5人の旦那様と365日の蜜日【完結】

Lynx🐈‍⬛

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カイエンへの房事講座♡


 身体を洗われ、人心地着くとカイエンが湯船でメリッサに覆いかぶさる。

「カ、カイエン!!」
「殿下!!湯船で房事は駄目です!!」
「駄目なのか?」
「クリスタルの前だけです!まだ子作り出来ませんし、バスルームでしたかったら結婚してからです!」
「そ、そうか………」

 浅い湯船にメリッサを挟み身体を沈めたフェルドマンとカイエン。

「結婚したら、子作りの部屋だろうが、風呂場だろうが、房事は構いませんが、その代わり結婚する迄は生命力の部屋以外の房事は禁止です」
「クリスタルが、メリッサの性感帯に左右されるから、だろう?因果な物だな……水神の恩恵に肖る為に、王族が犠牲になる様な思いをするなんて」
「その代わりに、災害もなければ、他国から迫害もなく平和が続くのですから………それに………」
「それに?」
「365日、好きな女を抱けるなら、それもいいかな、と」
「…………365日………1年…」
「………は?………ちょっと!フェルドマン!!私の事好きな訳?」

 聞いた事もなく、ちょっと驚くメリッサ。横に居るフェルドマンに聞き直した。

「えぇ、好きですよ……今迄も可愛い、と言ってきたじゃないですか」
「気持ちが伝わってないんだけど………」
「はぁ…………メリッサ……男も女も気持ちが乏わなわない房事に気持ちよくなる訳ないじゃないですか………」
「でも、馬鹿にしたじゃない!私の胸見て!」
「それは、私好みの大きさじゃなかったから、育てようとしてただけですよ?いっぱい揉み扱いた結果が、ではないですか………まだ揉み扱きますが」
「……………揉み扱く………したい……」

 更に横で、カイエンの目が輝く。

「…………今日は、殿下の練習に付き合ってもらいますかね、メリッサ」
「は?練習?」
「昼過ぎに、ゲルニカとオルサガが戻ります。それから、殿下の房事指導をしましょうか……メリッサが何処が弱く、どの程度の力迄なら耐えられ、何処に向けて突くと、喘ぎ啼くか…………」
「モートン!!」
「教えてくれ!フェルドマン!」

 メリッサは呆れてものも言えず、フェルドマンがカイエンに想像レクチャーするのを黙って聞くしかなかった。

「もう、お風呂出る」
「あ、はい」

 メリッサはそのままあがると、身体をフェルドマンとカイエンに拭かれ、化粧水や乳液を全体的に塗られる。髪迄拭かれ乾かされいたせりつくせりだ。されるがままになるのも馴れてしまった。城に帰って来てもう直ぐ2年半。順応性が怖いと感じる。
 バスルームから出ると、新たな下着を着させられる。ビスチェに穴が空いた下着。これは下着の意味は無いと思う程、秘部部分が空いた下着だ。ビスチェも網目が多く肌を露出し、胸の底上げに意味を成さない。その上にシースルーのストールは最早、男を誘う以外他ならない。

「これ、ってさ………フェルドマンの趣味だよね」
「今頃気付いたんですか?メリベル陛下の第1夫は私の叔父なので、教えてもらっていたんですよ。叔父も執事ですから」
「マードックお父様ね…………納得」

 基本的にアルメリア夫人の勉強が無い時は、メリッサも生命力の部屋から出る事は無い。何故ならいつも抱き潰されて出るに出れないからだ。ソファに座り、フェルドマンからカイエンに教えている勉強もメリッサは聞きながら、ゲルニカとオルサガを待っていた。

「は?俺、昨日1発だけだぞ?」
「私もですよ」

 ゲルニカがいつもの回数をヤレずに不服申立てをフェルドマンにしている。

「殿下は、未経験だったんですから、房事を教えます。敷いてはメリッサも全員に気持ち良くさせてもらえますし」
「…………ん~まぁ、そうだな。前と後ろに入った時に合わせて揺らせないとイケねぇし」
「夕食時間迄暫くありますし、それ迄の時間は殿下だけにさせてあげて下さい……あ、教えたい技巧があれば、教えてあげて下さいね、ゲルニカもオルサガも」

 本当に、婚約者達は王女を何だと思っているのか、とメリッサは思っていた。嫉妬心も見せず、複数で房事をする事がとても不思議だ。だが、メリッサ自身も誰1人嫌いになれないし、魅力を感じる。フェルドマンは頭脳明晰で男達をまとめ、ゲルニカは場の雰囲気を和ませる。オルサガは雄々しく逞しいし、カイエンは明るい性格だ。そして何よりもメリッサを大事にしてくれる。そんな事を思い、メリッサはベッドへ上がった。

「メリッサ、待ちきれなかったですか?」
「ううん、皆を眺めてただけ」
「私達も行きますね…………殿下、準備は?」
「準備万端」

 その声で、4人がベッドに上がる。メリッサとカイエンを囲む様に座り、向かい合ったメリッサとカイエンはキスから始まった。その間、フェルドマンに尻孔の準備をされる。あとは入れるだけだ。

「殿下、入れてみますか?」
「…………い、入れる」
「さぁ、メリッサ様、お尻を殿下に向けて……」
「……………う、うん」

 フェルドマンに声を掛けられたメリッサは四つん這いになる。目の前にはフェルドマンが居て杭が硬くなっていた。脱がす必要の無い下着の為、そのまま入れられるのだが、カイエンは脱がそうとする。

「殿下、そのまま入れれますから」
「あ、そうか………緊張してきた」
「メリッサにも伝わってしまいますよ………大丈夫……メリッサ」
「…………ん……」

 頬を撫でられ優しい瞳でメリッサを見下ろすフェルドマン。

「モートン………コレ……」
「ん?咥えます?」
「…………う………ん……」
「あ、私も!」
「殿下は、入れてあげて下さい。尻孔に入れられませんよ?」
「…………わ、分かった」
「メリッサ………力抜いて」

 フェルドマンの杭を咥える事に集中するメリッサの尻孔にゆっくりと入っていく。

「殿下、入れにくくなったら、少し抜くと入りやすくなったりします」
「…………やらしいな……これ……」

 ゲルニカも教えられる事は教えていく。フェルドマンはメリッサを見つめていて、カイエンを見ていなかった。

「フェルドマン………嬉しいからってに夢中になるなよ」
「…………あ、すまない……気持ちよくて……」
「んぐっ…………んんんっ」
「は、入った」
「メリッサ、如何します?私のをまだ咥えますか?殿下も咥えて欲しいらしいですが」
「……………んっ」

 唾液塗れのフェルドマンの杭は寂しそうで、メリッサはフェルドマンに伝えた。

「モートンをイかせてからでもいい?」
「……………っ!」

 それには男4人は驚いた。
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