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「あはっ、あ、っあん……」
ベッドに押し付けるかの如く、グリードの全体重がリリアーナの一点だけに集まっている。
【リリ………想像しろ……この私の想像する卑猥な映像迄な……】
「っ!…………い、いやぁ………グリードっ……お、お願……身体の中が如何なってるか……見せようと………しないでぇ!」
グリードがリリアーナの隘路の感触が如何なっていて、グリードの杭の先端がリリアーナの子宮口に嵌まる映像をグリードは想像していた。
それが、リリアーナの脳内に移り出されたのか、流れ込んで来たのだ。
子宮口に嵌まる先端から、グリードの先走る汁とリリアーナの蜜が絡み混ざり、ヌルヌルと滑った映像が、リリアーナも見えてしまっている。
【一緒に見よう、リリ………腹の中に子種が流れる迄な………】
「っ!」
想像してしまうリリアーナは、一際グリードを締め付けて行く様な気がした。
流れ込んでくるであろう、グリードの熱を待ってしまっているからだ。
「くっ………そうだ、リリ……締め付けてくれっ!…………そして、孕んでくれ!」
この日は妊娠しやすい周期ではなかったリリアーナだが、グリードからの熱であれば、妊娠してしまいそうだ、と錯覚してしまうぐらい激しく求められていく。
ドクッ、ドクッ、と熱い脈と共に、映像がリリアーナの脳内をいっぱいにされ、リリアーナは全身でビクビクと奮えながら果てた。
「…………はぁ……はぁ……リリ……コレで終わると思ってないと思うが………次はこんなモノではないぞ?」
「…………こ……」
「こ?」
「公務………や……仕事……ある……わよね?」
「勿論あるが、私がリリと愛し合う時間は優先すべき事だし、新婚なんだから1回では足りたいだろう?」
「…………解毒したばかりなのに……無茶しないでよ………」
幾ら、リリアーナが解毒したといっても、体力も落ちる筈で、致死量となる毒を飲んでいるので心配が拭えないのだ。
それなのに、グリードは続けようと、リリアーナの体勢を横にし、片足を抱き抱え、またリリアーナの中に戻ろうとしている。
「っ!」
「私は人間でもあるが、竜なんだ。魔力は勿論の事、体力も回復力も、一般的の人間とは差があり強い」
「大丈夫、なの?」
「寧ろ、リリが私に解毒と浄化を掛けてくれたから、もう調子は戻ってるな。私にはリリの方の解毒が済んでいるのかが心配するが」
「私は聖魔法があるから、毒は効き難いわ」
「それなら問題は無いじゃないか………ほら、もっと私を欲しがってくれ」
「っあっ………はっん……はぁっあ………」
既に潤んだ泉に蓋をする様に、溢れてはならぬ、と優しくグリードはリリアーナに挿入る。
一度果てたグリードの2回目は、リリアーナを激しく貪る事はしなかった。
焦らす様に、胸を揉み、秘蕾を剥くと、リリアーナの感覚を研ぎ澄ませ始めた。
「気持ち良いか?」
「っ……う……ん……気持ち……良……い……」
リリアーナが感じる場所を探るグリードからの降り注がれた眼差しを、リリアーナも慈しむ目線で返す。
「くっ……そんなに煽って………これ以上、如何やって愛を語れば良いんだ!」
「っあんっ、あぁぁぁっ!」
煽ったつもりは無かったが、リリアーナの顔が高揚感漂う物だったに違いない。
休憩のつもりであっただろう、止まっていた律動が再開された。
何度も突かれ、リリアーナは醉がる事が止まらない。
「も………も……」
「もっと?」
「ち、違……」
果て過ぎて、疲れてくるともう無理と思い、言葉を出そうとするが、グリードは分かっていても、自分が果てる迄は止めなかった。
2度、3度、とリリアーナは注がれ、体力の限界が来ると、グリードはリリアーナを解放する。
眠そうなリリアーナの髪を手櫛で漉き、労いの言葉が耳元で囁くのだ。
「今夜も可愛かった………リリ……愛してる」
「グリード………私も愛してるわ……でも……眠いの………付き合えずにごめんね……」
「寝るといい……私も眠る………また夢の中で会おう……」
「…………シないわよ?」
「ははっ…………夢でのまぐわいは、会えなかった時の対応策だ……今は現実で抱ける………満足しているし、夢での時とは比べ様もなく、今の方が幸せだ」
「…………うん……私も……」
リリアーナはもう瞼が重く、夢の中へと誘われて行った。
「おやすみ、リリ………」
リリアーナはグリードに抱き締められながら眠り、グリードはリリアーナの寝息を聞き安堵の表情を浮かべ、リリアーナの後を追うように眠りに着いた。
翌朝から、リリアーナも王太子の妻として、后教育の復習や、公務の引継ぎ等を請負う事になるので、忙しくなるだろう。
それに加え、結婚式の準備も始めなければならず、束の間の休息がグリードとのベッドの中になる。
デュークの事や、番い候補だった令嬢達、リリアーナ反対派勢力と争う事にもならない様に、リリアーナもグリードもしたかった。
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