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フェルドマンからの囁き♡
入浴を済ませ、生命力の部屋のベッドには、メリッサとフェルドマンだけだ。まだ日も暮れない時間だが、地下にあるこの部屋には夜の様なものだった。
「メリッサ、愛してますよ………貴女の夫になるのが待ち遠しい」
メリッサの頬に大事そうに宝物に触れる様に擦るフェルドマン。
「モートンは、私の何処が好き?」
「気が強く真っ直ぐな性根でしょうか………出会った頃はそれが新鮮で、いつも楽しませて貰ってますよ…………これからも、その性根は大切にして下さい」
「私も捻くれてるモートン好きだよ………私には無いもの」
「…………ふふふ……」
フェルドマンが、楽しそうに笑うと、メリッサに近付き、キスを贈る。むしゃぶりつく様なキスはしないフェルドマンは、房事の始まりにするキスに適していると思える優しく労る様なキスをくれる。『今から始めるよ』と『長い蜜夜が来るよ』と教えてくれるのだ。フェルドマンは決して、メリッサの体力を奪う様な抱き方をしない、優しい抱き方だ。それは何人もの夫を持とうとするメリッサへの配慮だと分かったのは、オルサガとカイエンを迎えてからだ。
「モートン………いいよ、思うように抱いても…………今日は特別」
「………持たなくなっても知りませんよ?メリッサ」
「いいよ………結婚の儀迄、体力また付けるから」
フェルドマンの輝く嬉しそうな目を見たら、甘やかしたくなったメリッサ。翌朝起きれなくなっても弱音を吐かず、全員を受け止める気でいた。
「………じゃあ、遠慮無く」
「うん………」
フェルドマンはメリッサを抱き締め、ベッドへ倒すと、今迄味わった事の無い悦楽に誘っていく。調教的な言葉等一切言わない、貪ってくるキスと、手付き。
「んあっ………モートン………激し………」
「まだ激しくしますよ?」
フェルドマンの指から伝わる、胸の蕾の扱きが止まらない。力加減が絶妙で、イキそうでイケないギリギリを攻めている。その上、メリッサの弱い耳を重点的にキスを贈るフェルドマンだが、それ以上に利き腕が、蜜口とクリトリスを攻めてくる。指が入る事はまだ無いが、焦らされる手付きでもどかしい。
「疼きます?メリッサ」
「……………意地悪!」
胸を激しく扱くのに、足の付け根は焦らしに焦らすフェルドマン。そのフェルドマンの表情は楽しそうだ。
「何だよ、あいつ………遠慮してたのか」
「俺とゲルニカは体力勝負だからな、それに合わせてくれてたんだろう」
ベッドから離れて眺めるゲルニカやオルサガ、カイエンは客観的にメリッサとフェルドマンの房事を眺める。
「久しぶりに見せてもらいますよ、メリッサ」
「……………う、うん」
フェルドマンはメリッサの膝を抱え、メリッサの足の付け根に顔を埋める。久しぶりに味わうメリッサの蜜で、フェルドマンも我慢の限界なのか、杭の先は溢れている。
「あぁあっ!………モートン………その舌…………駄目っ!………直ぐイッちゃ………」
フェルドマンの口に含まれるメリッサの蕾を舌で酔わせつつ、その裏壁を指で激しく突き擦られるメリッサ。奥に指や杭が入らなくても、この刺激はメリッサを悶絶させた。
「そのまま…………イキましょう、メリッサ………我慢等今日はさせる気はありません」
ジュルジュルジュルジュル……。
潮吹きの感覚があるが、絶えず吹かせられているように、メリッサの上半身はその悦楽から逃れようと喘いだ。
「はぁ…………はぁ………」
「さぁ、クリは満足しましたか?メリッサ」
「……………お願い…………奥ぅ……辛い………」
「まだですよ………蜜口を私の舌で解してませんからね………クリを指でイジられるのも好きでしょう?」
「……………ひゃあ!…………あっん!……あっ!」
最高潮の様な高みに、既にさせられたメリッサを見てしまっている他の3人の婚約者。思わず、己の肉杭を握り締め、扱き始めていた。
「マジか!………飛ばすなよ、初っ端から」
「俺達も頑張るしかないぞ!」
「ちょっと!順番的に私が最後じゃないか!2人共、あんまり飛ばさないでよ!メリッサが疲れたら出来ないじゃないか!」
その声が聞こえたのか、フェルドマンは顔をメリッサから離すと、フッ、とほくそ笑む。
「てめぇ…………後で殴る!」
「同感!」
「私は、急所に蹴り入れるぞ!」
「お、ソレいいな!」
だが、この後のそれぞれの房事に対してもお互い同じ事を思わせる事になるのだが、今は目の前の甘い空間にしか目が入らない3人だった。
「んんんっ…………あぁあぁぁっ!!」
「あぁ、ぐちゅぐちゅで溶けてますねぇ、メリッサ…………欲しいでしょう?」
「………あぁん………ほし…………いぃ……っ」
「あげますね、もう私も限界なので」
「はぁん!………んあっ………嬉し……あぁぁっ」
「…………あぁ、吸い付いてくるっ!メリッサ…………」
「奥っ!奥ぅ!」
「えぇ、あげますよ………だが今はメリッサの中に少しでも長く居たい!」
「んふっ………激………し………はぁ……んんんあっ!」
途中、何度か体位を変えては、メリッサがフェルドマンの杭に酔い痴れるイキ顔を見せつけ、満足したフェルドマンは最後の一滴迄、メリッサへ注いだ。
「…………あぁ、メリッサもこんなに溶けて………可愛いですね………次はゲルニカから貰って下さいね………もし、カイエン迄頑張って余裕があるなら、今度は皆で愛してあげます」
「はぁ…………はぁ………う………ん………」
タオルで溢れた白濁を拭き取り、メリッサの髪を優しく撫でたフェルドマンは、自身の杭もそのタオルで拭き取ると、ベッドから出る。陶酔したメリッサを残して。
「ゲルニカ、メリッサが待ってますよ」
「疲れさせてんじゃねぇよ」
「大丈夫でしょ、ゲルニカは優しいから、無理な体位はしないでしょ?」
「…………確信犯め」
ゲルニカとの2回戦が始まる。
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