むらしい。
ダンジョンに捨てられ帰ってこいと言われないだけマシなのだろうか。
今日の死地コースは、高速の右突きを左に避ける、背中側を取るが体を回転させ左の大剣を斜めに振り下ろすのを軌道に合わせて跳躍して回避。短剣を握る拳と左手をつきバク転のように反動を使って少し飛ぶ。
攻撃と防御のパターンが増え選択が早くなる。
飛んだことでゼインさんの次の攻撃よりも早く背中の真後ろにピッタリとつく。
ゼインさんが視界外に消えたボクを嫌って右の大剣を横なぎ。
刀身を足場にさらに跳躍。またバク転に近い動きでゼインさんの横なぎ後の低い位置の左肩に手を付き体をたたむ。ボクの脚が空中から振り下ろされる。
しかし、ゼインさんは横なぎの瞬間に視界から消えたボクが自分の肩を支えにしてることに気づくと、肩を下げ左脚を軸に横なぎの勢いのまま右の回し蹴り。
肩が低い位置にあったのも次の攻撃モーションだった。
伏せて避けるボクを警戒しての下げた肩から振り抜かれる下段横なぎのおかげで体勢が崩れたと思ったが、ボクが甘えた考えをしている時にはもう次の一手を打っていた。
脇腹に突き刺さった回し蹴りは落ちてきている小柄なボクの体を横に無理やり飛ばす。
体内の空気が無理やり外に押し出される。
めり込んだ踵はボクの体を簡単に曲げる。数m飛んだ先で柔らかい草の上を何度も転がる。
息の仕方が思い出せず、しばらくかわいた空気を吐き出すだけだ。反射的に回復を始め内蔵、折れた肋、内出血を順に燃やしていく。
外まで治る頃には息も落ち着いたが激しい戦闘後のボクは芝生に倒れ込んだままだ。
「稽古は終わりにしよう。私との戦闘ばかりでは大剣相手ばかりの癖がついてしまう。もう君の回復力なら簡単にはやられないだろう。
明日からは私の仕事のダンジョン攻略の手伝いをしてもらう。」
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