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今度こそ♡

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 シヴァは濡れていた防水スーツを上半身だけ脱ぐ。
 胸板が割れた筋肉質な肉体。
 ジュリアナは男の身体を初めて見る。
 
 ギシッ。

 シヴァがベッドに片足の膝を立て乗り出して来る。
 ジュリアナは胸の鼓動が早くなってきた。

「………わ、私………は、初めてで……どうしていいか………。」
「うん…………。俺も好きな女を抱くのは初めてだよ。…………触ってごらん。」

 シヴァは、ジュリアナの手を持ち、自分の胸に手を当てさせた。
 ジュリアナと同じように、鼓動が早い。
 好きな女を抱くのが初めて、と言うシヴァに、経験がある女なら、ヤキモチを妬くだろう。
 だが、ジュリアナにそんな余裕等は無い。

「…………私と一緒ね……。」
「俺にとっても、君は初恋だよ。」

 ジュリアナの頬を撫で、熱いキスを繰り返すシヴァ。
 恥じらいのあるジュリアナに、ドレスを一気に脱がせると恐怖心を与えると思ったシヴァは、ドレスの上から、豊かな胸を触る。
 胸の頂点が何処にあるか探るようにゆっくりと優しく撫でていく。
 ジュリアナがキスに集中するように、キスは止める事はしないシヴァ。

「…………あっ…………はぁ……。」

 吐息に混じる喘ぎ声が漏れ始める。
 キスもまだ濃厚に執拗に舌を絡め取られ、徐々に身体を捩るようになる。
 もどかしさと、照れくささと、緊張感、自分が自分じゃなくなるような感覚のジュリアナ。

「ジュリアナ……もっと君を見たい………いい?」
「……………。」

 顔を自分の手で覆い、頷くしか出来ない。
 見られたくないし、恥ずかしいし、自分を見るシヴァを見たくないような、そんな感情が巡る。

「…………。」

 胸迄、ドレスを開けさせたシヴァは、ジュリアナの胸の頂点を咥えた。

「あっ!!…………やっ……!!」

 シヴァの舌で、転がされる尖端、ぷっくりと天井に向けて勃つそれは、愛撫がしやすくなっている。
 長い指と舌で弄ばれる胸に、チクッとした痛みが走ったジュリアナ。

「……………痛っ!」
「……………俺の物という印を付けたよ。」

 胸の谷間に赤く充血したキスマーク。
 指でそれをなぞり、また唇にキスをする。
 
「…………愛してるジュリアナ。」

 愛を囁かれ、涙が伝うジュリアナ。

「ジュリアナ?」
「…………な、何か嬉しくて……。」
「うん、俺も嬉しい。」

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